お盆休みも終わりで各地で渋滞になっています。
今日は122箇所で5㎞以上の渋滞が予測されていました。
そんな渋滞ってイライラしますよね。
その時、体には何が起こっているのでしょうか?
イライラとは感情の「怒り」ですが、その感情が起こるのは大脳。
大脳は3つで構成され、表面から
大脳新皮質
大脳辺縁系
脳幹
となり感情に関わるのは大脳新皮質と大脳辺縁系。
大脳辺縁系は本能に違い感情が発生します。怒りの他に食欲 性欲 睡眠欲などもここになります。
怒りはは大脳辺縁系の扁桃体で捉えられるとノルアドレナリン(神経伝達物質)が分泌されこれが交感神経に働きかける。
怒りを感じると闘ったり、逃げたりするしようとする態勢を作るため血管を収縮、心拍数上昇などが起こる。
この交感神経が緊張している状態が長く続くと、特に影響を強く受ける細い血管(毛細血管)が収縮し、血球を壊し血液がドロドロになってしまうんです。
大脳の表面である大脳新皮質は思考や判断など知的なところを司ります。
怒りを感じると大脳新皮質の前頭葉が抑制しようと働いてくれるのです。
しかし抑制するまでにタイムラグがあり数秒かかってしまう。
怒りを抑えるのに6秒待てと言われるのはその為。
体調が悪かったり、空腹 寝不足 疲れは怒りを感じやすくなります。
「笑い」は副交感神経を優位にしてくれるので渋滞にイライラせず笑ってお盆休みを締めくくって下さい。