普段、新聞やニュースなどで目にする「死亡率」。
これはどやって計算されているのでしょうか?
計算方法は「一定期間におけるその病気による死亡者数÷総人口」になる。
この総人口とは国や都市、地域など病気の発生しているエリアで変わります。
一定期間も月単位や年単位などあるが1年で計算する事が多い。
なので死亡率の高いエボラでも25〜90%の間で変動する。ちなみに平均は50%になる。
その他死亡率が高い病気としては
ペスト 65%
マールブルグ熱 80%
AIDS 90%
炭疽症 92%
狂犬病 100%
狂犬病は狂犬病ウイルスに感染した動物に咬まれることで感染。
発症してしまうと100%死亡する恐ろしい病気!
潜伏期間は20〜90日
発症するまで頭痛 発熱 咬まれた傷のかゆみ 音や光の刺激で筋肉がケイレンする。
ウイルスは神経を伝わり脳に達し脳炎を起こす。
現在でも発症前に感染した事を診断する事ができないが、咬まれた後でもワクチンが有効(曝露後接種)。
毎年3万人以上も死亡する病気。
流行地域としては中国 インド インドネシア タイ アフリカ 南米
今年はブラジルでオリンピックでテロやジカ熱などの問題もありますが、行かれる方は狂犬病も注意して下さい。