暖かい日も出てき春が近くなったのを感じます。

春は草花や動物が活動を始める時期ですが心がついていかず、精神が不安定になる時期でもあります。


そんな精神に関係がある病気の1つに「眼瞼(がんけん)痙攣」があります。


眼瞼痙攣は自分の意思とは関係なく目の筋肉に収縮が起こる病気。

初期症状としてまぶしさを感じたり、目が乾く(ドライアイと間違えやすい)。

さらにすすむと
・まぶたがピクピクする
・不要なまばたきが増える
・自由に目を開けることが出来ない
などの症状がでてきます。

必ずしもピクピクするわけではないんですね。

40~50歳代の女性に多く男性の2.5倍にもなり数十万人の患者さんがいると言われてる。


ハッキリとした原因は解ってませんがストレスや遺伝 加齢、薬物(安定剤 抗精神病薬など)がきっかけとなり脳の回路が不調を起こすと言われています。

脳の異常と言われていますがMRIでは映らないそうです。


病院へ行くと他の病気(ドライアイや顔面痙攣など)の区別をするためのテストをうけます。

治療法としてはボツリヌス毒素を使ったボトックス注射で目の周囲の筋肉を弛緩させるのが一般的になっている。


西洋医学では心の働きは「脳」ですが東洋医学では臓器(五臓)に宿っていると考えます。

特に意識的な活動を統括しているのが心(臓)に宿る「神(しん)。

心に関係するツボは手や腕に集中しており今日紹介するのは手のひらにある「少府」と言うツボ。

少府はまず手を握ります。そうすると指先が手のひらにつきますよね。

その時に小指と薬指が触れる所の中間にあります。

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大体このあたり。

左右押してみると症状がでる側に圧痛がでます。

心神の慢性的な不安定によく効くので使ってみて下さい。