とうとう12月!今年も残り僅か、あっというまの1年でした。

12/1は世界エイズデー
WHOが1988年に制定、エイズ問題への人々の意識を高める目的でつくられました。

先月のチャーリー・シーンのエイズ告白でも話題になりましたね。


良く言われている「HIV感染者が増加している先進国は日本だけ」の一番の問題は日本人がこの事に無関心だからです。


HIVとはヒト免疫不全ウィルスの事で、免疫細胞(Tリンパ球やマクロファージ)に感染する。

HIVに感染すると免疫細胞内でウィルスが増殖し、体から徐々に免疫細胞が減っていきます。

そうなると普段では感染しないような病原体にも感染するようになる。この状態をエイズ(後天性免疫不全症候群)という。


エイズの潜伏期間は昔は8~10年でしたが最近では3~4年で発症するケースが多くなっているようです。

薬の開発も進み、早期でしたら発症を止めることもできるようになってきましたが、日本では無関心の影響で
「いきなりエイズ」
が多い。


先ほども言ったようにエイズになるのには潜伏期間があり、感染してすぐにエイズになるわけではありません。

しかし日本では感染しているのに気がつかずエイズを発症して初めて気づくのが新規HIV感染者の3割もいるんです。


HIVに感染しても自覚症状がほとんどなく風邪に似た症状が出るくらいなので検査がとても重要になる。

10年程前から保健所や病院に行かなくても自宅でHIV検査ができるようになりました。

自分には関係ないと思わず対策をしっかりととりましょう。