季節の変わり目で、昼間と夜間の温度差が大きくなってきましたね。

こんな時は自律神経が乱れ調子を崩しやすくなります。


自律神経は交感神経と副交感神経がありますが、ヤジロベーやシーソーのようにバランスをとり無意識に体の機能を調整しています。

なので交感神経だけが働き続けても副交感神経だけが働き続けても病気になってしまいます。


免疫に関わっている白血球ですが、95%は顆粒球とリンパ球で占められています。

白血球の割合は正常範囲で35~41%。顆粒球は54~60%になります。

交感神経が優位だとリンパ球は35%より少なく、顆粒球は60%より多くなり

逆に副交感神経が優位だとリンパ球は41%より多く、顆粒球は54%より少なくなってきます。



爪もみはしっていますか?
爪の根元を刺激する治療法です。

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この爪の根元、赤い点を

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反対の手でギュっとにぎります。


爪もみは以前から自律神経の自己調整にはいいとされています。

この爪の根元、指によって交感神経か副交感神経に作用するのが変わってきます。

少し爪もみを知っている人は「薬指を押さない」って聞いたことがあるかもしれません。

最近では薬指が交感神経を高める事がわかってきました。


爪もみの実験では白血球数や顆粒球数、リンパ球数の変動を調べました。

薬指以外の4本の指の刺激ではリンパ球の数や白血球中な割合が増え

薬指のみの刺激ではリンパ球の数や白血球中の割合がへりました。

白血球数が減るという事は免疫力が低下している状態。

五本全ての指を刺激したところ高すぎたリンパ球が正常範囲に戻り、白血球数と顆粒球数が大幅に増えたそうです。

指によって効く症状は変わりますが刺激するのは全ての指をした方が効果があるというデータです。


爪もみのやり方は指1本につき10秒刺激、押して痛みの強い箇所は20秒刺激しましょう。

それを1日に2セット。

次回は爪もみの指べつ症状についてです。