おはようございます
今日はコリについてです。
コリと言う表現は江戸の末期の書籍にも登場し、夏目漱石の「門」が新聞に掲載され広まったと言われています。
それ以前は「肩が張る」など張ると表現されていました。
張るは引張られている状態で、凝るは一箇所に集まる事なので意味が違ってきます。
そもそもどうしてコルのか?コリのメカニズムはどうなのか?
・同じ姿勢が続く、姿勢が悪いなどで筋肉の柔軟性が落ち縮こまる。
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・交感神経が高まり血流が低下
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・筋肉に二酸化炭素や老廃物が溜まり酸欠状態になる
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・痛みの原因ブラジキニンや、痛みを強くするプロスタグランジンなど発生
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・凝りや痛みを感じる
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・更に筋肉が硬くなる
という悪循環になります。
そもそも筋肉は動かし伸び縮みすることで血管を圧迫してポンプの様に血液を送ります。
凝りを感じる部分が普段使われていないということ。
自覚症状がなくても押して痛い場合は凝る一歩手前なんです。
凝りは感覚も鈍くなりますので押しすぎると後々に炎症を起こし痛くなる場合があるので注意。