今日は糖尿病第二弾!


実際の糖尿病では怖いのは合併症という前回の話しに続いて!


糖尿病では高血糖のため血管壁が傷んできます

それが続くと血管が弱り、最終的には血管が詰まります。


詰まってしまうと細胞に酸素や栄養が送れないので細胞が死にそうになります。


死なないようにする為に新しい血管をつくる訳ですが急いで作るで欠陥住宅並みの弱い血管ができます。


この新しい血管について今年7月に発表された論文があります。

2型糖尿病の肝臓からセレノプロテインP(タンパク質)が過剰に作られ分泌される。

これが新しい血管を作ろうとするのを止めようとする。

このタンパク質のせいで足を切断などの合併症が起こりやすくなるというものでした。


鍼治療には糖尿病の患者さんも多く来ます。

鍼治療で効果が出やすい人は2型糖尿病で発病してすぐの人や軽症~中程度の症状。

痩せている人よりも肥満~標準体型の人は効果が大きい。

自分でケアするのに運動 食事は必ず行いますが一緒にツボを刺激すると効果的です。


ツボ
背中にもツボはあるのですが今日はセルフで押せるツボ。

足三里
スネにありお皿の下にある外の窪みから手のひら分下。


三陰交
内くるぶしの手のひら分上。


曲池
肘を曲げてできる外側のシワの端っこ。

響くように押して下さい。決して痛いまで押さないように。

糖尿病では感覚が鈍くなりやすいので押し過ぎに注意!。

1箇所1分目安で押して下さい。