昨日の子宮内膜症や疲れる原因の一つに『冷え』があります。
女性の4割が夏冷えに悩んでいるというデータもあります。
エアコンにより汗をかく機会がへったからです。
これは環境による冷え(外因)なので風に直接あたらないようにしたり、服を着たりして防ぐ事ができます。
それ以外にも冷えになるには体の中が原因(内因)で冷える場合もあります。
これには大きくわけて3つのタイプがあります。
気虚(ききょ)タイプ:気が不足している
原因 過労 睡眠不足 など
エネルギーが不足している状態。血液を運ぶ力が落ちる。
特徴 顔色が黒くなる 眼の下にクマができる。
疲れやすい
足腰が弱い、冷える
呼吸が浅い
気虚に良い食材
ジャガイモ 豆 鶏肉 えび
食べ物を消化するにもエネルギーが必要になるので消化に良い煮込み料理などがおすすめ
例)エビのビスク風スープ(クックパッドでしらべてね)
血虚(けっきょ)タイプ:血が不足している
原因 胃腸が弱くて栄養が吸収できない ダイエット 偏食 出血
特徴 手足が冷える
顔色が青や黄色
肌にトラブルが起こりやすい
めまい
血虚に良い食材
ひじき 海苔 ニンジン レバー
青魚の血合い部分にはヘム鉄が豊富 今ならカツオが美味しい
例)餡掛けしっとりがんも 油をあまり使わない料理がおすすめ
気滞(きたい)タイプ:気や血の流れが悪い
原因 ストレス
特徴 上半身 顔は暑いがお腹や足を触ってみると冷たい
顔色が紫
胸や脇が張る
おならやげっぷが多い
気滞に良い食材
香味野菜(春菊 三つ葉 セロリ) ストレスを発散してくれる
レバー しじみ キャベツ 柑橘類
例)野菜たっぷり豚汁 最後に柚子があれば皮を入れて下さい
自分の冷えの原因をみつけて夏をのりきりましょう。