おはようございます!
昨日も昼にはまだぶんてんへ行ってきました。
丁度、海軍カレーパンが焼きあがったところで熱々をいただきました。
海軍カレーも横須賀を代表する食べ物で、旧帝国海軍に由来を持ちます。
海軍軍人の病死の多くがビタミン不足からなる脚気。
その原因は白米中心の食事であったためで、イギリス海軍を参考にした香辛料の入ったシチューをご飯で食べやすいように小麦粉でトロミをつけました。
この小麦粉を炒めて作ったルーを使うのが特徴です。
皆さんもうご存じだと思いますが、カレーの香辛料と漢方は名前が違うだけで同じなものが沢山あります。
香辛料 漢方
ターメリック ウコン
チリ 唐辛子
コリアンダー 胡子(ずいし)
シナモン 桂子(けいし)
フェンネル 茴香(ういきょう)
クミン 馬芹(うまぜり)
など
そのなかでもカレーの色付けに使われるウコンの成分を紹介します。
クルクミン:ドリンクで有名になりましたが胆汁の分泌を促して肝機能を強化する
秋ウコンには3%含まれているが春ウコンや紫ウコンにはほとんど含まれていない。
α-クルクミン:抗がん作用、動脈硬化予防
シオネール:胃を強くし殺菌、防腐効果がある
アズレン:炎症や潰瘍をなおす
カンファー:強心作用
ウコンは生姜の多年草で世界で50種ほど確認されています。
油に溶けやすい性質を持つ。
肝臓を強くしますが肝硬変などの疾患を持つひとには逆に毒になるので注意!!
死亡事故や肝炎のひとがアルコールと一緒に摂取すると悪化するという論文もあります。
またハーブやウコンは睡眠薬、降圧剤、抗うつ薬、免疫抑制剤などの薬効を弱めます。
体内で薬や毒物の成分を分解、排出する作用があるからです。
薬も毒ってことですよね。
ウコンなんかは鬱金と漢字で書くぐらい日本では鬱(うつ)を払う薬として用いられてきました。
自然の力はすごいですよね。
余談ですがこんなものを見つけました!
日本人のカレーに対する熱い思いを感じました。
