おはようございます。
浦賀は雨が降ってきました。
今日は糖尿病について。
世界では3億8000万人の糖尿病患者がおります。
1位中国
2位インド
3位米国
日本は10位で950万人(2012年)です。
5年に一回、国民健康・栄養調査結果が出るのですが前回2007年よりも60万人も増えています。
人口10万人に対しての死亡率は
ワースト1位 徳島県 17.6人(6年連続)
2位 香川県 17.4人
3位 福島県 16・1人
ベスト 1位 神奈川県 7.1人
母が香川県の出身ですが、香川県の正月のお雑煮は、甘い白みそに丸いお餅が入っているのですがお餅の中にもあんこが入っています。
もともと砂糖が貴重だったため正月だけでもという風習らしいですがかなり甘いです。
糖尿病にかかってからでは遅いですが、実はかかる前にある徴候がでます。
『耐唐野能異常』といわれ血糖値が少し高めになったり(空腹時血糖110~126㎎/dl)、インスリンが糖尿病発症まえに逆に過剰に分泌(高インスリン血症)されることがある。
糖尿病はそれ自体は怖い病気ではありません。怖いのは合併症、心疾患や脳血管疾患に進展してしまうものが多いです。
鍼灸治療にも糖尿病の患者さんは多いですが、初めから糖尿病治療目的で来院される方は少ないです。
肩こりや腰痛などの疾患でおみえになります。糖尿病患者の共通点としては神経血管がダメージを受けるので痛みや、痺れが取れにくくなっています。
なので糖尿病のアプローチや体質改善の治療をしてから痛みの治療をおこないます。
日本の糖尿病患者の95%は2型糖尿病といって生活習慣が関係している事が多く治療だけでなく食事についてや運動についてもアドバイスしていきます。
病気の常識が変わる事は珍しくありません、そのような情報もわかりやすく伝えていければと思います。