おもちゃ箱をひっくり返した様に
人、物が溢れてるこの世の中に
遂に有毒なガスが撒かれるらしい。

地位のある者は月に逃げ
(そこまで世の中が発展していたのか、と感心した)
それが出来ない者は、不気味なマスクを着けはじめた。

僕は後者だ。
ひとつ違うのは、僕はそんな不気味なもの、着けていない。

どうせ終わるんだ。
足掻いたって無駄だ。
なら、まだくすんでいない青い空、この目に焼き付けとこう。

煩いこの街中も
排気ガスに包まれた空気も
今思えば嫌いじゃ無かった。

同じマスクばっかで誰だかわかんねぇ

そんな事思いながら横断歩道を渡る。

僕を不思議な目で追う奴ら。
月から哀れんだ目で見てる、地球を壊した奴ら。
愛してるぜ。




タイムリミットまで、あと2日。


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