【先行争い】
単純に速いのは前半3F34.1の朝日杯でハナ切ったセットアップなんでしょうけど。 遠征明けに加えて58キロなのと、戸崎Jへのスイッチがどう出るか。 基本的には出して行くんでしょうが51キロメイショウヨゾラが速ければ無理はしなさそう、ただメイショウもここ2走はマイルで36.0と35.5のスロー逃げではある。
まあそれで煮えきらない戦績だけに、アネモネSの34.5までは行かなくとも近いくらいで入らないと、わざわざここ使う意味はない気もする。 51だと石橋脩Jは乗れないでしょうし若手使うのかな？ しっかり打ち合わせして臨んで欲しいもんです。
シリウスコルトも3F34.2の皐月賞では最初メイショウタバルより速かったぐらい、アレグロブリランテよりスピード能力は普通に上では。 ただこの馬的には35.2だった弥生賞みたくゆっくり進めつつ先行する形が理想だと思う、リズム重視でポジションは二の次になる気がしてます。 アレグロの方が少々無理してでも行きたそうな感じはありますけど、この馬も56キロですしそう簡単ではないか。 なんとか離れた二番手にでもなれればといった所かもしれません。
ちなみにこのレースの近2年の前半3Fは、去年はグラニットの逃げで35.5、一昨年はショウナンマグマの逃げで34.9。 結果的に何が行くことになっても、似たようなもんかもうちょい速いくらいじゃないですかね。 となると今年も内前優先で差しが届いたとしても外からは厳しめ、例年通りの基本イメージで臨みたいと思っております。
【シリウスコルト】
上でリズム重視とは言いましたがそんなに後ろからにはならないのでは。 単純に青葉賞の2頭とか他の人気サイドよりスピード能力高いでしょうし、これまで中山中心に使われてきてここ向きの機動力は既に示してる。 地味に福島に勝ち鞍もあるし、そもそも弥生賞やホープフルSの内容から世代限定のGⅢなら力上位かと。 宗像先生は見込まれたと言ってるみたいですけど、冷静に比較すると56キロはむしろ恵まれた部類に思えます。
宗像厩舎と言えば、名を揚げたのはバランスオブゲームやウインブレイズがいたあたり。 最後に存在感示すのはこれぐらいの条件がちょうどいいのかもしれません。