このレースは過去10年で馬券になった30頭中、25頭が53〜55キロ。 83%もあるなら実質主力と言っていいんじゃないですかね。 今年は53なしで54が4頭、55が1頭。 まずはそのあたりからチェックして行くとします。












【ヤマニンアドホック】





2・3走前見るにインで器用に立ち回れそうなタイプ。 このレース向きと言っていいでしょうし前走みたいな形じゃなくても問題なく力は出せそう、内枠引いて良い所に収まれば普通に圏内の一頭かと。 重の中山牝馬の日のインでもしっかり走れてただけに多少雨残ると尚良いのでは。





まあ今回そこまでキレる馬はいなさそうだし、緒戦の内容からしても外出すことになってもそれなりにはやれそうですけど。 開幕週だし近年傾向からしても外枠引いてずっと外ってのはやはり相応にマイナスか、鞍上のキャラもあるのでまずは内めの枠引く運があればと思います。












【ショーマンフリート】





陣営の言うように夏馬だとすれば冬場の重賞2戦はノーカンとする手もあるのかもしれませんが。 前走にしても最後は迫られてたし前々走はヤマニンを捕まえきれず、適性云々の前にもうワンパンチ欲しい感否めない気はしますな。





この馬もレース自体は巧いので、そこそこの位置取ってスムーズに運んで展開が向けばハマる可能性はあるかもですけど。 他と比較して強調材料があるとすればハンデくらいでしょうし、ハンデにしても同斤なら正直ヤマニンの方が上な気はする。 穴人気するようなら少し下げたい気持ちはありますね。












【ログラール】





モーリス×ディアデラマドレで地道に成長してる雰囲気、まだまだ伸び代ありそうな感じ。 条件設定自体は合ってそうだし前走みたいなケイバもできるなら幅は広がる、立ち回りと展開次第ではチャンスはあると思います。





ただ勝負どころの加速がもう一つでスプリングSみたく内前決着になると厳しいし、ゲートの出方もまだちょっと怪しい感はある。 相応に上がり掛かった方が良さそうながら道悪となるとそれも微妙っぽい、色々と注文つくのも確かで基本的にはヒモ穴候補の一頭としとくのが妥当と思われます。












【ジュンゴールド】





ややこしそうな馬ですが、今回は今までよりは幾分ペース流れそうでそれがお気に召す可能性もなくはないか。 陣営がどーゆー策を練ってくるか、変に前か後ろかで決め打ちするより意外と新馬戦みたくインで馬群に揉まれる形も悪くないのかも。





まあ結局なんとも言えないってのが正直な気持ちですけど、これまでで一番見どころあったのは緒戦だとは思う。 似たような形でどうなのか、そこを見たい気持ちはありますね。