【ソウルラッシュ】







晩成キャラの育成に定評のある厩舎だけに、過去2年より上があってもおかしくないのは確か。 でも基本的には総合力タイプで何かの能力が突出してる印象はない馬、去年のマイルCSと香港マイルで違う形でナミュールに連敗してるのは当然マイナスだと思ってます。 どっちもモレイラJが乗っててのそれなわけですしね。










安田記念はそーゆータイプよりキレとか舞台適性とか一芸に秀でてる馬が強いレース。 この馬だけで考えても前が開かなかった一昨年はノーカンとしても、前が開いた昨年もインからもう一つ伸びきれず。 外からまとめてぶっ差す脚もないでしょうし、ここはやはり雨でみんなの脚が遅くなるシチュエーションが欲しいところ。










まあそうなるとこの馬と香港馬で決まる可能性が高まるだけに、それはちょっとなぁと正直思ってるんですけども。 意外と曇りの時間帯も多そうな雰囲気ですが、果たして天が何を望むのか。 下界の者は顔色を窺うのみであります。














【セリフォス】







道悪適性もそうですけど、『今の状態でよく走れた』みたいなコメントのあった前走からどこまで上げて来られてるかが大きなポイントかと。 ただこの馬は引っ掛かるのであんましバキバキに仕上げても怖いトコはある、ふわっと乗るのが苦手そうな鞍上だけに尚更ですわな。










まあダイワメジャー産駒に早熟イメージはない、むしろ一線級に関してはノーザンテースト的に渋太く持続するのがウリだと個人的には思ってるので、衰えなんかを気にする必要はないと思いますが。 色々と注文つくのも確か、軸とゆーより相手の一頭として考えとくのがベターと見ております。












【京王杯SC組】







この組が馬券になったのは7年前、1着サトノアラジンと3着レッドフォルクスの年が最後。 その後の6年で(0・0・0・13)、そもそもほとんど人気にもなっておらず近年は安田記念に少しでも脈ある馬はそこは使わない。 実質GⅢくらいの格として考えて問題ないと思われます。










ただそのサトノアラジンが勝った年は1番人気イスラボニータ2番人気エアスピネルで傑出馬不在、今年と状況は似てなくもない。 レッドモンレーヴもダノンスコーピオンも本質的には安田記念向きの大箱外差しキャラではある、人気もないでしょうし少しは拾っておきたい気持ちはありますかね。 










とはいえどちらも去年負けてるわけだし、このレースのロードカナロア産駒は(0・1・1・6)でアーモンドアイしか馬券になっておらず、しかも2度とも負けてる。 ロードカナロア自身安田記念はギリのチャレンジだった印象で、本質的に合う設定なのかは疑問なところ。 騎手時代にこのレース勝ってる福永師と蛯名師がどこまで手腕発揮できるか、厳しい戦いでしょうけど少しだけ3着穴で注目しておくとします。