【メイショウタバル】





近10年のダービーで逃げて馬券内はエポカドーロのみ。 その時の1000m通過が60.8、この馬の毎日杯の1000mが59.6だけに目標としてはそのあたりが現実的でしょうか。 無論単騎で逃げて折り合えればの話ですけど。





毎日杯は結果的に圧勝の形になったとはいえ後傾でスロー扱い、元々坂の下りとか後半性能で強いイメージの馬で飛ばす形で2400を粘れる感じはちょっとしない。 57.8の暴走ペースを2番手から押し切ったロジャーバローズを当てはめるなんてもってのほかかと。








そもそもこの馬逃げたのは近2走だけで、差して勝ってる浜中J的には何か行ってくれるならその方が有難いと思う。 まああるとすればユタカさんの馬ぐらいで何か出し抜け的に行く馬がいないとそれは叶いそうもないですが、とにかく前走とか先週のオークスみたいなことにだけはしたくないでしょうから、基本的には引っ張りまくって前半スローととりあえずは見たいです。





なので1800ベストと思われるこの馬がもし残るとすれば、スローなのに大逃げの形に自然となることしかないのかと。 やることやって、あとは早めに動いてくる馬がいないことを祈るのみと思われます。












【ダノンデサイル】





2回に1回出遅れており、出遅れた2回とも敗北してるってのはちょい気になりますな。 この馬も最後は外に出したいタイプでしょうけど、他の外差し馬より前めにつけられるのがウリみたいなトコはある。 京成杯でアーバンシック抑えられたのもそーゆーことでしょうしね、出遅れるとそのメリットなくなってしまうのは普通に痛い。







スタートさえ決まれば場合によってはマイスタイル的なオプションも発生するんでしょうが、内枠引いて出遅れたりするとインで揉まれるケイバはしてきてないので一気に苦しくなる。 高速府中でまともな差し比べしてアーバンシックやレガレイラを上回れる根拠はないだけに、まずはとにかくスタートをと思います。












【シュガークン】





今後のこともあるし基本的には逃げないと思いますけど、スタートと他の出方次第な部分はありますかね。 いずれにせよインで立ち回れるのがウリだけにそーゆー枠と馬場展開を祈るのみか。 兄キタサンブラックにライバルだった父ドゥラメンテの要素がどれだけ加わってるのか、ここは秋が楽しみになる走りを期待すると致します。












【ショウナンラプンタ】





この馬のウリは去年のハーツコンチェルトにかなり近い戦績なことと、ゆきやなぎ賞みたくインで立ち回っての差しを打てること。 母父アンブライドルズソング系はそのハーツコンチェルトにコントレイル・スワーヴリチャード、父はキズナだしダービー要素はかなり強い血筋と言って良いかと。 青葉賞のレベル自体は去年の方が気持ち上だったかもしれませんが、ピンク帽苦戦のレースで外々回す形ながらしまいはよく伸びてたんじゃないですかね。 





もちろん外枠引いてレガレイラらと似たようなケイバして得があるとは思えないので、差別化の意味でも内めの枠が欲しいところ。 鞍上もインの意識は高い人、まあそれがマイナスに働くことも多いんですけど、ここはJRAの競馬に於いて最もチャレンジすべき舞台ではある。 良い風が吹くようならワンチャンあっていいのではと考えております。