◎ホーエリート
○ステレンボッシュ












ディープ産駒がおらず種牡馬の端境期の現在、『高速良馬場でも敢えてスタミナに寄せる』ことがこのレースの一番のキモではないかと。 距離面のマイナスをキレやスピードで補える天才型の出現率は下がってると思うし、近年好走したハーパー・ドゥーラ・スタニングローズ・ハギノピリナあたりはキレッキレとゆーよりはスタミナ寄りのタイプ。 高速府中じゃキレが足りないとか速い上がり出せないとか、そーゆーイメージを過度に持ちすぎるのは良くない気がしております。










かといって重い馬を買えばいいとゆー話ではもちろんない。 ホーエリートは2走前のフリージア賞が詰まりまくりの7着だったわけですが、それでも上がりは34秒フラット。 まあスローでレースレベルも低かったとは思いますけど団子状態でかなりごちゃごちゃしてたのは確か。 個人的にこの馬はトニービン色がかなり濃い馬と見てるので、外に出して伸び伸び走らせたらアドマイヤベルよりは普通にキレてたと見てます。 前走のフラワーCにしてもあんまし器用に捲れず、大外回してスピードに乗るの遅れてるわけですしね。












そのフラワーC後のコメントで原Jはもーちょい前づけしたかった的なこと言ってたので、今回出して行くとあんまし良くないなぁと思ってたんですが。 折り合い優先の意識が高いみたいでそーゆーことはしないっぽい、この枠の並びなら外のラヴァンダ・ヴィントシュティレ・チェルビニアあたり行かせてステレンボッシュの外隣りで自然と中団つけられるのでは。






ライトバックやスウィープフィートあたりは折り合いのこともあるし、溜めて末脚引き出す意識が強そうだけに外からプレッシャーかけるみたいなケイバはたぶんできないと思う。 この枠の並びならおそらくそう無理なく外には出せる、あとはステレンに合わせて動きつつ、キングマンボ×エアグルーヴの父とステゴ×デピ×ニジンスキーの母からの秘めたる舞台適性に期待。 そんな運びとなりますね。












あとはやはりとゆーか、原Jならってのも少しはあります。 中央地方海外含めてGⅠは16・12・6・7番人気にて5・2・2・4着、もちろんテソーロの馬が凄いのはあるんですが、やや気難しそうな印象あるやり手オーナーが脈アリの大舞台にちょっと知ってる程度の騎手なんて普通は乗せないかと。 実際何か持ってそうなのは騎乗ぶり見てても伝わってくる、ここらで想像以上の大仕事があっても不思議ないと考えております。