【スタニングローズ】







前走は休み長かった中よく立て直して頑張ったと思いますし、単純な力量はここでも上位だけにナメていい存在じゃないとは思うのですが。 キャラ的に阪神2000→府中1600でしかも高速となってプラスがあるとはちょっと考えづらいか、半マイル46秒台の経験そのものが去年のこのレースしかないってのは主に追走面で良いはずないですしね。










去年のこのレースに関しては状態微妙だったうえに出遅れてるのでノーカンでいいでしょうけど、仮に今回同じぐらいのペースだったとしてスムーズに無理なく先行できるかと言われるとなんとも。 表面上はできたとしても例えば大阪杯のタスティエーラみたく実際は脚溜まってなかったってことはよくある話。 まあこれぐらいのGⅠ牝馬は使うトコ限られローテ難しいのも確か、今回は今後の選択肢が少しでも広がる走りができればそれでと思います。












【ハーパー】







こちらもニュアンスとしては近い感じ。 去年のクイーンCではこの舞台でドゥアイズ・モリアーナ・ウンブライルを下してるわけですが、1年ちょい経って最もスタミナに振れたのはこの馬と思われ、同じような結果を求めるのはかなり酷な話かと。












今なら中途半端に前行くよりしまいに賭けた方がまだ可能性はあるかもですけど、上がり33秒台を一度も出したことないってのはやはりネック。 ハーツクライ産駒だけに一度崩れると不安な所も大きい、ここはまだ終わってないことが確認できれば御の字ではないでしょうか。












【モリアーナ】







この馬も本質は中距離馬なんでしょうがスピードあるぶん1600にも対応できてる印象、このテのタイプは細かい適性より馬場展開次第な部分が大きいんじゃないですかね。 安定して速い上がりは使えるのでこの条件でもこの鞍上なら不気味なトコはある、前走は最後ウンブライルに先に抜け出され横切られかけて一瞬躊躇した感じだけに、関東圏に戻り上積みがありスムーズであれば、もう少しやれてもいいのかも。












たぶんイン突きとか中途半端な策を弄するよりロスなく大外へ誘導することをノリさんは選ぶと思うし、ここならそれでいいとも思う。 あとはコース変更で馬場がどうなるか、まあアタマはともかく2・3着の警戒は一応しといた方がいいのかなと考えております。