【タスティエーラ】







近走の内容を踏まえると、距離短縮のここでスムーズに好位取れると考えるのはやや短絡的な感じはしますかね。 3歳春よりスタミナに寄ってるように見えるしそれは血統面からも仕方のないこと。 仮に無理やり出して行ってそこそこの位置取れたとしても、ムーアJやモレイラJクラスが勝負どころで苦しい進路取りを余儀なくされた機動力のなさは、今回条件においてマイナスでしかない。 Bコース初週で良馬場濃厚、スピードに振れると尚更だと思います。





松山Jも悪くはないですが、世界的な名手たちと比較してプラスがあるとはちょっと考えづらいし。 折り合いはつく馬ですけどあんまし強引に出すとどうかと思うところもある。





加えて堀厩舎は2020年以降のJRA重賞18勝中、阪神京都での勝ち鞍はゼロ。 この馬の菊花賞とか2着はあるものの2019年サリオスの朝日杯以来勝っておらず、以前からの課題である関東所属でしがらきメインとゆーロスの多さはまだ完全には克服しきれてない印象。 世代レベルの問題も含め、そんな細かいことはいいんだよと全てを力でねじ伏せられるくらいの器があるのかどうか。 この馬にとってのターニングポイント、注目したいと思います。












【ソールオリエンス】







1800を一叩きとゆーローテはスピード優先のこのレースに向けて悪いイメージはないですが。 その前走中山記念や有馬記念の感じだとあんまし前づけできそうな感じはないですかねぇ、そもそもできても持ち味の末脚の破壊力は落ちるでしょうし。 相変わらずのコーナーリングで機動力を生かせる感じもなく、良馬場濃厚なのも比較上プラスには働かないか。 現在想定6番人気? 除外対象のロードデルレイにも抜かれてるとはなんとも厳しい状況ですな。





ただ混戦だと色気持った馬が多くなるので、一昨年ポタジェが勝った時みたくラストもつれることもなくはない。 そーゆー展開はお誂え向き、前走だってこの馬的には皐月賞くらい走れてる感覚でしょうし別段衰えてるってこともないと思う。 皐月賞以来2戦2勝の2000mのここにバチッとハマる可能性はまだある、まあアタマまで突き抜けるかは微妙でも、最後に2・3着に突っ込んでくるケースは頭に入れておく方向です。












【ローシャムパーク】







展望で触れたように力量や適性よりもメンタル次第かと。 前走前は10日間くらいカイバ食べなかったとかなんか凄いことサラッと報道されてますな、関西輸送とか大丈夫なんですかねぇ。 一応有力視してるんですけどさっぱりの恐れもあるかも、最終的に一番人気に祭り上げられるようだとちょっと厳しい目で見る必要はあるのかもしれません。