過去7年で馬券になった牝馬はスターズオンアース・レイパパレ×2・ラッキーライラック・クロノジェネシス。 全て4番人気以内、且つ他のGⅠでも馬券になってる名牝たちでそうハードル低くないことは忘れずにと思います。












【ミッキーゴージャス】







愛知杯の上位馬たちが中山牝馬Sでさっぱりだったことを思うと、相手関係的にちょっとまだ足りないのかなってのはやはりありますかね。 厩舎解散+鞍上力で無理やり勝たせたような前走から転厩で仕切り直し、身内間の移動なので大幅に下がってることはないとは思いますが、かといって上積みを見込んでいいタイミングでもない気がします。





この鞍上を手配したとゆーことはまあそーゆーことなんでしょうけど、本来早めに動かす戦法ってのは力が抜けてるか奇襲か、どちらかじゃないと基本ハマりづらい形。 そのどちらにも当てはまらないと思われる今回、鮮やかに決まるイメージを抱くのはさすがに楽観的すぎるのかなと。 なんとなくですが次走川田Jがぶつぶつ言いながら修正しつつ乗ってる画が浮かぶ、大きいトコで狙うならもう少し先の方がいいのかなぁと考えております。












【ハーパー】







有馬記念は外めの枠から先行する正攻法の形。 4角では早めに来たドウデュースとのガチンコを余儀なくされ苦しくなりましたけど、この馬なりに最後まで頑張りソールオリエンスとはクビ差だけ。 本質的には大箱向きっぽくても中山2500→阪神2000替わりだけで考えればそりゃプラスには違いない、内めの枠引いてポジション取れればそうおかしなことにはならない気がしております。





ただキレるタイプじゃないので突き抜けるイメージまでは持ちきれないのも確か。 そのあたりは厩舎力や血統の後押し、この馬自身にどれだけの伸び代があるか。 成長力に期待したいと思います。












【ルージュエヴァイユ】







この馬もこの条件であればエプソムCみたいなケイバ、それを内枠からできるならそれに越したことはないのかなと。 大箱ベターっぽい重めの血統とはいえ現状牡馬相手に大きいトコとなると、前走みたくタフに振れるよりはスピードに振れた方がまだ戦えそう。





ゲートと気性の問題があるので再度のテン乗りはプラスではないでしょうし、前走体重増やして更に栗東滞在となってるのがどちらに転ぶかですが。 適度なポジション取れて一脚がハマるような状況であれば侮れない部分はある、枠と馬場次第では押さえておきたい気持ちはありますね。












【スタニングローズ】







休養前の状態が微妙でしたし、間隔空いたことがかえってプラスに働けばいいなとは思いますけど。 バラ一族でまだまだ成長とゆーよりは、完成度の高さをなんとか維持していければみたいな部分はあるのかなと。 もちろんGⅠ勝ってる舞台だし、先行力や立ち回り力から当然軽くは扱えない馬ですけど。 半信半疑な面があるのも確か、様子窺いながら慎重に対応したいと思います。