考えられへん食べ物 | 主体性こそ集大成-Beyond the Borders-

考えられへん食べ物

あのですね、まったくの好き嫌いの話ではあるんですけどね、16年前に上京した時から、ずぅぅぅっとどう考えても考えられへん食べ物がありまして、大阪やインドネシアにいた時はある程度おさまってたんですけど、東京に戻って2年以上経ちますがやっぱり考えられへんと。

それが「立食いそば屋」にあるんですけど、東京に住んでたり、または都市に住んでる人なら行くと思うんですけど、この立食いそば屋で毎日毎晩考えらない食べ物が提供されているんですよ。いや東日本中心に流通してるんですよ。

まず富士そばでもゆで太郎でも小諸そばでも箱根そばでも駅構内やホームにあるそば屋に入りますと。それで、そばを頼む際「天ぷらコーナー」見ますよね。そこにあるんですよ。

えび、いか、春菊、ナス、きす、かき揚げ、コロッケ、コロッケ、コロッケ、クロケット、コロッケ......考えられへんやろ!!!!!!!!!

もう絶対考えられないでしょ!!!!

まず何が考えられないかというと、コロッケは天ぷらちゃうわ!!!天ぷら粉と小麦粉全然違うと。コロッケあるなら、なんでエビフライやイカフライがないねん!!!ぬおおおお、理解できひん!!じゃあ逆になんで、じゃがいも天がないねん!!!!

先週も箱根そばで食べたんですよ。自動ドアをポン押して、店入りますと。食券買います、出します。僕の前に並んでた年配のサラリーマンかな、コロッケそばに、無料クーポン券使って、コロッケ1個追加したんですよ!!!!あああああ、考えられへん!!!!

店員もコロッケそばの食券見るなりテンション上がって、他の食券来た時より、若干高い声で「はいよ!コロッケ一丁!おおお!イエーイ!」みたいな感じで、そばの上にコロッケ2個どんどんとのせるんですよ。滋養強壮剤なのだろうか。はたから見ても、そばの上に乗せる意味がわからないんですよ。

それで、そのサラリーマンの横に席取ってずっと見てたんですよ。そしたら、着席して早々にコロッケ2つがものすごい勢いで汁吸ってべちゃべちゃねちゃねちゃになって、もはやコロッケそば食べているのか、そばコロッケ食べているのか、おじや食べてるのか、だんご汁すすってるのか途中からおっさんすらもわからないような様相になってるんですよ。沼みたくなってるんですよ。わかります?もうね、陶芸教室でお椀作る時の粘土みたくなってるんですよ。歯ないんか!歯がないからそんなんして食べるのか思い、パッと見たらビシィ歯生えてますし。

あかん、まったく答え出えへん。わからん。

店側からしたら利益率が一番高いのがコロッケなのはわかると。それでもいも天がない理由にはならないが。いもの形状維持して揚げるのが難しいのか。

でも、客側がなんであえてそれを頼むねんと。寄付か、寄付なのか。コロッケ=常連的な、私はツウですよ的な店側への合図なのか。わからん。まったくわからん。

もしかしてうまいのか?

別々に食べる時より、何かが生成されるのか。グリコーゲンか。グリコーゲンなのか。

一度食べて見ようかな。3個乗せて。