成功の数より挑戦の数
起業してから多くの若者に出会う機会、共に働く機会に恵まれました。
彼らは10代の時になんらかの競争に勝ってきた人なので非常に優秀です。自分の得意な分野においては自信満々ですし、さらなる成長を求めてやる気のある人ばかりです。
ただ優秀というのは、同年代同期の人かつ日本の中で秀でているだけで、異種混合のビジネスの世界ではそれほど現時点ではたいしたことがない。ただ彼らは自分はすごい!と思い込んでいます。気づきません。はたから見ると「謙虚さがない」とかレッテルを貼られる瞬間がこの時点かもしれません。それは言葉の端々に表れます。
今ここに、AとB、それ以上の選択肢があります。会社の選択肢として私はAがベターだと考えています。ゴールまでの速さと距離的に。ただし未来のことなのでベストかどうかはやってみるまでわかりません。
優秀な若者はBだと言っています。それに自信を持っています。その選択肢はゴールまで遠いし失敗可能性が高い。
この場合、有無言わずBを選びます。失敗すれば会社が滅びるほどの重要な決断でなければ。ただ、Bを選択した彼彼女に責任をもってやってもらいます。やり切ってもらいます。やり切るまで逃がしません。そして任務貫徹のために彼が望むなら支援も惜しみません。
その後、結果が出ます。成功したらもちろん、失敗しても褒めたたえます。「すみません。必ずできると思っていたのですが、できませんでした!自分の力不足でした。本当すみません。」と初めてわかります。
ただ大事なのは、こと20代は、結果がすべてでなく挑戦がすべてということです。極論、何回失敗したかがその後の人生を決めると考えます。
この方法ですが、大企業やメガベンチャーならともかくスタートアップだとコスト的に全員にやらせることは、無駄で遠回りだと思われます。だが実は急がば回れで、一番早く成長するのがこの方法だとチャプターエイトでは考え行動します。
おまえの成長が俺の成長!
おまえの成功が俺の成功!
いけるところまでどこまでもいこう!