無名の会社に入るか。有名な会社に入るか。
実に約8年ぶりに東京に戻ってきてから、しみじみ感じることなのだが、
イベントに参加する、セミナーに参加する、そして名刺交換をすると「アドウェイズさんですね。お世話になってます。○○さん知ってますよ。」と高確率で会社名が知られている。
もはやそこで自社が何かを説明する必要がない。不信感を和らげる努力も必要ない。
もちろんコンシューマー向けの会社ほどではないが、これは衝撃だ。
2007年4月に従業員数100名弱の会社アドウェイズに新卒で入社して以来、支社設立のため、大阪、名古屋、福岡、インドネシア、シンガポールと何百枚、何千枚名刺交換したかわからないが、
常に会社名が知られていなかった。ことごとく会社名が知られていなかった。
むしろ海の者とも山の者とわからぬやつが目の前に立っているとか電話をかけてきたみたいな顔や声をされる。もうそれに慣れていた。
「まず、誰だお前!?」からはじまる。ひどい時には「いつもお世話になっております。」と電話をかけたら「お世話になったことなんてないわ!」と怒鳴られて電話を切られたことすらある。僕はビジネスであってもプライベートであっても見知らぬ土地で、大きな声で、自社を、自分を、その人に会った瞬間瞬時に紹介内容を変え、そして雄弁に語ることにもう慣れていた。どの世代の人であっても、人見知りはしたことがない。だって、相手が自分を自社を誰だか知らないのであるから、インパクトを与えることが大事だ。プッシュが大事だ。発信が大事だ。
でも、もはやそのハードルはない。その一段階、いや二段階上のフェーズにいるのだ。これが大きくなった企業のインパクトか。僕がいない間に、これほど売上などの数字以外の意味でも急成長したということだな。より多くの努力の結晶が結実しているということだな。
もはやこのフェーズでは、トップ以外の個々人が個性を発揮して成し遂げられる成果は小さく、大きな組織となって大きなことをやるのが重要なのだ。または今まで築いたリソースを利用してスピンアウトして新たなことをやることが重要なのだ。
規模の経済が働いているというのはすごい。
Facebookやtwitterで絶えず日中も発信している人がいる。僕も。性格的にただ自己顕示欲が強い人もいるだろうが、だいたいが個人や小さい組織で働いている人だ。
彼らは、なぜ発信するのか。
それは自分たちを知ってもらわないと自分たちの生活すら危うい段階だからだ。周りが自分のことをあまり知らないから、インパクトを与える必要があるからだ。そうすることによる開拓余地が大きいからだ。それがまだ効果的だからだ。リスクよりメリットの方が大きいからだ。性格的なものを除いては、大きな組織内に属している人がガンガン発信しているなんて見たことない。デメリットの方が大きいだろう。
当たり前のことかもしれないが、今日のセミナー後の名刺交換は非常に感慨深いものがあった。
大学生の君に伝えておきたいのは、やはり君自身が人生の到達点として何を目指しているのか、つまり「夢」をはっきりさせておくのが大事だということだ。
大学4年間でやるべきことは、「命を賭してでも叶えたい夢」を持つだけでいいと思う。その夢はちょっとやそっとでブレてはいけない。上記で話した内容というのは、8年後の僕が気付いたことであり、入社当時の僕は気付きえないことであった。ただもし、「夢」というものがなければ、上司がどうこう言ってるからとか、先輩が諦めろと言っているとか、周りが絶対無理と言ってるからなどの理由で、自分の基準を照らし合わせることをせず、他人の人生を歩もうとしてみたり、○○が流行ってるからとか、○○の方が有利、○○を選んだ方があいつらより上に立てるなど、損得勘定や打算的思考、優越感に流されたりと、たちまち手段が目的化されてしまっていただろう。
また1つ東京で勉強した。地方に住んだり、海外に住んだり、いろいろ規模の組織に身を置いたりしたので、毎日毎日なにかしら新たに気付くことがある。感謝。
あぁ、人生って本当に面白い。
イベントに参加する、セミナーに参加する、そして名刺交換をすると「アドウェイズさんですね。お世話になってます。○○さん知ってますよ。」と高確率で会社名が知られている。
もはやそこで自社が何かを説明する必要がない。不信感を和らげる努力も必要ない。
もちろんコンシューマー向けの会社ほどではないが、これは衝撃だ。
2007年4月に従業員数100名弱の会社アドウェイズに新卒で入社して以来、支社設立のため、大阪、名古屋、福岡、インドネシア、シンガポールと何百枚、何千枚名刺交換したかわからないが、
常に会社名が知られていなかった。ことごとく会社名が知られていなかった。
むしろ海の者とも山の者とわからぬやつが目の前に立っているとか電話をかけてきたみたいな顔や声をされる。もうそれに慣れていた。
「まず、誰だお前!?」からはじまる。ひどい時には「いつもお世話になっております。」と電話をかけたら「お世話になったことなんてないわ!」と怒鳴られて電話を切られたことすらある。僕はビジネスであってもプライベートであっても見知らぬ土地で、大きな声で、自社を、自分を、その人に会った瞬間瞬時に紹介内容を変え、そして雄弁に語ることにもう慣れていた。どの世代の人であっても、人見知りはしたことがない。だって、相手が自分を自社を誰だか知らないのであるから、インパクトを与えることが大事だ。プッシュが大事だ。発信が大事だ。
でも、もはやそのハードルはない。その一段階、いや二段階上のフェーズにいるのだ。これが大きくなった企業のインパクトか。僕がいない間に、これほど売上などの数字以外の意味でも急成長したということだな。より多くの努力の結晶が結実しているということだな。
もはやこのフェーズでは、トップ以外の個々人が個性を発揮して成し遂げられる成果は小さく、大きな組織となって大きなことをやるのが重要なのだ。または今まで築いたリソースを利用してスピンアウトして新たなことをやることが重要なのだ。
規模の経済が働いているというのはすごい。
Facebookやtwitterで絶えず日中も発信している人がいる。僕も。性格的にただ自己顕示欲が強い人もいるだろうが、だいたいが個人や小さい組織で働いている人だ。
彼らは、なぜ発信するのか。
それは自分たちを知ってもらわないと自分たちの生活すら危うい段階だからだ。周りが自分のことをあまり知らないから、インパクトを与える必要があるからだ。そうすることによる開拓余地が大きいからだ。それがまだ効果的だからだ。リスクよりメリットの方が大きいからだ。性格的なものを除いては、大きな組織内に属している人がガンガン発信しているなんて見たことない。デメリットの方が大きいだろう。
当たり前のことかもしれないが、今日のセミナー後の名刺交換は非常に感慨深いものがあった。
大学生の君に伝えておきたいのは、やはり君自身が人生の到達点として何を目指しているのか、つまり「夢」をはっきりさせておくのが大事だということだ。
大学4年間でやるべきことは、「命を賭してでも叶えたい夢」を持つだけでいいと思う。その夢はちょっとやそっとでブレてはいけない。上記で話した内容というのは、8年後の僕が気付いたことであり、入社当時の僕は気付きえないことであった。ただもし、「夢」というものがなければ、上司がどうこう言ってるからとか、先輩が諦めろと言っているとか、周りが絶対無理と言ってるからなどの理由で、自分の基準を照らし合わせることをせず、他人の人生を歩もうとしてみたり、○○が流行ってるからとか、○○の方が有利、○○を選んだ方があいつらより上に立てるなど、損得勘定や打算的思考、優越感に流されたりと、たちまち手段が目的化されてしまっていただろう。
また1つ東京で勉強した。地方に住んだり、海外に住んだり、いろいろ規模の組織に身を置いたりしたので、毎日毎日なにかしら新たに気付くことがある。感謝。
あぁ、人生って本当に面白い。