笑顔集め | 主体性こそ集大成-Beyond the Borders-

笑顔集め

子どもの頃、


おもちゃがほしい
ゲームセンターでゲームを好きなだけしてみたい
ビックリマンシールが全部ほしい
ガンダムのプラモデルが全部ほしい
手縫いのサッカーボールがほしい
プーマのジャージがほしい
すしを好きなだけ食べてみたい
ステーキをナイフとフォークで食べてみたい
スーパーファミコンがほしい
ゲームボーイがほしい
塾に行ってみたい
英会話教室に通ってみたい
一軒家に住んでみたい...



大人になったら、働いて絶対全部買って集めてやろうとあの時は思っていた。




そして、いざ、ほしいものがすべて買えるようになった時には、




すべてほしくなくなっていた。




お金で買えるものは、すべて目に見えるもの。




「目に見えないもの」がほしいものになっていた。




感動、喜び、興奮、平和、愛情、友情...




目に見えないものこそがほしいものになっていた。




恐怖からの解放、不安の解消、搾取からの解放、貧困の撲滅、戦争の廃止、テロの根絶...




大人になるにつれ、


「笑顔」という言葉がいつのまにか大好きになっていた。




人を笑わせたとき



人を感動させたとき



人に納得してもらったとき



時には人を興奮熱狂させたとき



そんな時に見ることができる



「笑顔」




子どもの頃、ほしくて集めたくてしょうがなかった多くもの。





その代わりに、これからは



「笑顔」を集める




これからは、「笑顔」のコレクターになる




ワインでもびんのふたでも切手でもプラモデルでもカードでもミニカーでもなく




「笑顔」を集める





「笑顔」を集めるために




お金はいらないだろ




だから、先進国でも新興国でも世界中どこにいるかは関係ない




「笑顔」を集めるために、まずすべきこと




それは




自分が、自分自身がまず「笑顔」になることである





「笑顔」になるためには、




楽しむことである。




おもしろいと感じることである。




おもろいものを主体的に見つけることである。




他の誰でもなく、自分自身で。