続きです。
翌日自己採点を終え帰宅した長女の出来は、英語はいつも通りダメ、世界史取れなかった、国語の現代文と現社は過去最高、古文はまだましだが、漢文はダメ、数学は1Aも2Bともに過去最高とまでは行かなかったが、最悪10点台もあり得る科目なので耐えたー、基礎生物は話したくない点数、基礎化学まあまあでした。
合計点数は目標に大きく届かなかったと言っていたので、失敗したのかと聞くと全然、むしろ良かったと。
実力がそんなもんらしいです
ちなみに普段の模試とかどうだったのと聞くと、数学がダメだった時はトータル5割がやっとの時もあんでと呑気な答えが返って来てました。
最後に学校で受けた演習問題の数1Aは100点満点で一桁だったからな~ほんま簡単で良かったと
(言い訳としてはその日の帰宅後熱が出てコロナになったので、すでに体調不良だった可能性はあります)
結果的に目標点数には大きく及ばないものの、過去最高の点数らしく、年末年始の努力が報われたようです。
数学が簡単だったことは、コロナ同様またもや運に恵まれました。
高校に行ってからは普段のテストの結果も聞いたことないですし、成績表の見方も複雑で見てもわからない。
模試などを文句言いながら受けに行ってたのは知ってましたが、何の模試かも知らず、まして結果など聞いたこともなかったので、まさに知らぬが仏でした
知っていたら国公立だけとか呑気な事言える成績じゃなかったです
今年の共通テストは平均点が高かったので、長女の点数では推薦など受かるわけがなく、前にも書いたように職員室が一丸となって傾斜配点や2次の教科、家からの距離等真剣に考えてくれて、長女の受かりそうで通えそうな大学を探してくれました。
第一希望の大学も可能性が0ではなかったのですが、2次が小論文だけなので、長女は得意と言いながらも逆転できる確証がないと言われ、あっさり志望校変更。
元々第一希望と言えど、思い入れはなく何となく決めた大学だったので、全く迷うことなかったみたいです。
親からすると聞いたことがない大学(受験するにあたって)だったので、えっとなりましたが、本人は受かる確率が少しでも高い方が良いのと、他の学部もあり、出会いも多そうとすっかり気に入り、当初の第一希望よりこっちの大学に行きたいと。
学校の先生に恵まれたことも運がありました。
後期をどうするかは悩んでましたが、こちらも第一解答科目の妙で可能性がまだありそうな大学を勧められ、またも一回も聞いたことがない大学にしてました。
先生からは後期の大学は可能性があるというだけで厳しいのは事実なので、前期と私大に全力で臨めとアドバイスを頂いてました。
長女的にはこっちはそれほど気に行ってなかったですが、選べる立場じゃなかったですね。
その頃にはおっさんも少し受験がわかってきたので、長女も何もわからない嫁より話しやすかったみたいで、よく相談に乗ってました。
長女の考えでは私立もマークシートしか受けないつもりでしたが、同じ学校の同じ学部を学部別の試験も受けてみたくなったみたいで、あれほど嫌がっていた記述式の勉強もすると。
長女の学力相当の大学に行きたい学部がないため、滑り止めは受けずに本命を2回受ける方針にしたようでした。
国公立の前期と私立の2日程どちらとも赤本がいることになり、勉強で時間がないから買ってきてと。
我が家にとってようやく勉強のために本屋に行く場面がやってきました
小学校のドリル以来ですかね。
当時、長女は2,3ページやって放置、次女に至っては袋からも出さない状況に無駄と悟り、以後参考書のたぐいは本人たちも欲しがらなかったので買うことなかったです。
中学の塾や高校で配られるテキストでいっぱいいっぱいの姉妹に取って一般の参考書は夢のまた夢でした。
おっさんは家のお金に一切タッチさせてもらってないので、受験の相談は受けてましたが、実際の受験の書類の送付や受験料の払い込みは嫁にお願いするのですが、長女が小出しにするため何回郵便局や銀行に行かすねんと、文句言われながらも相変わらずマイペースに過ごす長女をある意味たくましいなと感心してました。
とある日、長女から先生がさすがに滑り止めを受けないと浪人の可能性があるけど大丈夫かと聞かれたらしく、相談を受けました。
長女的には絶対にもう一年なんて無理、心の余裕のためにもう一個大学を受けようと思うねんと。
ママになんか言われるのも面倒だから上手く言っといてと。
相談ではなく、面倒を押し付けられました
大学をホームページで確認すると、何やら見慣れない言葉が。
”国公立大学受験者を対象とした入学金手続金延納制度”
ある日程の受験者だけだが、一定期間に手続きを行えば、国公立の合格発表まで、入学金の納付を待ってくれるそうです。
めちゃくちゃいい制度じゃないですか!
早速嫁にも話し、もう1校受けさすことにしたのですが、案外受験料って高いんですね。
国公立3校と私立3校だけで、それなりにお金を使っているそうで、改めて受験ってお金がかかることに気が付きました。
確かに子供が小さい時に、貯金せんでいいから子供がついてくる間に目一杯遊ぼうと言っていたおっさんですが、嫁はしっかり実行しており、我が家が思った以上に余裕がないことを知りました。
というかいつまでも子供がついてきたので、直前まで遊んでおり、貯金という概念が無かったですし、おっさんの稼ぎがあまり増えないのが最大の原因です
続きます