高校の偏差値 | おっさん's logbook

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高校生、大学生の娘がいる初老のおっさんです。
色々な方のブログを読ましてもらって、暇に任せて自分も始めて見ましたが、大して書きたいことがなかった…
ただの自己満ブログです。

長女が通っていた高校は何個かコースが分かれており、コースは各学年ごとに成績により入れ替わりがありました。

長女は1年の時に一番の上のコース、2,3年は真ん中のコースに在籍してましたが、一番上のコースの偏差値を見るとそれなりに高偏差値でした。

 

なぜ公立落ちたん?

と思いたくなるほどの偏差値だったのですが、長女の模試等の偏差値はもちろんそんなに高くなかったです。

中学の成績も今考えればそりゃー文理学科なんか受かるわけないよねという成績でした。

 

で実際の高校での成績は、確かに同じクラスの3分の1より上はかなり賢いし、それなりの偏差値だと思うが、半分以下は下のコースと変わらん。何だったら一番下のコースも変わらんと言っていました。

 

長女の肌感では真ん中のコースちょい下ぐらいの偏差値近辺でドングリの背比べ的に集まっており、一部を除いては毎年入れ替わるような感じで、コースにおいての偏差値ほど実際の学力は差がないそうです。

 

コースは別れていても結局上の数パーセントと下の数パーセントはほぼ固定で、他の大部分は中学と違い、同じ学力の子が揃っており、試験によって前後するかんじですかね。

 

それが3年間で徐々に差がつき、受験時の結果となって現れるのですが、本人も先生も親もコースが分かれているがために勘違いを生む気がします。

一番上のコースは偏差値だけ見れば難関国立大学を目指せるレベルですが、実際はそんなのごく一部で、大部分は下のコースと大して変わらない学力で、一番下のコースの方が現実的な受験をしているので、合格率は高かったそうです。


もちろん本人の3年生での努力の成果でもありますが、一番上のコースの国公立の結果が散々だった中で、一番下のコースの国公立受験者はかなり合格したそうですし、
私立も早めに専願に切り替える子が多く、指定校推薦やAO入試含めてですが、GMARCHや関関同立へもかなり合格者を出したと担任が喜んでいたと。

大学や塾で他校出身者ともよく話をしている長女は、余裕も持って高校に行っている子もいるし、頑張って少しでも上の高校と思って行っている子もいるし、クラブがしたくて行っている子も、化粧や私服が魅力で行っている子、近くがいい子、電車の便がいい子、理由はそれぞれなので、高校の偏差値はあまりあてにならないと言ってました。

特に母校の偏差値はちょっとゲタ履きすぎらしいです。

 

偏差値で5以上差があればそれなりに学力の差もあるのでしょうが、それ以下であれば、ボーダーの人の学力はそんなに変わらないんじゃないですかね?
上の比率が変わるだけの気がします。
 

どこの高校に入ったかより、高校で何をしたかが、大学受験には重要ですね。
もちろん受験勉強だけをしに高校に行くわけではないので、そこでの出会いやクラブ、行事、遊びも重要な要素だと個人的には思ってます。

偏差値だけではなく、学校の特性や通いやすさを考えての進学がいいと思います。

うちは何も考えずに進学してましたが汗うさぎ

 

自由な学校も規則が厳しい学校も巷で言われているほど差がないみたいで、それなりの偏差値の学校であれば、やることやっていれば特別厳しくはないそうです。
前にも書いた気がしますが、長女曰く、どこの高校でもがここに来て最高と思ってる人も、こんなところに来るんじゃなったと思っている人も一定数おると。

どうせ通うなら最高と思って通った方がいいですね口笛

 

それにしても大阪は基本的に公立落ちた人が私立に行く割には、私立の偏差値が高すぎる気がするのは、おっさんだけですかね?