歌・音楽といえば、先ずメロディーとリズムでしょう!実は、私はこの初歩的な話にずっと悩まされてきました。ショボーン           

 自分普段歌を歌わない、カラオケもほとんど行かない。小さいごろ歌を聴いた覚えもありません。中学高校、田舎から脱出ため大学の受験勉強、一年365日、一日16時間で当たり前でした。大学は理系で、歌、音楽の勉強もなっかた。そんな私、今の歳になって、クラシックギターを習い、楽譜を勉強し始めました。

 楽譜の勉強といっても音譜の高さ(音名)、長さの認識がしかなかった。リズムは楽譜にどこにも書かれていないと思っていました。ギターの練習は、ただ音譜を指板のそれぞれの位置に音の長さをイメージして、弾いていました。ギター教室の個人レッスンを受け、アンサンブルに入ってから、自分がリズム音痴に気づき始めました。

 歌、メロディーは、どこか耳に無意識でも入ってくるでしょう!歌にはちゃんとリズムがあるでしょ!と言われるかもしれないが、お母さんは自分の赤ちゃんを眠らせるためよく歌を歌い、歌に合わせ赤ちゃんのお尻を優しく叩きます。そのことを小さいごろから覚えていたら、リズムのことも少しわかったかもしれない。アフリカ、南米などの人は、リズム感がすごいとよくいわれます。多分その人達は、生まれてからすぐに(いや、お母さんのおなかの中にいたときから)、歌を聴かなくでも、音のリズムと踊りを身に染みていたと思います。

 音譜の長さをどうやって正確に弾けるか、色々な事をしました。口で歌いながらギターを弾き、頭の中赤い線の長さをイメージしながらギターを弾き、日本の言葉を当てはまって(イカ、トマト、タマネギ)のようにリズムを取り、タン、タ、ウン、ウで歌い・・・ほんとに頭がおかしくなります!

  人は、音の長さ(時間長さ)を感じるのが難しいと思います。例えば、知らない国の言葉を聴くとき、速いと感じるはずです。しかしその言葉の意味を理解してから、実はそう速くなかったとわかります。アインシュタインの時間の長さの相対論の説明は、またも有名です。「熱いストーブの上に手を置くと、1分が1時間に感じられる。でも、きれいな女の子と座っていると、1時間が1分に感じられる。」とのことでした。4分音譜はこの長さで、2分音譜はその2倍、全音譜はその4倍で、8分音譜はその2分の一、16音譜は、その4分の一・・・、3連音譜の1個の長さは、0.333・・・など、理系の頭で計算しても頭が痛くなります!えーん

 人は時間の長さを感じるのが実に曖昧です。しかし、拍で考えると、世界が変わります。拍の長さを感じ保つのは、楽だと思います。何故なら、人間は自分の心臓が一定の間隔で動いて、それは心拍といいます。4分音譜を1拍としたら、2分音譜は2拍分、全音譜は4拍分で、8分音譜は1拍中に2個を入り、16分音譜は4個入り・・・3連譜は、3個を入ります。・・・簡単でしょう!?ニヤリゆえに、拍は、音譜の長さ(強さ)を分かりやすくための道具だと私が理解します。

  リズムは、本来合わせる意味をします。音譜の長さを拍に合わせることだと思います。いくつの音譜を合わせて1拍(か2拍)になります。例えば、譜点4分音譜は、その音譜の1.5個まで伸ばしてしまったから、次8分音譜で合わせて(2拍で)、次の拍に間に合うようにします。飛び石を飛び跳ねるイメージで、力を一旦溜めて一気に飛び、次の石まで辿り着くように!

 私は、今まで楽譜を読むとき、拍のことをあまり気にしない(音譜の高さ、長さで精いっぱいニヤリかも)音譜の長さばかり気にして、読んで弾いて、リズム音痴になってしまったと思います。確かに譜面の音譜の長さの通りに読んで、弾けば、リズムも狂わないですが、やはり音譜の正確な長さをつかむのが難しかった!    

 これから、拍という杖を多いに使ってリズムよく、転ぶことなく、メロディーの道を歩いていきたいと思います。応援をよろしくお願いします。

 初歩的なことで、長くお付き合いをありがとうございました!ニコニコ