私は、クラシックギターの初心者で、ギターを習う前に、音楽の勉強もしていませんでした。ゆえに、ギターを練習するときに、音の高さ、拍、リズムにいつも悩んでいます。ショボーン楽譜で見た音譜をそのまま指で弾いていると限らない。4弦のレを弾いたつもりで、実際に5弦のラを弾いてしまっています。4分音譜を見たつもりだが、8分音譜として弾いてしまっている場合結構あります。レッスン中でも、アンサンブルでも、先生や皆さんから速いムキー・・・遅いムキー・・・といつも言われています。

 どうすれば、改善できるか、色々を考えます。まず、メトロノームを使います。メトロノームは拍を正確に刻んでいます。リズムとるには、素晴らしい道具だと思います。4拍なら、1拍ずつとるか裏拍も入れて8個とるか、曲中に一番細かい音譜でとるか色々ありますが、先生によく言われたのは、拍が大きくとる、音は細かくとる(音の解像度を上げるとも言い方がある)と。確かに拍は細かくとるほど、忙しく感じ、落ち着かません。また、スマホのアプリで、1小節の最初の強拍は「チンー」という音で知らせてくれるもあります。リズムをまたつかめないときに助かります。が、1拍を間違うと、次の小節の1拍目くるまで、待たなければならないので、先生にいつもその「チンーの音」をとれ、と言われます。

 次に、音源を使います。レッスンの録音(先生の許可を得って)、アンサンブルを録音して、家で録音を合わせて練習します。また、youtubeで探せば、よく自分練習曲の音源がでできます(ラッキーニヤリ)。合わせって練習すると、音の間違い箇所やリズムもわかるようになります。再生速度はカスタマイズの設定を使えば、テンポを1単位で変える事もできます。尚且つ、音がそんなに変な感じしません。優れた技術です。残念ながら、スマホ、Ipadは、テンポのカスタマイズ設定がありません。(0,75倍、標準、1.2倍・・・といった感じ)。それでPCで好きな速度をカスタマイズして再生し、スマホで録音して使うこともします。楽譜をmusescoreなどの音楽作成ソフト、アプリで楽譜を入力し、音源を作り、自分の楽器を選択すれば音源ができ、それを再生し、合わせて練習します。本物のギターの音と違うものの音のチェック、リズムを合わせって練習するには十分だと思います。紙の楽譜から音譜を一つ一つ入力し、大変ですが、楽譜を勉強するにも役に立ちと思います。手づくりのパート譜より見やすいでしょ!ニヤリ MusescoreのサイドにPDFの楽譜をアップロードすれば、自動に音源データに変換してくれます。綺麗なPDFならほぼ正確にデータ化してくれます。あまりきれいでないPDFだと、後で修正するのは手入力より面倒くさいかもしれません。ガーン

 しかし、メトロノームであれ、音源であれ、全部機械的なもので、自分の体中のものではない。私の場合、よくメトロノームを合わせって弾けますが、メトロノームを外すと、また元に(リズム音痴ショボーン)戻ったこともよくあります。時間をかけって、拍、正しいリズムを自分の体の中に浸みこまない限り、自分のものになりません。このことを12分に承知ます。メトロノーム、また音源を聴いてから弾く、本当の意味の合わせて練習するとは言えません、時間差があるからです。同じタイミングで弾けるというのは、すでに正しいものを自分の身についたからです。メトロノームあくまでも、自分の拍、リズムをチェックするために使う。とよく言われます。

 ゆえに、リズムをとるため、体を使います。ギターは両手を使います。上半身か足ふみでリズムをとります。よくリズムは自分の体の中にあるといわれます。だとすれば、自分の体を使って、足ふみは最善だと思います。自分の弾ける速度で、右足でリズムをとります。私の場合、踏み下ろすとき(足指が床につく)は表拍、足が上げ戻るときは裏拍にしてます。足ふみは、拍、リズムを理解してからとるので、いいことだと思います。また、音源、アプリ、メトロノームの用意手間もいりません!ニヤリ しかし、ずっと同じテンポで踏み続けることは難しいです。足首を痛むこともあります。そこの辺を覚悟したうえで、最終の目標は足を踏まなくでも踏んでいるように感じをとって、拍、リズムを刻んでいけるようにします。時間をかかっても、リズムを自分のものにしたいです。

 拍、リズム、音のチェックは、条件があれば、先生に聴いてもらうのは、一番と思います。何故なら、プロの先生は、リズム・音のこと勿論、またメトロノームのように機械的な刻んで出しただけではなく、音の微妙な長さの変化、音と音の繋がり、感じ方など色々な事を教えてくれますからです。

 まとまりのない話を最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。