さてみなさん。久しくお会いしておりませんでしたね。誇り高きAの、Gガンのレビューのお時間です。
(前回の続き)
チボデー「ああ!やるぜ!奴に時間と場所を指定してやれ!!」
何をするのかと言えば、もちろんドモンとのガンダムファイト。生まれ故郷でドモンに恥をかかされた事に対して激昂するチボデーは、チボデーギャルズの1人、バーニーを使ってドモンに時間と場所を教えてやるように指示する。
ところが…
国防総省「ミスタークロケット。その件は我々に任せていただきたい。」
部下「奴を発見し次第、我々の暗殺チームが奴を…」
「余計な事をするんじゃねえよ!!俺はあいつとガンダムファイトで勝負すると言っているんだ!」
「まあまあ聞きたまえ…。」
「いい加減にしろぉ!!」
「おめえら、目障りなんだよ!出てけ!」
と言って、チボデーは国防総省の2人を控室から追い出した。自分とドモンとの戦いに政治を用いて介入しようとする態度が気に入らなかったのだろう。
部下「口先だけの若造が…。」
「ま、元々あてにはしていない。こうなれば手段は選ばんぞ。」
部下「はっ!」
その頃、前回パンツ男のままリングから退場したネオジャパンのガンダムファイター、ドモン・カッシュは…
ドモン「掠っただけだと思ったが…さすがはガンダムファイターだけの事はある。」
↑すると、国防総省の手配した暗殺チームが3人、ドモンの目の前に現れた。
ドモン「銃を持った男が3人か…。さすがにキツいな…。」
「うおっ…!」
暗殺チームの男たちの手にあった銃がすべて何かによって飛ばされた。
レイン「あなたたち!スタンライフルでも、当たれば結構効くわよ!!」
と的確な射撃で男たちの銃を飛ばして、男たちの撃退に成功するも、同時にドモンは気を失う。
その次には、チボデーがどうしてガンダムファイターになったかというシーンが入る。
簡単に言うと…
スラムに生まれ、幼くて貧しかった頃は、盗みをしてでも、生きていく事に必死であり、そんな事もあってか、喧嘩は人一倍強かった。
やがてそんなチボデーは上の連中にスカウトされ、貧しい人々の夢の地であるコロニーに上がる事が許されたのだ。
そこで彼はネオアメリカの代表となった訳だが、彼の夢は、人々に『夢というものは夢では終わらない。自分自身で勝ち取る事ができるものだ。』というのを伝える事であったのだ。
再びドモンのシーンとなる。ドモンはスキッドロウのホテルの一室のベッドにいた。しかしこの時レインは「ニューヨークのダウンタウン、スキッドロウ」と言っていたが、スキッドロウはロサンゼルスではなかったかな…?
レイン「そして…私は?」
ドモン「レイン…。」
レイン「よし!後遺症の心配なし!でも…調子に乗り過ぎよ!」
ドモン「余計な…っ!」
と言っている口の中に薬を投げ入れるレインは素晴らしいと思う。
レインがドモンを気遣うような発言をしていると…
↑チボデー・ギャルズのバーニーが部屋にやってきたが…何やら目が死んでいる様子。
「ブロードウェイに8時。それだけよ…」
と言って、バーニーは死んだ目のまま帰って行った。あからさまに様子がおかしい。でも、2人とも疑わない様子。
部下「ヘッヘッヘッ…この女。十分役に立ってくれました。後は予定通り…。」
やはりどう考えても国防総省側の2人がバーニーに催眠術をかけてドモンたちに連絡をつけたというところなのだ…
レイン「やだっ!寝過ごしたの!?」
翌日になったが、レインは寝坊してしまった。ドモンが先に行ったのかどうかを慌ててテレビをつけて確認しようとするが…
実況「しかし一体どうした事でしょう?時刻を過ぎても、ネオジャパンのファイターはここ、ブルックリンのスタジアムに姿を見せません!」
レイン「え?あの子(バーニー)はブロードウェイって…。じゃあドモンは!?」
レインの寝坊があったからこそなのだが、これによってドモンが嘘をつかれている事がわかった。
チボデー「どうしたジャパニーズ?怖気づいたのか?」
チボデーが来るはずもないドモンを待っていると、事情を知ったレインが会場に乱入してきた。
レイン「どういう事?女の子を使って、ドモンを騙すなんて!」
しかしチボデーは事情を知らないため「え…?」と聞く。するとブロードウェイの方で火事らしきものが見えたがそれがすぐに戦火だとわかり…
チボデー「ダグラス(国防総省)たちめ!この俺に一体どこまで恥をかかせるつもりだ!……行くぞ!モビルトレースシステム・セットアップ!」
と言って会場を後にした。たくさんの人がチボデーとドモンの戦いを見に来たのだが…
チケット代とかどうするつもりだ。この戦時中にそんな秩序があるのかはわからないけれど…
↑一方ドモンはまるでマリオのゲームのような感覚で機関銃をかわしつつ、ガンダムに乗ろうとしている。
いや、おかしいだろ。と言いたくなるが、前回も突っ込みたくなるシーンはあった。
ダグラス「お前(ドモン)の始末を手柄に、私はコロニーに上がるぞ!」
昇進しか考えていないダグラスは、↓の可変モビルスーツであるマーフィーを使い、ドモンを抹殺しようとする。
↑マーフィー。一応、少しばかりモビルスーツやモビルアーマーも登場する。
しかしこの世界では銃もビームライフルも鍛え上げた肉体の前には役に立たないというような世界なので、モビルスーツも弱いのが多いのである。
だが横から、ガンダムマックスターがマーフィーを殴りつけた
チボデー「勝負をつけにきたぜーっ!早くガンダムに乗れ!」
チボデーが望んでいるのは、あくまでドモンとの1対1の勝負。国防総省の図ろうとしている暗殺ではない。
ドモンは↑のコアランダーを呼ぶ。
コアランダーとは、コクピットに乗りこむための乗り物と考えてくれれば良いです。すぐにガンダムに乗れるよう、コアランダーに乗って、シャイニングガンダムのもとに行くのだ。
しかし、演出の都合上か、中盤から使われなくなる。
ドモン「ガンダァァァァム!!」
第1話とは少しポーズが異なるが、フィンガースナップでシャイニングガンダムを呼ぶ。
↑すると突然自由の女神が爆発し…
↑中からシャイニングガンダムが現れた。
ナニコレ!?
って思うかもしれませんが、ドモンが他の国に行く場合は、ガンダムを隠さなくてはならないのですね。盗まれたらまずいから。
でも…いくらなんでも自由の女神の中に隠すのはどうか…ってか…
隠す手間を考えると別の場所のがよかったんじゃぁ…
それとも自由なんてないっていう意味を込めた演出だったとか!?まさか…
↑そしてシャイニングガンダムに乗り込んだドモン
ダグラスの部下が、ドモンに対してミサイルランチャーを放つが…
ドモン「いっけぇっ!」
ガードした後、脚部からシャイニングソードを取り出し、新しい武装で戦う。
↑一瞬、「何をしているの!?」と言いたくなるが…
↑手と手の間から、ソードが出たのだ。股の間からソードが出るって考えたら、負けなのか…
ドモン「とおおおおりゃああああ!!」
と思い切り振りかぶって…
↑ダグラスの部下のマーフィーを一刀両断するドモン。これを見て俺が思ったのは…
「あ。Gガンダムで機体乗っている人でも戦死者って出るんだ。」
って事。無駄ではないぞ。
しかしもうわかると思うが…今日の戦死者はもう1人いる。
ダグラス「チボデー!どういうつもりだ!?我々は貴様の味方だぞ!」
チボデー「シャラップ!!このネオアメリカの恥さらしが!!」
すると、ガンダムマックスターの両方の拳にプロテクターが装着された。ファイティングナックルという武装である。
本来マニュピュレーターで殴るのはモビルファイターにとって支障をきたす恐れがあるため、このプロテクターを使って攻撃するように推奨されている。
ダグラス「こうなれば貴様も!!」
↑しかしチボデーの技であるサイクロン・パンチによってミサイルは全て吹き飛ばされてしまった。
もはやガンダムではない。そしてそのままサイクロン・パンチによってマーフィーごと吹き飛ばされ…
ダグラス「うわああああっ!!」
ボーン!!
彼もまた戦死した。
さて次回は!今回のお話のクライマックス!ドモンvsチボデーをお届けします!
でも…もう放送時間にして6分くらいだからすぐ終わると思います。