さて、予告通り、早速Gガンダムのレビューを始めていきたいと思います。


ファンからは賛否両論ある作品ですが、それでも多くの人からは「アニメとしての出来はかなり良い」という声を受けるGガンダム。


しかしレビューはあまりされない。そりゃそーだ。正直言って…最近の作品じゃないからさ、


東方不敗とか、サイ・サイシーとかはわかっても…



主要人物のチボデー・クロケットやジョルジュ・ド・サンド、アルゴ・ガルスキーなんて、知らない人多いでしょう。


同じような感じの、Wガンダムの5人(ヒイロ、デュオ、トロワ、カトル、ウーフェイ)はみんな知っている人が多いはずなのにな(笑)


そんな感じで、見事に俺のレビューをする条件に合致した訳だ…?



じゃあ姫ちゃんのリボンはやらんのかって?



すみません。予定はありません。前回あの聖結花が出てきて、色々やらかすまでをやりたかったんだけど、こっちに熱が入っちゃって。


でもあそこから4、5話は確かに面白いんで、ふとした思い付きでやるかもしれない。ドロドロしてるしね。




<機動武闘伝Gガンダム>



オープニングはまた別の記事でやる予定なので、割愛いたします。



第1話「ガンダムファイト開始!地球に落ちたガンダム」を見てのレビュー。



みなさまは一体この「Gガンダム」という作品にどのようなイメージを持っているでしょうか?


私は格闘アニメなんだから、結構楽しいものかと思っていました。


それでは本編に参りますが、みなさまそれぞれのイメージを持って、是非!見ていってくださいなビックリマーク



誇り高きA
いきなり大気圏を数個(ここに映っているもの以外のものもあるので)のカプセルが突入するところから始まる。



語り手「この日、かつて美しさを誇っていた地球に、無数の輝く物体が落下していくのが見えた。ある物はネオアメリカへ、ある物はネオチャイナへ…」



と語りが入り、状況を説明していく中…ある国の家の中からは…




誇り高きA
少女「あっ…」



という声が聞こえる。


誇り高きA
そして町の彼方でそのカプセルが落ちたのを見た、上の画像では左下に映っている男が酒を飲みながら…



誇り高きA
?「来たか…。」



※主人公ではありません(笑)



念のために言いました。言うまいか迷ったけどなァ…多分みんな気づいてくれている、ハズだぜ!




誇り高きA
↑そのカプセルの中からは、ガンダムらしき何かが…!?



すると先ほどの男は…




誇り高きA
素手で酒瓶を握り潰してけたたましく笑う。



いや、このくらいできないとガンダムファイターにはなれないんだよね。この作品を見てるとつくづくそう思うよ。


「鳴りやがった。鳴りやがったぜ!待ちに待った、ガンダムファイトのゴングがよぉぉぉぉ!!」



すると先ほどの姿を現したガンダムのようなものは、再び巻き上げられた土石により、その身を隠し、隕石のようにした。




誇り高きA
と、ここで新たな登場人物が現れる。



左はメジナといい、右のベルチーノ警部の部下。



ここはネオイタリアと言い、簡単に言えば…イタリア。んでもってこの物体が降ってきたところはネオローマ。



でも、まあ、色々な大人の事情があって、そのままの国名にする訳にはいかなかったんでしょうな。



メジナが観光地もおじゃんだとぼやいていると…ベルチーノは、それは60年前の事、と言う。今だって昔だって観光地なのがローマじゃないのか、と誇り高きAも思ったが…



誇り高きA
ベルチーノ「何がガンダムファイトだ。コロニーの連中は下の奴らの事何かなーんにも考えちゃいねえ。」


メジナ「全く地球を何だと思っているんですかねぇ?」


ベルチーノ「どうせ汚れきって使い物にならない土の塊程度にしか考えていない。そんなご時世さ。」



実はこの会話、何でもない会話かもしれないが、結構重要な会話。この時点で…ガンダムファイトが少なくともコイツにとってはよろしくないという事がわかる。



そして間もなくこの2人は、このガンダムの持ち主を捜しに行った。



と同時に、落下物を中心とした半径5キロメートルまでが、超一級危険地帯に指定された。ガンダムファイトに関係するものだと判明したからである。




誇り高きA
↑先ほどの男のアングルへと再び切り替わると…




誇り高きA

?「いいか?あの隕石のガンダムファイターは、必ずこの町のどこかにいる!探し出せ!!そして…」



誇り高きA
「ガンダムファイトスタートの、狼煙代わりに血祭りにしてやれ!!」



と、その男の部下を一斉に、ガンダムファイター捜索に派遣した。


その頃…町の中にある一軒のバーでは…



誇り高きA
「そうです。見慣れない奴が1人…」


声優が秋元羊介だ。東方不敗マスターアジア及びあの重要人物の人な。今でもたまに見かけるよな。こういう手法。



誇り高きA
(右上の男)「うわあ…こっちには札束が入ってらぁ!」

(左の男)「ダメダメ!そんなのこうなったらただの紙屑。やっぱこれよ!」

「宝石かぁ!こんなんだったらいつもガンダムファイトってのやってくんないかなぁ…」



何気なく右上の男の子の声優はこの前までレビューしていた「姫ちゃんのリボン」の、「日々野ひかる」を担当していた水原リンですね。


なーんとなく気になったので調べたら、やはりか…。



2人がサイフから色々と物色していると、手前の女の子が…カウンター席に座る赤いマントを羽織った男をじーっと見ている。



誇り高きA
マスター「すみませんね。お待たせしちゃって。でも、お客さんも行先のないクチですか?ま、どうせガンダムファイトが始まってしまえば、どこへ逃げたって同じですがね。」



誇り高きA
?「なあ、この男…町で見かけなかったか?」




誇り高きA
「いいえ?」

?「そうか。3ヶ月くらいになるんだがな…」

「見てないね。」

?「そうか…。」



誇り高きA
落胆した男が、探している男の映った写真を床に落としてしまうと…



誇り高きA
少女「あの…。落ちたよ?」



男がその写真を受け取ろうとすると…



誇り高きA
「おーら!こいつは子供にはもったいねえなぁ!!」


その男の目の前で、大男が現れ、少女を片手で持ち上げた。



誇り高きA
「なぁ…兄ちゃんもそう思うだろ?」



誇り高きA
?「チッ…。」


と言って少女が手放した写真を受け取ると…次の瞬間



誇り高きA
「うわああああ!!」

周囲「兄貴っ!」


先ほどの赤い髪の男とは別人だが、それでも兄貴と呼ばれているので、一定の身分は有しているのだろう。



誇り高きA
「こ…この野郎…!」


するとそのバーの中から先ほどのマントの男が飛び出して…



誇り高きA
テーブルを傾けて…



誇り高きA
開脚キックでまず2人!


そして飛び蹴りで先ほどの男を水の中に突き落とし、



誇り高きA
殴り飛ばして3人目!



誇り高きA
4人目!



誇り高きA
5人目!なんかコイツドラゴンボールに出て来そうな顔してるな。




誇り高きA
6人目!


んで、7、8人と倒して…



誇り高きA
先ほどの男が水の中から現れた!!




誇り高きA
男「ン…?はあっ!!」

「うおわああ!!」


そしてまた…先ほどの写真を取りだして…


男「言え!お前たちの仲間に、この男はいないか!?」


男は悶えて答えられない中で、どうなんだ!?と聞く男。ちょっと離してやれとも思うが…



そこで銃声が響く。




誇り高きA
ベルチーノ「もう、そこいらで良いだろ。」


男はしぶしぶ、大男を投げ捨てた。9人目だ。


うん、ここまで見てわかったであろう。



全然ガンダムじゃないじゃないか。でも大丈夫!最後の方には免疫がついて、こんなものは何でもなくなるから(笑)




誇り高きA

ベルチーノ「何度も言うが俺たちはな。町を荒らされる前に広場に落ちているでっけえ荷物の持ち主に早く出ていってもらいたいだけなんだ。」



と、気が付けば取り調べ室にいるベルチーノとメジナと男。後ろ手に手錠をつけられて、身動きがとれないようになっている。



誇り高きA
「どうだ?ピザでも食うか?」



誇り高きA
「お前がガンダムファイターだって、白状したら、食わしてやってもいいんだぞ?」


自白させるベルチーノ警部であったが…



そこに!!男の身元引受人が来たという。




誇り高きA
↑こちらの女性。この物語のヒロイン、「レイン・ミカムラ」である。




誇り高きA
メジナ「ドモン・カッシュ。国籍ネオジャパン。ただの旅行者…」

ベルチーノ警部「いずれにせよ、この町から1時間以内に出ていけ!!」




誇り高きA
するとドモンは黙ってマントを羽織って、その場を去る。レインと共に…



そう。この男こそ主人公、「ドモン・カッシュ」


関智一の熱いボイスが特徴。俺が思っていた以上に静かな男で最初はビビッたぜ。


ここでそのレインが重要な事を呟く。


「ガンダムファイトってホントに嫌われているのね。ま、戦う度に町が壊されていっちゃ、たまらないものね。」


との事。先ほどのベルチーノのセリフと言い、今のレインのセリフと言い、ガンダムファイトって、楽しいものではないらしい。


しかしそれはこの話を最後まで見ていただければ、もっともっとわかる。



誇り高きA
やがて歩いていると、先ほどの3人が、ドモンとレインを追いかけてきた。



どうやらお礼を言いに来たようで、レインは両親は良いのかと心配したが、この3人は一種の戦災孤児。


前のガンダムファイトの時に…


と肌が浅黒い男の子は小さく言った。


レイン「じゃあ今夜は一緒にどう?」


と言って、ホテルに泊まろうとするが、ホテルの連中も、この騒ぎによって逃げてしまった。


とりあえずどこかの部屋も空いているだろうとの事で、ドモンたちは部屋を探そうとする。


「でもさ、まずいんじゃない?」

「今頃ボスのミケロに報告してるよ?」



誇り高きA
ドモン「お前…そのミケロを知っているのか?」

左の男子「知っているも何も、この国のガンダムファイターだよ。」

右の男子「でもさ…ホントはあいつ、マフィアのボスだったんだ!それがガンダムファイターになった時から、もうやりたい放題でさ!!


どうしてあんな奴が国の代表になっちゃったんだろう。」



誇り高きA
「強いからだ。」


と意味深に呟くドモン。すると…



?「ヒャーッハッハッハッ!その通り!!」



誇り高きA
ドモン「ン!?何だ…!?下がれ!!」


奥からはガンダムらしきものの手が伸びてきた。



誇り高きA
「ガ…ガンダム!?」


と、アイキャッチを挟んで…



誇り高きA
ミケロ・チャリオット「散々俺の部下を可愛がってくれたそうじゃねえか。ええ?ネオジャパンのファイターさんよぉ…こいつはお礼をしなくちゃいけねえよな!」



誇り高きA
「この脚でよぉ!!」




誇り高きA
これは動画で見ないと全然わからない。キャプチャの限界なのか…



衝撃波のようなものを脚から飛ばした。技名は言われていないが、これが彼の必殺技「銀色の脚」である。


生身で衝撃波を出せるのはおかしいと、俺も最初は思っていた。でもこれも、免疫が…



誇り高きA
「うおおおぉぉぉ…」



誇り高きA
「だああああぁぁぁぁっ!!!」


と、その銀色の脚を掻き消したドモン。


ミケロ「ほう。さすがはガンダムファイターに選ばれた男…。」


ドモンは生身にも関わらず、ファイティングポーズをとって、戦いの構えを見せるが…



誇り高きA
ミケロ「おっと!こいつを見てみな!」

ここで肌の浅黒い少年がソフィア!!と叫ぶ事によって、少女の名前がソフィアだと発覚。結構ある名前ですよね、ソフィアって…



誇り高きA
ミケロ「こいつを返して欲しけりゃ、俺たちのアジトまで1人で来い!てめえのガンダムなんざぁ連れて来るんじゃねえぞぉ!!


ただし、ここから生きて帰れたらの話だけどな!」



え?生身の人間だよ、相手!!




誇り高きA
「撃てえっ!ネロスガンダム!!」


頭部バルカンを容赦なく撃ち込むネロスガンダム。これを一発でも受ければ一たまりもないが…



誇り高きA
ドモン「レイン!!」

レイン「ええっ!!」


と言ってコンパクトを出すと…光を放って



誇り高きA
みんなは何だかよくわからないけどカプセルのようなものに包まれた。


なんかもう滅茶苦茶だぜ。しかしこんなものは序の口。口で言ってわかる、絵を見てわかる、その程度のレベルならば、それは筋が通っているぜ。


その音を聞きつけたベルチーノとメジナは、警察署(かなぁ?)から出て外の様子を見てみると…


誇り高きA
「や…やりやがったなぁ…!!!」



と怒りを顕にして、ネロスガンダムを睨みつける。この第1話からの迫真の演技も見どころ。ってか、このベルチーノ警部がかなりの重要人物だと思う。


ちなみにこれは「MS IGLOO」でのプロホノウ艦長を演じていた、「飯塚昭三」の演技である。



バルカンの音がなくなり、ネロスガンダムがいなくなると、カプセルらしきものから出たドモンたち。ファイトの合図も鳴っていないのに、バルカンをぶっ放す事は、


ルール違反ではないのか、とレインはガンダムファイト国際委員会にかけあってみると言ったところで、



ドモン「やめておけ。どうせ規定外の事だ。言っても無駄だろ?」

少年「え?じゃあ…ソフィアは…。」




誇り高きA
「関係ない。」

「「ええっ!?」」


「俺はただ…奴と戦うだけだ。」



ドモンは基本的には素直ではないため、ツンデレ要素が良く前に出る。ここでもある種のツンデレが出ている。助けに行くわけではないが、戦う。と言っている。


別にお前らのために戦う訳ではない、とわざわざ言っているのだ。


と、そこに!!


ベルチーノ「そうはいかんぞ!!これ以上お前らに、この町を荒らさせはせん!!ガンダムファイター!!」


ベルチーノ警部とメジナが、銃を構えてドモンたちを止める。ベルチーノはメジナにドモンたちを見張っておくように頼んで、自分1人でソフィアを取り戻すために、ミケロのアジトへと向かってしまったのだ。




誇り高きA
ソフィアは、ネロスガンダムの指からのロープに吊るされている。



大男「あの男…必ず来ますかねえ?」

ミケロ「奴ぁ必ず来る…。」




誇り高きA
「ねえねえ!ソフィアを助けてくれるんじゃなかったの!?」

「黙っていろ!」




誇り高きA
「いいか?あいつらがいなければ、こんな事にはならないんだ!!そうだとも!ガンダムファイターなんざ…クズ同然だ!!そのクズがいなくなれば…」



ガンダムファイターをクズ呼ばわり。やはりというべきか、とっても嫌っているようだ。


と、そこで大男が「来た!!」と叫ぶ。来たって何が?って思うかもしれないが…そりゃ…ねえ?



誇り高きA
ドモン・カッシュである。




誇り高きA
「あ…あいつ!!」



そう。メジナ1人で抑えられる程、ドモンは弱くはない。いくら銃を持っているとは言え、ドモンもガンダムファイター。勝てる訳がない。


先ほどの9人抜きもあるしな!!



誇り高きA
大男「止まれ!!止まれってんだよ!!」



ドモンがまっすぐ歩いているところに、止まれ!!と叫び続ける大男。



誇り高きA
「貴様ぁ…!!アンドレィッ!!」

アンドレ(先ほどの大男の本名)「ヘイッ!!」



と言って、ナイフでロープを切ろうとするのが見えると…



先に言っておきますが、次の一連のやり取りはおかしいです(笑)




誇り高きA
☆バキューン☆


銃声と共に、ミケロに向かって発砲された。



誇り高きA
ミケロ「ン!?」


普通の人間ならば、ここで気づくか気づかないかはさておき、弾に当たって死にます。


普通の人間ならば…



しかしミケロもガンダムファイターの1人!だったら…!!



誇り高きA

「はぁぁぁっ!!てりゃぁぁぁぁっ!!」


またも「銀色の脚」で…


弾丸を跳ね返し!!




誇り高きA
ロープに当たって…


※動画でないとこれは本当にわからない。よく見ればわかるが、マジックでシュッってやった感じが、弾の軌道



誇り高きA
ソフィア「きゃああああっ!!」


ロープが切れて、落ちるっておかしいんだけど。



誇り高きA
ドモン「うおおおおっ!はぁっ!」



ドモンはスライディングして、何とかソフィアをキャッチする事に成功するが…


ミケロ「チイッ!!撃てえっ!!」


周りにいるミケロの部下が…



誇り高きA
ドモンに向かって一斉射撃をする。



いや!これは死んだでしょ。



さあ!!ドモンは死んでしまったのか!?それとも死んでから生き返ったのか、いずれにせよ、ドモン・カッシュ。いや、このGガンは、人が人ではない、という事がわかったであろう!


しかしこれはまだまだ序の口!



次回は、第1話の後半をお届けしようと思います!!



それでは!!ガンダムファイト・レディー・ゴー!!