みなさま。大変長らくお待たせいたしました。


前日申し上げた通り私は今暇にございます故、その休みを利用し…


サイトの引越を終わらせ…


他サイトで書いている物語を移し(引っ越しじゃんか(笑))…


ソフトのアップデートを完了させ…



ついにレビューを復活させる事ができるようになりました。



ひょっとすればもう愛想を尽かして誰もこのレビューを心待ちにしていないかもしれません。でも、遅れてしまったのに生意気ですが…


私は最後の最後まで信じ続けますぞ!


このレビューを待っていたという人が…1人でもいると…



<MS igloo>


マシンガンを撃たれ、キャタピラが切れてしまい、動けなくなったヒルドルブに対し…



誇り高きA
「近づいて仕留めまーす!!」


っと、ザクⅡがシュツルムファウストを構えたのが前回までのお話…


そしてどうなったのか、そのままソンネンはやられたのか…というと…



誇り高きA
ソンネン「スモーク散布!!」




誇り高きA
↑するとヒルドルブの周囲をピンク色の煙が覆う。


うろたえるザクだが、さらにもう1つの事でうろたえた。


なぜなら…



誇り高きA
↑スモークの中で、ヒルドルブが変形するのが見えたからである。



誇り高きA
フェデリコ「こいつはやばいぞ。」


さすがのフェデリコも焦りを感じ始める。



誇り高きA
フェデリコ「下がれ!スチュワート!!」


仲間思いのフェデリコは、マシンガンを連射しながら、スチュワートの援護をしてヒルドルブに接近するが…



誇り高きA
モノアイの「ギュイーン」という音と共に、ヒルドルブがフェデリコを睨みつけ…手に持っていたマシンガンを連射する。


先ほどのような戦車タイプとは異なるのだが、それは後ほど…



誇り高きA
フェデリコ「くっそぉ!」


脚部に被弾し、その場に倒れ込むフェデリコの指揮官用ザク。



誇り高きA
スチュワート「隊長!!」


と、フェデリコの事を気に掛けるスチュワートだが、そんな中で、煙幕の中にいるヒルドルブがスチュワートのザクに砲身を向ける。これでヒルドルブがどんな形だかわかるかなぁ…


一瞬たじろぐスチュワートだが…



誇り高きA

APFSDSの一撃により、ザクⅡの上半身が吹き飛んだ。


右にいるのがヒルドルブで、左がザクです。しかも煙幕まで吹き飛ばすなんて…これでもってザクをまた1機撃破し、


連邦に残されているのは、フェデリコを除けばザク2機と61式戦車2機だけ…



誇り高きA
↑これならわかりやすいかなっ?ヒルドルブのモビルタンク形態。


自走砲のような感じとはまるで違いますね。そちらを忘れてしまった方はすみません。6月の記事へと…


6月14日の記事


さらにソンネンが格好良いのはここから…



誇り高きA
ソンネン「マシンガンが弾切れ寸前だ!次期に調達する!」


と言って、マシンガンを連射。まあそんな簡単には弾は補充できないかと考えていたら…



誇り高きA
↑なんと、連射してザクを倒し…弾を補充したのである。


なんというペースの良さ。そして格好の良さなのか。


そしてその波に乗じてもう1機の61も撃破。


「ザコめ!残りはどこだぁ!?」


と言いながら…残りの敵を叩くソンネン。1機なのに、さすがである。



誇り高きA
フェデリコ「マリオン。稜線の影へ…」


映画のタイトルみたいな台詞ですが、これは戦車に乗っているマリオンという兵に、稜線の影に隠れて戦うように促すシーンです。



誇り高きA
「中佐!今度こそとりつきます!」

「ボロゴノフ…。」


倒れているフェデリコに対して、そういうボロゴノフだが、連邦に残っているザクは、この2機しかいない。



誇り高きA
↑マリオンの乗る61式戦車に向かって、主砲を放つヒルドルブ。



誇り高きA
↑マリオンはフェデリコ中佐に言われた通り、稜線の陰に隠れるが…



誇り高きA
稜線ごと吹き飛ばされる始末。


おかしいだろ、ヒルドルブ。


左方からはボロゴノフのザクが近づきつつあるが、それにも既に気づいているソンネン。


ソンネン「最後のお客か!!」


誇り高きA
ボロゴノフ「この距離なら!!」


ボロゴノフはマシンガンを至近距離で連射!ヒルドルブもこれには耐えられないか…と思ったら。



誇り高きA
カンカンカンカン!!


効いてねぇ…。


もはやボロゴノフには絶望しかない。



誇り高きA
ソンネン「倒したザクのパーツを巻き込んだ!!」


撃たれている事ももろともせず、ザクのパーツを巻き込んで動けない事に気を取られるソンネン。


とはいえ動けないのはマズい。コクピットを狙われたり、ヒートホークで切り刻まれたら装甲など関係なく終わりである。


するとソンネンの取る策は…



誇り高きA
「HE装填!次、タイプ3!信管!ゼロ距離!!」


何を言っている?という事でしょうが…(俺もそうだった)


簡単に言うと…こういう事↓



誇り高きA
↑零距離射撃…には少し見えにくいが、


零距離射撃をして…



誇り高きA
↑ヒルドルブの車体を浮かせるという荒技をこなすソンネン!!


さらにすごいのはもう1つ!



誇り高きA
↑片方のキャタピラを軸にして回転し、そのままザクのボディを直撃!



誇り高きA
↑零距離射撃はこっちの事かな?そのまま倒れたザクに主砲をぶち込む。


これで全てのザク・61式を撃破した訳だ。


ちなみに零距離射撃というのは、俺もずっと勘違いをしていたんだけど


相手との距離が0で射撃するから零距離射撃なのではない。


このような射撃はいわゆる「接射」という奴である。


では、零距離射撃とは何なのかというと…


砲身の仰角が0度。つまり砲身が水平の状態で射撃をする事である


らしい。


つまり1つ上の画像を見ていただくと、ヒルドルブの砲身(弾を発射するところ)が水平で、斜めになっていないから、こっちの事をソンネンは「零距離」と言ったのかもしれません。



誇り高きA
「ヘヘ…惜しかったな。」


と、敵を殲滅したソンネンは息を切らしつつ、ドロップを口にしようとする…



だが…




誇り高きA
「うおっ!?」


突如ヒルドルブが揺れ、警報が鳴る!!



誇り高きA
フェデリコ「ヘッヘッヘッヘッ…。」


マシンガンで、ヒルドルブのコクピットを叩きまくる。油断したところの一撃は、さすがのソンネンと言えどキツイか。



誇り高きA
フェデリコ「ホント…惜しかったなぁ。…片足くらいで、仕留めた気になるなよ!!」


そう。まだフェデリコ機は脚部に被弾しただけで、撃破はされていなかったのだ。


迂闊だったソンネン。しかしここでもソンネンは諦めない。



誇り高きA
↑ソンネンもショベルアーム・ユニットで対抗する!


ヒルドルブは、モビルスーツとの接近戦も行えるようだ。


2撃目をくらったザクは後退。その際マシンガンのマガジンも飛んでしまうが…



誇り高きA
「てめえなんざ、一発あれば十分だぁーっ!!!」


ヒルドルブのコクピットへとマシンガンの先を食いこませ…フェデリコは必殺の一撃を放つ。


誇り高きA
バンッ…



マシンガンが放たれた音だけが響き渡る。




誇り高きA
↑ヒルドルブのショベルアーム・ユニットがゆっくりと下がっていく。それはまるで、死んでゆく人間のよう…。



誇り高きA
「あとは…コムサイ!!」


気が付けば夕焼けの時刻となっている。シーンチェンジはないのだが…その理由は、タイトルにあると思う。



誇り高きA
↑モノアイが点灯し、怖さが増しますね。こういう演出は素晴らしいと思います!


落日-沈みかけの太陽-を背に、マガジンを装填し、息を切らせつつ、ゆっくりとこちらに向かってくるザク。



誇り高きA
モニク「来るわ。」


オリヴァー「コムサイには、対モビルスーツ戦用の武器はありません。」


と、他人事のように言うオリヴァー。



ってお前!おかしいだろ!!コムサイについてレポしてんじゃねえ!



と最初は思いましたが…



ここは戦場。いつ死ぬかもわからない。その瞬間が一刻一刻と迫っているというのに、冷静でいられるのは、戦争というものが何か、理解しているからなのかもしれないですね。


そう考えると、死という恐怖に情けないような恰好は見せないモニクとオリヴァーの精神は、並の者ではない。


この物語での主人公補整は、せいぜいそんなものです。ちょっと精神的に強い、くらいです。


だってコンセプトが一般人から見た戦争ですから…。



誇り高きA
↑足を引きずっているのは、脚部を被弾したからなのだが…


もうおわかりだろうか?



実はこれ、疑問を持たざるを得ない場所である。


フェデリコのザクがこの部分を被弾したのは…ソンネンと接近戦を行うよりも前の…



誇り高きA
↑このシーンである。


そこからヒルドルブに接近できたのは、ソンネンが油断していたから、その隙にバーニア吹かして行ったとか、ずりずりと足を引きずって行ったとか考えられるのだが…




誇り高きA

↑ソンネンとの戦闘中は、何事もなかったかのように脚部の損傷がなくなっている。


単なる作画ミスで片付けたいが、脚部の損傷が酷くては、いくら動かないとはいえ、あんな激しい接近戦はできないと思う。


ここはやはり疑問が残る場面である。



そしてずるずると足を引きずりながらコムサイに近づくザク。迫り来る死の時間。



だが…




誇り高きA
突然、フェデリコのザクの上半身が吹き飛んだ!!


なぜか…。それは当然…



誇り高きA
↑ソンネンの、いや…ヒルドルブの最期の一撃が、フェデリコのザクを貫いたからである。



誇り高きA
「ヘッ…。一発あれば十分だ。」


フェデリコの言ったセリフを言い返し(先ほどは惜しかったな。と言い返された)、ドロップを投げ捨て…



誇り高きA
「ヒルドルブは…俺はまだ…戦えるんだ。」


と言い残して…ソンネンは息絶えた。



誇り高きA
「軍人は…腐っても野良犬以下じゃ、ありません。」


「死んだらやっぱり…野良犬以下よ!」



俺はこの上のモニクの言葉に感動した。モニクは最初こそ、ソンネンの事を過去にしがみついたままの負け犬以下と言っていたが…


ソンネンの死を悼んだのである。かつては尊敬していた人だったからか、それとも彼の生き方も悪いものだと決めつける事はできないと、この戦闘を見て思ったからか…




俺はモニクが後者の思いを抱いていると、信じたい。




次はヅダのお話をアップする…予定だが、どうかな。待たせると申し訳ないからなぁ…。


うん。しかし待っている人がいると信じるぞ、オレは!!