みなさま。大変長らくお待たせいたしました。
前日申し上げた通り私は今暇にございます故、その休みを利用し…
サイトの引越を終わらせ…
他サイトで書いている物語を移し(引っ越しじゃんか(笑))…
ソフトのアップデートを完了させ…
ついにレビューを復活させる事ができるようになりました。
ひょっとすればもう愛想を尽かして誰もこのレビューを心待ちにしていないかもしれません。でも、遅れてしまったのに生意気ですが…
私は最後の最後まで信じ続けますぞ!
このレビューを待っていたという人が…1人でもいると…
<MS igloo>
マシンガンを撃たれ、キャタピラが切れてしまい、動けなくなったヒルドルブに対し…
っと、ザクⅡがシュツルムファウストを構えたのが前回までのお話…
そしてどうなったのか、そのままソンネンはやられたのか…というと…
うろたえるザクだが、さらにもう1つの事でうろたえた。
なぜなら…
↑スモークの中で、ヒルドルブが変形するのが見えたからである。
さすがのフェデリコも焦りを感じ始める。
仲間思いのフェデリコは、マシンガンを連射しながら、スチュワートの援護をしてヒルドルブに接近するが…
モノアイの「ギュイーン」という音と共に、ヒルドルブがフェデリコを睨みつけ…手に持っていたマシンガンを連射する。
先ほどのような戦車タイプとは異なるのだが、それは後ほど…
脚部に被弾し、その場に倒れ込むフェデリコの指揮官用ザク。
と、フェデリコの事を気に掛けるスチュワートだが、そんな中で、煙幕の中にいるヒルドルブがスチュワートのザクに砲身を向ける。これでヒルドルブがどんな形だかわかるかなぁ…
一瞬たじろぐスチュワートだが…
APFSDSの一撃により、ザクⅡの上半身が吹き飛んだ。
右にいるのがヒルドルブで、左がザクです。しかも煙幕まで吹き飛ばすなんて…これでもってザクをまた1機撃破し、
連邦に残されているのは、フェデリコを除けばザク2機と61式戦車2機だけ…
↑これならわかりやすいかなっ?ヒルドルブのモビルタンク形態。
自走砲のような感じとはまるで違いますね。そちらを忘れてしまった方はすみません。6月の記事へと…
さらにソンネンが格好良いのはここから…
と言って、マシンガンを連射。まあそんな簡単には弾は補充できないかと考えていたら…
なんというペースの良さ。そして格好の良さなのか。
そしてその波に乗じてもう1機の61も撃破。
「ザコめ!残りはどこだぁ!?」
と言いながら…残りの敵を叩くソンネン。1機なのに、さすがである。
映画のタイトルみたいな台詞ですが、これは戦車に乗っているマリオンという兵に、稜線の影に隠れて戦うように促すシーンです。
「ボロゴノフ…。」
倒れているフェデリコに対して、そういうボロゴノフだが、連邦に残っているザクは、この2機しかいない。
↑マリオンの乗る61式戦車に向かって、主砲を放つヒルドルブ。
↑マリオンはフェデリコ中佐に言われた通り、稜線の陰に隠れるが…
おかしいだろ、ヒルドルブ。
左方からはボロゴノフのザクが近づきつつあるが、それにも既に気づいているソンネン。
ソンネン「最後のお客か!!」
ボロゴノフはマシンガンを至近距離で連射!ヒルドルブもこれには耐えられないか…と思ったら。
効いてねぇ…。
もはやボロゴノフには絶望しかない。
撃たれている事ももろともせず、ザクのパーツを巻き込んで動けない事に気を取られるソンネン。
とはいえ動けないのはマズい。コクピットを狙われたり、ヒートホークで切り刻まれたら装甲など関係なく終わりである。
するとソンネンの取る策は…
何を言っている?という事でしょうが…(俺もそうだった)
簡単に言うと…こういう事↓
零距離射撃をして…
さらにすごいのはもう1つ!
↑片方のキャタピラを軸にして回転し、そのままザクのボディを直撃!
↑零距離射撃はこっちの事かな?そのまま倒れたザクに主砲をぶち込む。
これで全てのザク・61式を撃破した訳だ。
ちなみに零距離射撃というのは、俺もずっと勘違いをしていたんだけど
相手との距離が0で射撃するから零距離射撃なのではない。
このような射撃はいわゆる「接射」という奴である。
では、零距離射撃とは何なのかというと…
砲身の仰角が0度。つまり砲身が水平の状態で射撃をする事である
らしい。
つまり1つ上の画像を見ていただくと、ヒルドルブの砲身(弾を発射するところ)が水平で、斜めになっていないから、こっちの事をソンネンは「零距離」と言ったのかもしれません。
と、敵を殲滅したソンネンは息を切らしつつ、ドロップを口にしようとする…
だが…
突如ヒルドルブが揺れ、警報が鳴る!!
マシンガンで、ヒルドルブのコクピットを叩きまくる。油断したところの一撃は、さすがのソンネンと言えどキツイか。
フェデリコ「ホント…惜しかったなぁ。…片足くらいで、仕留めた気になるなよ!!」
そう。まだフェデリコ機は脚部に被弾しただけで、撃破はされていなかったのだ。
迂闊だったソンネン。しかしここでもソンネンは諦めない。
ヒルドルブは、モビルスーツとの接近戦も行えるようだ。
2撃目をくらったザクは後退。その際マシンガンのマガジンも飛んでしまうが…
ヒルドルブのコクピットへとマシンガンの先を食いこませ…フェデリコは必殺の一撃を放つ。
マシンガンが放たれた音だけが響き渡る。
↑ヒルドルブのショベルアーム・ユニットがゆっくりと下がっていく。それはまるで、死んでゆく人間のよう…。
気が付けば夕焼けの時刻となっている。シーンチェンジはないのだが…その理由は、タイトルにあると思う。
↑モノアイが点灯し、怖さが増しますね。こういう演出は素晴らしいと思います!
落日-沈みかけの太陽-を背に、マガジンを装填し、息を切らせつつ、ゆっくりとこちらに向かってくるザク。
オリヴァー「コムサイには、対モビルスーツ戦用の武器はありません。」
と、他人事のように言うオリヴァー。
ってお前!おかしいだろ!!コムサイについてレポしてんじゃねえ!
と最初は思いましたが…
ここは戦場。いつ死ぬかもわからない。その瞬間が一刻一刻と迫っているというのに、冷静でいられるのは、戦争というものが何か、理解しているからなのかもしれないですね。
そう考えると、死という恐怖に情けないような恰好は見せないモニクとオリヴァーの精神は、並の者ではない。
この物語での主人公補整は、せいぜいそんなものです。ちょっと精神的に強い、くらいです。
だってコンセプトが一般人から見た戦争ですから…。
もうおわかりだろうか?
実はこれ、疑問を持たざるを得ない場所である。
フェデリコのザクがこの部分を被弾したのは…ソンネンと接近戦を行うよりも前の…
そこからヒルドルブに接近できたのは、ソンネンが油断していたから、その隙にバーニア吹かして行ったとか、ずりずりと足を引きずって行ったとか考えられるのだが…
↑ソンネンとの戦闘中は、何事もなかったかのように脚部の損傷がなくなっている。
単なる作画ミスで片付けたいが、脚部の損傷が酷くては、いくら動かないとはいえ、あんな激しい接近戦はできないと思う。
ここはやはり疑問が残る場面である。
そしてずるずると足を引きずりながらコムサイに近づくザク。迫り来る死の時間。
だが…
なぜか…。それは当然…
↑ソンネンの、いや…ヒルドルブの最期の一撃が、フェデリコのザクを貫いたからである。
フェデリコの言ったセリフを言い返し(先ほどは惜しかったな。と言い返された)、ドロップを投げ捨て…
と言い残して…ソンネンは息絶えた。
「死んだらやっぱり…野良犬以下よ!」
俺はこの上のモニクの言葉に感動した。モニクは最初こそ、ソンネンの事を過去にしがみついたままの負け犬以下と言っていたが…
ソンネンの死を悼んだのである。かつては尊敬していた人だったからか、それとも彼の生き方も悪いものだと決めつける事はできないと、この戦闘を見て思ったからか…
俺はモニクが後者の思いを抱いていると、信じたい。
次はヅダのお話をアップする…予定だが、どうかな。待たせると申し訳ないからなぁ…。
うん。しかし待っている人がいると信じるぞ、オレは!!