4月26日の木曜日。母校で演劇部の公演が行われたので、それを見て参りました。
But!その日は俺、別の塾のアルバイトの二次試験を受けなくてはならず、その時刻は19時00分。
学校からはバスで帰宅しなくてはならないが…バスなんて望めばすぐ来る訳ではなく、何分かに一本しかない。そしてバスの時刻は…
17時30分の次は17時50分であり、私が乗らなくてはならない電車の時刻(小田急線小田急多摩センター駅、新百合ヶ丘方面)は…
18時11分
ついでに言えば、学校から多摩センター駅までのバスの所要時間は
おおよそ15分~20分
ここで誇り高きAの苦渋の選択。
①後輩や別々にやってきた友人に挨拶をせずに颯爽と去り、17時30分のバスに乗る。
②後輩や別々にやってきた友人に軽く挨拶をしてから去り、17時50分のバスに乗る。
もう一度言いますと、学校から多摩センター駅までのバスの所要時間はおおよそ15~20分。そして俺が乗らなければならない電車は18時11分。
つまり、単純計算して17時30分のバスに乗った場合は17時50分くらいに駅に着くと考えられ…
17時50分のバスに乗った場合は18時10分くらいに駅に着くと考えられる。
よって②は①に比べて圧倒的にリスクが高い。
では誇り高きAに質問だ!18時10分に駅を出て間に合うのなら…次の電車とかにすれば平気じゃね?
実はそれはできない。
なぜなら…
18時11分に小田急多摩センターを出発する電車は『多摩急行』だからだ。
多摩急行を利用しなかった場合、各駅停車で新百合ヶ丘まで行き、そこから急行で成城学園前まで行き、そこでさらに各駅停車に乗り換えなくてはならない。
経堂に急行が停まるのは平日は日中だけである。土日祝日の場合は終日停車するが…。
一応18時14分の電車に乗れれば経堂には18時54分に着くが…ギリギリすぎる。
それ以降の電車に乗ると…
早くても19時04分に経堂着となる。
面接に遅刻してくる奴など…いるハズがないじゃないか。そりゃいるけど…遅刻しちゃうけど…まあいいか!と考える奴はいないだろう。
かなり名残惜しかった。キングの話もしたかった!でも…
私は結局①を選ぶ事にした。
バスの中で自分に問いかけた。これで良かったんだな…と。それだけ声を掛けられなくて残念だった代だという事でもあるんだけれど…
しかも友人たちはその後徒党を組んで夕食を食べに行ったというではないか!
しかしこれで良かった。見事勝利を勝ち取ったのは誇り高きAだったのだ。試験には受かったのだから!
やはり仕事は仕事。それ以外はそれ以外…
という事だな。とどのつまり…。
※格好つけてダメ出しだけ渡して帰ろうとしたけれど、その紙を持って帰ってきてしまったというのは内緒にございます。