姫ちゃんのリボンコーナー、終わったと思ったでしょ。


そりゃ、一ヶ月経っているものですから…。


でも、まだだ!まだ終わらんよ!ひょっとしたらこのコーナーを待っている人々がいるかもしれぬ!


その人たちのために、私はこのコーナーを諦める訳にはいかぬ!


さて、こんなに更新が遅いのには、いくつか理由があります。もちろん全ていい訳ですが、言い訳が聞きたい方は、目を通してくださいな。


①忙しい(笑)

これはあんまり言いたくありませんが、パソコン開けるのも面倒って日々が重なっているってのはあります。


②画像を使うのが面倒

「Avidemux」というフリーソフトを使って動画の中から1シーンをキャプチャし、それをブログに貼り付けているのですが、それが意外と面倒。


おそらくは、読者の方々の中にも「あれ?画像減ったね。」とか思っている方々もいらっしゃるでしょうが、それは大当たりにございますよ。


③パソコンを開くとついついほかの事をやってしまう

つい最近までは劇団の台本を書いていましたので、特にそうです(落選しましたが)。

その他にも、動画やら音楽やら何やらで、とにかく時間を使ってしまい、「もうこんな時間か。」となってしまう訳です。


そして一番大きいのが…


④データが消える事がよくある。

例えば間違えて変なとこクリックして別のページにいくと、戻ってきても記事に何も書いてない状態だったりするんです。やる気が一気になくなる。

あとインターネットのエラーでも消える事がある。

しかし私はあきらめが悪く、しつこいとよく言われます。


だから好きだった女の人も中々忘れる事ができません。でも、それがここでは優位に働く!と信じて姫ちゃんのリボンコーナーを続けてまいりますので、


よろしくお願い申し上げますしょぼん

<姫ちゃんのリボン>


16話「ひかるは何でもお見通し」についてのレビューです。


15話はスキーの話だったけど、ポコ太がしゃべってばれそうになったって事くらいだから、飛ばした。


そのためいきなり「姫子。スキーから帰ってきてのお土産話は、夕食の時に聞くわ。」と、母親が言う。


姫子「ねえ夢(妹の事)、愛子お姉ちゃんはいる?」


と唐突にこんな事を聞いていたのだが、その理由はと言うと、前回のエピソードで、ぬいぐるみのポコ太の背中がやぶけてしまったのだ。


だから裁縫のできる愛子お姉ちゃんに修繕してもらおうと思ったのです。


確かに前にリボンが破れてしまった時も、自分ではできなかったのだ。


お姉ちゃんはどうしているのかというと…


夢子「お姉ちゃん今日からテニスの合宿に行ってるよ!10日間!」


何と運の無い姫子。


そこで仕方ないから母親に頼もうと言う姫子。母親が小説の締切が迫っていて忙しいと知っていながら…


すると…



誇り高きA
母親「良いわよ!気晴らしに縫ってあげる!」


予想外の好返事。これで縫ってもらうのだが…


全然ダメ。


お話にならなかった。すると姫子が頼もうとするのは当然…



誇り高きA
姫子「待てよ!案外大地みたいな奴が家庭科得意だったりして!?」


また大地かよ。お前大地好きだろ。でも好きだったらちょっと遠慮してしまうところもあるかもしれない。


ところがそこで大地から電話がかかってくる。当然、グッドタイミングとなる訳だが…



誇り高きA
大地「今俺、SL乗りに来てるんだ!家じゃ、まだスキーに行ってるって事になってるから、よろしく!」



誇り高きA

姫子「よろしくって、授業はどうすんのよ!?」

大地「テツに代返頼んであるから…。」


ここで驚いたのが、中学生にも関わらず、代返システムが生徒の間で通用する事だ。


代返とは読んで字の如く「代わりに返事をする事」だが、一般的には大学などで、出席届を提出する際に代わりにほかの人の分も書く、といった事も表す。


もちろん返事をする人もいるようだが、俺はしたことない。バレるんじゃね?


しかも中学とかでやったらなおさらバレるだろ(笑)


さて、代返の様子がわかるのかな?


と思っていたら次のシーンではもう翌朝…



誇り高きA
五利先生「小林!」

テツ「ハーイ!」


これが中学生の「代返」らしい。


なんて悪い奴なんだ。滅茶苦茶な理由つけてサボるこいつの方がまだマシ。




誇り高きA

メズーン・メックス「おいカミーユ。さぼる気か?」



誇り高きA
カミーユ「病欠です!」

メズーン・メックス「あれで病欠かよ…。」


知る人ぞ知るネタ。まあ、まずまず有名か?


ちなみにカミーユの部活のキャプテン、メズーン・メックスは本当はパイロットとしてアーガマに所属するハズだったのだが、出る事はなかった。


なぜかギレンの野望には出てくるけど…。



ところがその後、そのテツが、姫子の所にやってくる。


姫子「(日々野と会話した後なので、ハンギレ状態で)何?面倒な事はごめんよ!」

テツ「いやぁ、別に大したことじゃないんだけど…。五利が大地を呼んで来いって…。」


姫子「な…大したことじゃないの!」



誇り高きA
日々野「大地君が、どうかしたの?」


テツ「つまり…代返がバレて…。」

姫子「そんな事、私には関係ないでしょ!」

日々野「そうよ。野々原さんに関係ある訳ないじゃない。」

テツ「だって、大地が代返バレた時は野々原に相談しろって言ったから…。」


大地君が大好きな日々野さんも、こう言われてしまったら、怒る…


と思ったら…。



誇り高きA
日々野「オホホホホ!つまりトラブル係ってとこよね。」


と笑いながら去る。なんだかテンション低いな日々野さん。実は傷ついてたり、自己に対する言葉だったり…。


ところが自分を猛スピードで追い越していく野々原を見た日々野は、あんなに焦ってどこに行くのか、と考え、気になるので後ろから尾行する。


野々原は立ち入り禁止の屋上に続く階段に行き…


誇り高きA
野々原「パラレル、パラレル、小林大地になーれ!」


ところが…!



誇り高きA
尾行されていた日々野には、当然その光景が見られている事となってしまう。


そこで虫が目の前にやってきたため目を逸らしてしまった日々野だが、



誇り高きA
姫子「や…やあ…日々野…さん。」


俺、呼ばれているんで、といって大慌てで逃げていく大地。しかし日々野は先ほどここには姫子がいたと思って

野々原の名前を呼ぶものの、返事がせず、姿も見えない。



誇り高きA
日々野「野々原さんが消えて、大地君が現れたっていう事は…。」


いよいよ核心に触れようとしている日々野さん。もう姫子の愚かっぷりは見ていられない!


その次のシーンでは大地となった姫子が怒られている。


「代返などに騙される、この五利重夫ではない!罰として、校庭10周!」


なんと、大地の代わりに姫子が10周走る羽目になってしまった!


しかもそれだけではない。


下校時刻になっていっちゃんの「一緒に帰ろう!」という誘いを断ったのを見た日々野は、大地君ファンクラブの「江藤」と共に、ある画策をする。


日々野「江藤。あんた確か放送部だったわよね。」

江藤「そ…そうだけど…。」


さて、データ消えたんで、簡単にいくと…


走らされている大地の格好をした姫子に接触をした日々野は、姫子の腕に香水をかける。

そして姫子の事を放送部の江藤が呼び出し…


姫子が香水をつけていると言った江藤に対し、姫子はつけてないという。


しかしそれはもちろん日々野の仕業。自分でつけてはいないので、わからないのだ。


↓日々野が姫子に香水をつけた瞬間。


誇り高きA

ちょっとしかかけてなさそうなのに、これで室内に匂ったりするものなのか?


というのはおいておいて…


江藤「そうそう!この匂いの香水をつけてたわ!」

日々野「やっぱり…。」

江藤「何て言う香水?」


誇り高きA
日々野「変身の秘密。」

江藤「変わった名前の香水ね…。」


と、マジレスする江藤。



誇り高きA
エリカ「まずいわ。変身の秘密が、ほかの人間にバレたら…。」

チャッピー「軽々しく変身するからサッサ。」


ごもっとも。人に変身するという事が如何に不思議な事かを、わからせてくれる面白いアニメと言える。


いくら変身ができるアニメだからといって、


変身=普通でないところがこの作品の良いところ。


ま、時々カオスだけど。


エリカ「セイ・アレイは何をしているの!?」

チャッピー「セイ・アレイはスキー場で株を下げたから、秘密の猛特訓をしているサッサ。」



誇り高きA
セイ・アレイ「ぬあっ!のわああ!むぐぐぐぐ…。」


はい。今回のセイ・アレイの台詞はこれだけです。


が、


エリカ「下手に動き回られるよりかは、マシかもね。」

酷い言われよう。


ポコ太の事が心配で家に戻った姫子が、ポコ太を見ると、ポコ太の背中は修繕されていた。


裁縫をしたのは…


父親だった。男だから家庭科ができない。女だから家庭科ができると言った、ジェンダー・バイアスの考えではいけないという教訓だろうか?


父親曰く…


「映画監督というものは、針仕事でもなんでもできないとな。」


映画監督になるみなさんは、何でもできないといけないのですな。過酷だ。


ホントか?


そこで一通の電話が…


夢子「姫お姉ちゃん。電話!」

姫子「え?」

夢子「小林、って人から。」

姫子「大地!とっちめてやるわ!」


が、そこで夢子と父親の不思議な会話が…


父親「夢。相手は男か?」

夢子「いいや…。」

父親「だよな…。」


男でなかった。という事は女性からの電話だが…


さて、通常なら、大地の母親からの電話だと解釈するのがいいと思われる。大地に妹や姉はおらず、おばあちゃんと住んでいるなどという設定もないからだ。



誇り高きA
姫子「もしもし大地!あんたのせいで、散々な目にあったんだからね!校庭10周走らされるし…もしもし、聞いてんの!」


いつまでも返事がないな、と思っていたら…なんと…



誇り高きA
日々野「ええ。聞いてるわよ。」


相手は「小林」ではなく、「日々野」だった!



なるほどこの策はすごいと思った誇り高きAだが、これは野々原家に電話をする際に「姫子が出てはならない」という条件があるため、賭けと言えるだろう。



誇り高きA
姫子「あっ…!!」

日々野「どう大変だったのか、ゆっくり聞かせてもらいたいものね。」

姫子「卑怯よ!大地の名前を使って電話してくるなんて!」


卑怯という事を言っている時点で、姫子が「自分は変身しました」と言っているようなもんだろ(笑)


往生際の悪い姫子は、割と落ち着いた様子で「要件は何なの?」と聞く。


誇り高きA

日々野「野々原さんが今そこにいるって事は、大地君は今どこにいるのかしらねえ?」

姫子「それって、どういう意味!?」

日々野「自分の胸に聞く事ね。」


と言って…



誇り高きA
ガチャッ。一方的に電話を切った。


日々野「だんだんと、私の想像通りになってきたわ。」


一方、大地は…



誇り高きA
大地「いやぁ…のどかでいいなぁ。これが日本の風景って奴だよなぁ…。」



その頃日々野は、大地が本当に学校に行っていたのか、確かめるため、大地の自宅に向かった。


インターホンを鳴らしても、留守。


と思っていたら…



誇り高きA
新太郎「手を挙げろ!」



誇り高きA
日々野「誰あんた!?」

新太郎「小林新太郎。」

日々野「小林って事は…大地君の…?」

新太郎「弟。」

日々野「そう。ねえ、大地君は…?」

新太郎「さっき学校から帰ってきて遊びに行った。」

日々野「学校って、ちゃんと行ったの?」

新太郎「うん。遅刻して校庭走らされたって言ってた。」


という事を聞くと、日々野は帰って行った。


ところがしばらくすると…



誇り高きA
新太郎「あれ?今誰か来たみたいだったけど…。」


おわかりいただけただろうか?そう…


日々野と話していたのは、新太郎に変身した、姫子である。


最後の最後に大逆転劇を巻き起こしたのであった!


だが、実はまだ放送時間は半分くらい余っているので、まだ何かある。



誇り高きA
日々野「何か引っかかるわね。どう考えてもミスマッチよ。大地君にペンダントなんて…。」


ここは街中のとある喫茶店。おそらく江藤と伊藤と1人の女性がいるため、大地君ファンクラブの集まりでもしてんでしょう。



誇り高きA
日々野「少し静かにしてくれない!考え事してるんだから!」


と、うるさい3人に対して怒鳴り散らす日々野。自己中女。


だが、ふと1枚の写真が日々野の目に入る。



誇り高きA
↑クリスマス演芸大会で撮った、草彅剛の写真。


ところが、こんなシーンなかった。


ではなく、剛のペンダントに注目した日々野。


そう、大地がしていたペンダントと同じなのである。



誇り高きA
↑これだ。



誇り高きA
日々野(赤いペンダント…



誇り高きA
それにあの奇妙なぬいぐるみ…。そして、大地君も剛も、同じペンダントをしていた。変身なんて信じられないけど…でも…確かめてみる必要がありそうね。)


と、先ほどの新太郎君への変身は焼け石に水だったのである。


野々原家の姫子自室では、姫子が大地のせいでこうなったと、激怒している。


そんな時に、父親が…



誇り高きA
父親「姫子。お好み焼き食べないか?」


ところが帰ってきた返事は…


姫子「いらなーい。」



誇り高きA
なんと父親は、あごが外れんばかりの驚き様…。お好み焼きは姫子の大好物なのだ。


しかしそれでも父親は続ける。



誇り高きA
父親「海老や焼きそばがどぱーっ!って入った、広島風だぞーっ!」

姫子「いらないってば!今それどころじゃないの!」

父親「そ…そうか…。」



誇り高きA
母親「あの子が食べたくないなんて…どこか具合でも悪いのかしら…。」

夢子「姫お姉ちゃんの分も、欲しいな!」


すると…母親は思いやりを発揮するのか?


母親「私と半分こね!」


野々原家は厳しい。第1話でも、似たようなシーンがあった。


それよりもみなさん。このシーンを見て、気付いただろうか?


久々の「姫子の夕飯食べない」シーンである。


何話ぶりかは覚えていないが、意外と多いんだよな。愛子お姉ちゃんもたまにやる。


だがそこで、インターホンが鳴り、誰かがやってくる。


誰が来たのかというと…


父親「クラスメイトの…日々野さんだよ…。」

誇り高きA
2人「えっ!?」


姫子とポコ太は当然驚く。もはやピンチとしか言いようがない。


外で話をする事になったが、それでも、ピンチはピンチのまま。


なお、こんなシーンがあった。


姫子が慌てて日々野と外に出ようとしたところ…



誇り高きA

父親「私は、姫子に嫌われているのか?」


そんなこたぁありませぬぞ!


外に出ると、日々野が一緒にいる以上、姫子には逃げ場がない。そこで日々野は、姫子に向かってあるものを出した…。


それは…


誇り高きA
日々野「話なんだけど、このアタシに、変身するところを、見せてちょうだい。」


完全にバレている。


しかしもう姫子には、もう逃げ場はない。ここで認める他ない、と、エリカとチャッピーも大慌て。姫子は何の事!?ととぼけるが、それも無駄。

もはやどうする事もできない。日々野は変身の仕方も、呪文もわかっている、と言う。


そして極め付けは…


誇り高きA
日々野「パラソル・パラソル、大地君にな~れって、言ってみてよ…。」


姫子「う…うん。パラソル・パラソル、大地君にな~れ。」


しかし何も起こらない。



誇り高きA
日々野「えええええっ~!?」


ドヤ顔の連続だった日々野だったが、ここで顔面が崩壊してしまった。


当たり前だが、変身の呪文は「パラル・パラル。パラソルではない」


その後大地が駆けつけ、なんとか日々野ひかるを倒す事に成功した。

これで、日々野の疑いも完全に晴れただろう。


だが、戦いは果てしなく続く。


※日々野ひかるのドヤ顔が見たい人は16話をチェック!