さあ文化の日。


これと言って「文化」らしい事はしませんでしたが、俺は演劇をやっている。役者をやっている。もう文化らしいではないか~。


明日は金曜日ですね。金曜日は一番大変。一時間目から始まる。もちろん、家が大学に近いので、他の人に比べれば全然マシなんです。だからこそ、遅刻する訳にはいかない。


そういえば、もうそろそろ俺が昨年受けた統一テストの日となりますね。


私の特別授業が必要じゃないのかね、後輩たちよ!?


いらんか(笑)


<姫ちゃんのリボン>


前回の続きです。


なんかタイミングが悪いなぁ~、と河原に寝そべりながらつぶやく大地。


電話しても姫子は留守だし、家に直接行っても、姫子の父親に不審者扱いされて、結局姫子に会う事ができない。


だが河原に寝そべっている大地を見た有坂静は…


有坂「やあ、そこの君!」


と…大地に向かってではなく、犬に向かって言った。すると…



誇り高きA

犬が大地の帽子を銜えて…


逃走した。


元々その犬は大人しかったのだが、有坂が話しかけた後、急に凶暴な犬となった。


余談だが、大地がその犬を追いかけている時に発せられた「いい加減にしろ!」という台詞…


かなり棒読みであった。大地は棒読みになる事がたまにあるが、恐らく声質によるもの。


言い方ではないのではないかというのが、素人の見解。


その犬は風立中央公園に入っていき、その後に大地も続くと、大地がベンチの上にある帽子を手に取り、ようやく帽子を取り返す事ができた。


ところが…



誇り高きA
?「だーれだ?」


いきなり後ろから手が伸びてきた。その人物は…



誇り高きA
日々野「ばあ!」

大地「ゲッ。日々野。」

日々野「ごめんね、大地君!待った?」

大地「化粧してやがる…。」


有坂の言った通りに、日々野が風立中央公園にやって来たら、大地と会う事ができたのだ。


日々野はどさくさに紛れて大地に抱きついちゃったりもしたが、何をしに来たのかもわからない大地にとっては(わかっているのかもしれないが)、いい迷惑。もう遅いから帰ろうぜという大地。


しかしそう上手くはいかない。


誇り高きA
日々野「こんな夜遅くに、女の子が一人で帰るなんて、怖いわよ~!痴漢に襲われたらどうするの!?」


と、駄々をこねはじめる。何て面倒くさい女だ。


仕方がないので、日々野を送って帰る事にした大地。


ところが帰ろうとした時、有坂を見かけ…「今の、有坂に見えたけど、どうしてここに?」と疑問を抱く。


それに疑問を感じた大地は、姫子の家に電話をかけるが…


夢子「姫お姉ちゃんは今お風呂に入ってます!」

父親「あの男か!?夢子!貸しなさい!お父さんが出よう!姫子の父親ですが…要件があるのなら伝えておきますが…」

大地「あ…有坂の事で、あっ、いいです!また明日学校で話すんで!」


というやりとりがあった後…


誇り高きA
姫子「また『名乗る程』さん?」


大地の「名乗る程の者ではない」という台詞を名前だと勘違いした夢子が勝手につけた名前。


何かやたら美人に見えない?別に変な意味じゃなくて…


翌日、学校にて、有坂は例によってファンクラブのメンバーに囲まれている訳だが…姫子が肉まんを持って教室に入っていくのを見ると、



誇り高きA
有坂「あ、ごめん。用事を思い出したから。」


と言って、あからさまに姫子狙いの発言で、教室に入っていく。


ってか、男子用のコートおかしくねえか?


学生全員が着けている事からして、学則により着用が義務付けられていると思われるが、正直俺の母校とタメかそれ以下のセンスだろう。


珍しい話である。アニメの中はいわば空想の世界。ならば学生服ももっと格好よくしてもいいハズである。


でもそれがこのアニメのいいところですね。やたらな格好つけるの、あまり好きじゃないんですよ。格好のつけすぎってのが、これは現実にも言える事ですが…


それとも、1992年時では、このファッションセンスは格好良いものと認められていたのかもしれない。


もう1つ、可能性があり得るとしたら、俺の視野の狭さというものも考えられる。



誇り高きA
↑とうとうタイトルにあった肉まんが出てきた。


肉まんを頬張る3人。しかし1人あたり半分の肉まんを食べているため、元々あった肉まんの数は5個と考えられる。


5個の肉まんを3人で、なのか、それとも、他のクラスメートにも渡すつもりなのか?


なお、いっちゃんは帰る前の腹ごしらえと言っていたが…


買い食いはしないのか?


俺なら買い食いするな。だって面倒だろう?まだ中学1年生なので、校則を気にしているのかもしれない。



誇り高きA
有坂「楽しそうだね。何食べてんの?」

姫子「学校の向かいにできた店の肉まん、おいしいよ。有坂君も食べる?」

有坂「いや、僕はいいよ。」


何食べてんのって、見りゃわかるだろ!聞くとしたら、肉まん、あんまん?とか言う事だろ!


俺が細かいのかもしれんが、おそらくこれは台本を読んで台詞を言っているのか、台本通りにするように強制させられているのか、だと思う。


だってアニメだろうと演劇だろうとドラマだろうと映画だろうと、物語性があり、台詞のあるものならば、その台詞は日常に基づいていると、俺は考えている。


つまり、台詞というものは、日常の会話から大きく逸脱したものではないという意味。


もちろん、この作中にもある「パラレル・パラレル」なんかは大きく逸脱したものだが、肉まんについての会話なんて、現実でも十分あり得る会話。


現実を基にして、台詞を言う。これが私のモットーなのだ。


だから台詞が覚えられないという欠点があり、特にその考えに凝り固まっていた高校3年時では、台詞が覚えられずに仲間たちとも衝突し、怒られもした。


もちろん、台詞は根本なので、台詞を覚えずして成り立つものはない。それを忘れちゃ、いけない。みなさんには、大きな迷惑をかけたよ。



有坂は君に話がある、と姫子の前に座り…



誇り高きA
有坂「気に入ったな。好きになりそうだ。君の事…。」


唐突な愛の告白!?


すると姫子の表情は…



誇り高きA
姫子「あ…?」


ま、唐突な愛の告白ですから、その表情もわかります


教室にはたくさんの人がいたため、みなさん動揺。


そりゃそうです。有坂は人気者なんですもの…



誇り高きA
姫子「〇×△□※※$ΘεXわ〇□△~!」


口に肉まんを銜えたまま告白に対して答える姫子。


何を言っているかは…少しわかる。


姫ちゃんムード台無し―っ!と愛美に言われ、肉まんを愛美に取られ…姫子はようやく話す。



誇り高きA
姫子「だって、会って間もないし、それに、あたし何かのどこが…?だって私女の子らしくないし…。」


後ろから、男子生徒が「あたし男だし、だろ?」と言うと、「誰がよ―っ!」とまた怒鳴ってしまい、それを恥ずかしそうにする姫子。


すると有坂は…



誇り高きA
有坂「そんなところが、好きなんだ。女らしいって事だけが、魅力的って訳じゃないんだから、明るさや、元気の良さや、周りの人を元気にさせてくれる、そんな雰囲気。全てが君の魅力であり、長所なんだ。自信を持っていいと思うよ。」


嬉しいことを言ってくれる。


すると後ろから男子生徒2人が声を揃えてまたしても視聴者の代弁。


「気障な奴。」


全くだ。どうもなぁ…臭いんだよなぁ。でも姫子は自分の女の子らしくないところを気にしている人。

だから有坂の発言程うれしいものはなかった。


家に着いても、落ち着いていられない姫子。しかしここでやたらと大地と比べるポコ太の発言が意味深。ってか何か起こる事を予知しているかのような発言。


姫子は告白されたのは初めてで、「胸がくすぐったいけど、嬉しい。」と一言。


青春じゃないか。私にはもう青春という言葉は合わないが…


翌日、この告白の話は…


「肉まん告白事件」


という謎の名前が付いた。ってか…


事件とはまた酷い言い草だな、オイ。


日々野からは、おめでとうと言われるが、大地とあった事を一通り厭味ったらしく話す。性格が悪いな、日々野。


だがそれを聞くといてもたってもいられなくなった姫子は大地とお話をする事になる。


どうやら姫子は好色的な大地が気に入らないらしかったが、どうみても嫉妬。


喧嘩した末、大地は姫子にある事を告げていく。


「野々原。あいつは変だ。気を付けた方がいい。」


だが好きになった人を変呼ばわりした大地に、とうとう姫子の堪忍袋の緒が切れ、それって単なるヤキモチじゃない!みたいな事を言って、立ち去る。


しかしそれを見ていた有坂は、大地は邪魔ものだと思い…


ある行動を敢行する。


夜、姫子が寝ている隙に、野々原家の目の前に来た有坂は…


何をしたのかは知らないが、ポコ太を起こし…


誇り高きA

はい!?



誇り高きA
何の光!?


ポコ太は凶暴になり、窓を開け、街へ飛び出していく。夜中で誰もいないので、気づかれることもない。


ポコ太が向かった先は…



誇り高きA
小林大地「ポコ太じゃないか。こんな夜中にどうしたんだ?お前が来たって事は…アイツの身に何か…?」


大地の家はマンションのかなり上の方(と思われる)。そこまで登ってきたポコ太は一体化け物かと思うくらいだが、



誇り高きA
ポコ太「シャー!」


全然怖くないけど声は凶暴。


しかもこいつお腹出てるんだもん(笑)



誇り高きA

ポコ太のきりさくが炸裂!


腕に怪我をした大地、「どうしたポコ太?」と言うが、ううう…と唸っている。


しかしそこに、両親の声がし、「何かあったのか?」と言われたので、遠くから有坂が「邪魔が入った。今日はこれで良い。」と心で言い、ポコ太を野々原家に帰らせた。


どう考えても有坂静は只者ではない。すると、有坂の情報が…



誇り高きA
エリカ「あっ!思い出したわ!」

チャッピー「本当ですかサッサ?」

エリカ「セイ・アレイ。小さい頃、何回か遊んだことがあるわ。」

チャッピー「という事は、魔法の国の住人だサッサ!?」

エリカ「なぜセイ・アレイが、姫ちゃんに接近しているのかしら?」


お前見当もつかないのかよ!


俺は、なぜセイ・アレイが姫子に接近しているのか、何となくわかりました。


さあ、その答えは、次回に続く!