今日は体育の日ですね。


でも、体育の日だからと言って、必ずしも運動会をやるのではないそうですよ。


ま、そんな事言ったって、しょうがないが…


今日は私の知り合いと、カラオケに行って参りました。


その人は「歌が上手くなると、人の前で堂々と話す事ができるようになり、演技もうまくなる」という持論を持っているのですが、果たしてそうか…?


でもなんとなく、私も演技する際、口を大きく開けるようになった気がします。


<前回の続き>


お姉ちゃんが「女の鏡」だと姫子が言って、その翌日になる。


家の前まで来て、度胸がないから、引き返す。しかしその帰路中、「危険立ち入り禁止」の札を見つける姫子。

姫子は「危険と書いてあるといきたくなるのが人情ってモンでしょ!」と言ってその中に入ると…


誇り高きA
?「え?」


そこにいたのは…えっと…


誰?


いや、そりゃ支倉先輩とバッタリ出会うなんていうシチュエーションもありだなと思ったんですが、支倉先輩のキャラからして、立ち入り禁止の所に入るなんて、そりゃないか…と考え直し、その次の言葉で判断する事にした誇り高きA。


?「なんだ、お前」


が次の言葉…。そしてその声の持ち主は…


小林大地だった。


だって2人とも学ラン来てたし、顔も似てるし、わかんねーよ!だって第1話だぜ!?


とはいえ、後に2人を見分ける方法を発見した。それは…


学ランのホック及び第1ボタンを開けているかいないか。


開けていないのが「支倉」、開けているのが「小林」というようになる。


しかし…


普通逆だろ。


中学1年生のガキがホックも第1ボタンも開けていたらしばかれるだろうし、逆に中学3年生の上級生がホックも第1ボタンも閉めていたら、変な人扱いだし…


まあ、アニメってのはエクストリームで何ぼってことかね?


でも実はこのイベント、意味があって…


誇り高きA
お守りを落としてしまった!


小林大地の陰謀かっ!?でもそれはあり得ない…


外に出た後、姫子は「小林君だって、中に入ってたじゃないか」と言う。つまり同罪なのに、どうして自分を追い出したのかという意図。


だが次の画像、心してみてもらいたい…






誇り高きA
小林「お前どうして俺の名前知ってんだ?」

姫子「だってあたし同じ中学だもん。1-Bで隣だし…。」


2人ともッ!その格好なんだよ!?


2011年の今を生きる私には、馴染みのないスタイル。


まあ、姫子は「変な格好」で終わるからなんとかなるかもしれない。小林大地もちょっとオッサン臭い格好だけど、時には冒険も必要だし、着てみて初めてオッサン臭いってわかる事もあるし…だけど…


小林大地!!お前の上げパンとシャツイン、それは時代を感じさせるというより他ないぜ!


しかしこれはこの前までレビューしていたチャチャでも言える事。リーヤは上げパンシャツインが基本スタイル。

しかし、なぜそのスタイルについて敢えて言及しなかったのかと言うと…


まあ、リーヤはすぐ狼になるからあんま気にならないし…。


でも、私はバカにしている訳ではない。


私も子供のころ、こういう格好している人はたくさんいました。衣服の着こなしの変遷も見てみると興味深いものがあるのかもしれません。


デザイナーさんなんかは、まさに温故知新でもって、この知識を得ている必要があるのでしょう。


まあ、それは置いておいて…


誇り高きA
小林大地「アタシって…お前、女だったのか。」


これによりさらに姫子が女の子っぽくないという事を定着させてしまう…だから服も変なのかも…


だが…



誇り高きA
鈍い音と共に放たれる飛び蹴り。なんかマジで痛そう。


しかももっと痛そうに思えてしまうところがある。



誇り高きA
そう、ぶっ飛んでない。


考えてみれば、飛び蹴りをくらっても、数メートルぶっ飛ぶことなんてほとんど考えられない。しかしそれを敢えてぶっ飛ばすのは、リアル感を減らすため…


なのに、余計に痛そうである。


まるで昔のアンパンマンみたいである。


いきなり何をすると言う小林大地だが、


誇り高きA

姫子「失礼ね!誰がどう見たって女の子でしょうが!」


だって声が女だから女にしか聞こえないし、見た目もほぼ女じゃん。俺は女だと思うが…

オープニングでは男にも見えたけどね。


だがその瞬間、何かを感じた姫子。アッと言って沈黙する…。


そこには…


誇り高きA
↑支倉先輩がいた…。


でもよく見たら茶髪じゃん。お前校則違反じゃないのか?あっ、公立だからな…。


誇り高きA

このシーン、上げパン以外にも時代を感じさせるところが。実はよく見ると…


ブックバンド使ってるし!俺の友人の熊〇という人がつい最近ブックバンドを買ってたけど、それも珍しい事で、これも時代を感じさせるシーンだ!


姫子は、小林大地に飛び蹴りをしたのが見られたのではないかと懸念する。

しかし飛んできた言葉は、


「こんにちは。珍しいね。今日はどうしてこんなところにいるの?」

咄嗟にこたえる姫子は、「ちょっと散歩」とありきたりな答えを言った。


そこで他愛もない会話があった後、先輩は立ち去ろうとするが…



誇り高きA

支倉先輩「お転婆もほどほどにしておけよ?」


実は飛び蹴りした所は見られていたのだ。


そして夕食の時間になったが…


誇り高きA
夢子「姫お姉ちゃんは?」

愛子「ご飯いらないって…。頭痛いんですって。」

母親「平気平気!あの子の事だ。明日になれば今日の分まで食べるって!


実はこのアニメ。まだ第5話まで見ていないのだが、夕食を抜きにする事が多々ある。


まず一発目ーッ!


夢子と母親が姫子のコロッケを取り合っているのを耳にすると…


思わず「どういう親だ。」と一言、自室で呟く姫子。


俺もそう思う。


姫子は、どうやら昼間先輩に小林大地に飛び蹴りをしたところを見られたのが気になっているらしい…。


姫子(先輩…かなり呆れてたなぁ…。)


そうか?あの言い方では、そんな風には思えないけど。


これはクサナギの演技ミスなのか、それとも姫子の深刻妄想なのか…


ついには「不幸のどん底を絵に描いて額縁に入れたようなもの…」と言いだす。


この言葉は誇り無きAを怒らせた。


「なんだと?その程度で不幸のどん底だと?好きな人がいるだけいいじゃないか。むしろ、好きな人がいる事は、それだけで幸せな事なんだ。それをわからないお前は…!」


って言っても、姫子はまだ中学1年生です。御世辞にも大人とは言えない年齢。


「小学生に比べて大人っぽくなった」というのと、「大人になった」のでは、雲泥の差ですからね。


でもこれだけは言わせてくれ…



誇り高きA
「遊びでやってんじゃないんだよーっ!」


それでも姫子は、「御淑やかでかわいい女の子になりたい」と心の底から願っているのでした。

お転婆はお転婆でいいと思うのですが、支倉先輩に合わせたいんですね。


珍しい献身的な女だな、オイ。


そこに…



誇り高きA
↑とうとう姫子の目の前に現れた王女。


名前教えてよ~



誇り高きA
エリカ「始めまして。私、エリカって言うの。お部屋に入れてくださる?」


へぇ~、エリカって言うのか…


一時期のサンジャ〇ではエリカエリカうっさかったですね。でもそれでいてエリカエリカうるさかった割にはエリカのスクープみたいなもん言わなかったし。


姫子と声こそ同じ、姿も似ているものの、別人であることに変わりはないため、姫子はうわーと叫ぼうとするが



誇り高きA
エリカ「神様に誓って、泥棒ではありません。だから大きな声は出さないで?」

姫子「真っ当な人間が、窓から入り込もうとするか?」


と、厳しい突っ込みをするものの、しぶしぶエリカを自室に入れる姫子。


エリカは、「大事な用で来た」と言う。その証拠に、顔が同じでしょう?とも付け加える。


う~んと考え込む姫子。まぁ、懐疑的になるのは無理ないけど、こんなかわいい子が、泥棒をしようなんて思わないのではないだろうか?


今の世の中、わからんか。


結局「大事な用」を聞くことにした姫子。すると開口一番、


エリカ「私、魔法の国の王女なんです。」


誇り高きA
↑もろ懐疑的なオーラを出しまくっている姫子。


おかーさーん!と言うものの、箒のチャッピーの存在で、さすがにその事実を信じた姫子。


「魔法の国では、代々、実用できる魔法のアイテムを開発しなくてはならず、自分は王位を継ぐため、このリボンを発明したという。」


なお、チャッピーはエリカの「曾曾曾おじいちゃん」が作ったそうだ。ダメだ、「曾」がゲシュタルト崩壊を起こしている。


これ、人体実験に近いだろ。


そのリボンとは…


誇り高きA
エリカ「人間界に存在する人なら、誰にでも変身する事ができる魔法のリボンよ。」


このリボンが本当に魔法の国で役に立つものかどうか、1年間、使ってほしいのよ。というエリカ。


姫子「あたしゃモルモットか!」


人体実験である事が公言されている、ある意味恐ろしいアニメ。


だってよく考えてみろよ。エリカは笑ってこんなこと言ってるけど、恐ろしい話ですわよ。


でも一応、「代々からの決まりで、自分とそっくりな人を探し出して、試してもらう事になっている」らしい。


無差別性がそれで少なくなったとか思っているんだろう魔法の国!


誇り高きA
「遊びでやってんじゃないんだよー!」


そこで姫子は、「御淑やかでかわいい女の子になりたい」と言ったのを思い出し、お姉ちゃんにもなれるのか、と考えると、エリカの依頼を、承諾する事とした。


しかし、そんな軽い気持ちで承諾してよかったのだろうか。


そもそも中学1年生レベルの人にこんなハードなアイテムをプレゼントしてよかったのか…。


ハードなアイテム、というのは、このリボン、複雑な決まりがたくさんある。


それに詐欺もあった。


まず詐欺からいくと…


誇り高きA

エリカ「その時計とリボンが反応し合っているの…。」


誰が時計もセットだ、とか言ったよ?


さらに複雑な決まりというのは、大雑把にいえば以下のようなもの…


①変身できるのは、鏡の前か、自分の姿が映る所でのみ


鏡=自分の姿が映る所なので、自分の姿が映らなくても、鏡の前ならいいのかもしれませんね。

壊れた鏡とか…



誇り高きA

②時計をしている左手を上にし、両手をクロスさせ、額に当てる


そしてここで、私が最初に言った、「聞いたことあるんじゃないかって呪文」ですが…


「パラレル、パラレル、お姉ちゃんになーれ」と言いながら、両手をゆっくり、円を描くように外に回す


そう、パラレル、パラレルである。


俺はああ!聞いたことあるぜ、この呪文!とふと思いましたよ。知名度は…高いんじゃない?

今日も知り合いに聞いたら、見たことないけどなんとなく響きは知ってるって人がほとんどだったし。


だが、怖いと言い出してしまう姫子。まあ、しょうがないけど…


でもそこで、


?「勇気をだしなよ、姫ちゃん!」


誰かが姫子を励ましてくれる。でも、一体誰が…?


その声のさきにあるものは…


誇り高きA
ポコ太だった。


思わず爆笑してしまった誇り無きAだったが、ポコ太というのは、姫子のお気に入りのぬいぐるみ。


なぜしゃべったかと言うと、


リボンを着けている間のみ、お供をつける事ができるから」らしい。


まあ、エリカは魔法の国でじーっと見てなくちゃならないから、マニュアルに代わるお供が必要なんだとか…。


そしてとうとう励まされた結果、愛子お姉ちゃんになる事に決めた。



誇り高きA
姫子「パラレル、パラレル、愛子お姉ちゃんに、な~れ!」



誇り高きA
↑こうして、中身は姫子、外見は愛子お姉ちゃんの姫子が完成した。


だがここでまだまだ注意事項が続く



誇り高きA
変身している間は、腕時計とリボンが胸のペンダントに変化する。そこでの注意事項が…


①変身していられる時間は1回につき1時間のみ

②元に戻る際は、「パラレル、パラレル」の呪文を逆に唱える。つまり、「ルレラパ、ルレラパ」と唱えなくてはならないが、もちろんこれも鏡もしくは自分の姿が映るものの前でのみ行える。

③3分前になると、ペンダントが教えてくれる


って…


結構面倒くさいなぁオイ。ってか3分前になったら教えてくれるって、遅くね?10分くらい前に教えろよ。


お姉ちゃんの姿になって、ウキウキしてはしゃいでいる姫子に、エリカとチャッピーは早くも呆れている。


でもポコ太は、「今はただウキウキしているだけで、大丈夫だよ」と、エリカとチャッピーを安堵させる。


お前ぬいぐるみなのに、生意気だねぇ。


これ見ると、案外ぬいぐるみって、バカにできないかも…って思うんだな。


ちなみに、見事なサブタイトル詐欺だったね。


「魔法使いになっちゃった」って、お前が魔法使いになった訳じゃないだろ。むしろ…


「魔法使いにならされた」の方が正しいサブタイトルだと思う。


いや、最後の一言が、「お姉ちゃんになっちゃった」だったから


「お姉ちゃんにならされた」でも良いと思う。


とにかく早速のサブタイトル詐欺。


完全な余談だが、「強襲!機皇帝ワイゼル!」には及ばないけど、結構なのタイトル詐欺。


あれは、「強襲!チームニューワールドの大将(ホセ)!」とか、そんなもんだろ。


エリカ!お前は、人の心の弱みにつけこんだんだぞ!


誇り高きA
「いつもいつも脇から見ているだけで、人を弄んで!」


さあ、姫ちゃんのリボン、とんでもないカオスアニメになってしまう事が予想されます。


さすがに全ての話を事細かにレビューするつもりはありませんが、どうなる事か…?




なお、変身したまま戻らないとどうなるのかは…次回かそのまた次回、わかる…ハズ…。