さて、お待ちかねの気持ち悪い記事ですよ
<今回のチャチャ>
第60話、「すきすきやっこちゃん」を見ての感想です。あらすじは……………
ある日、オレンジ組の気弱なピッケル君という人↓
が、りんご組の黒ずきんの「やっこちゃん」が好きで、ラブレターを渡し、「僕と仲良し子良しになって欲しい。」とお願いします。
仲良し子良しって…(笑)ですが…、
しかし、「あたしはセラヴィー様が目当てなの…。」と言うやっこちゃん。シリアスなシーンではありません!
↑がセラヴィー先生。この人は、元世界一の魔法使いであり、また、チャチャの師匠でもある人物。
そのためセラヴィー先生が目当てであるやっこちゃんは、チャチャに嫉妬している。
でもそれはいつもコミカルに描かれます。
セラヴィー先生が理想であるやっこちゃんは、ピッケル君に対し、ラブレターを返して、「ダーメ。あたしの理想は高いのよ。」と、冷たくあしらいます。
それでももう1回、ピッケル君が「仲良し子よしになりたい」とやっこちゃんに言うと、
やっこちゃん「あんたが世界一の魔法使いになったら、考えてあげなくもないわ。」
一応了承はするものの、世界一の魔法使いになるなんて事は簡単な事ではない。
現在の世界一の魔法使いはとある理由によりチャチャとなっていますので、チャチャに挑戦するより他ないと、
やっこちゃんとの会話を見ていたマリンちゃんとお鈴ちゃんの(まあこの2人はいつかお話します)
後押しを受け、挑戦を試みます。
しかしチャチャはチャチャで問題を抱えています。
自分が世界一の魔法使いだから挑戦者がゾロゾロ来て、元から戦いなんてあまり好まないチャチャは、もう疲れたと言い始めてしまうのです。
だからそんなチャチャはなんと、
ピッケル君がやっこちゃんと仲良し子よしになれて、自分が挑戦を受けなくて済むのなら一石二鳥と考え
魔法使い世界一の座をピッケル君に譲るため、八百長試合を大勢の前でやろうと言うのです。
しかし、「チャチャvsピッケル君」のパレードを街中でやってしまったため、セラヴィー先生にばれてしまいます。
セラヴィー「明日、ピッケル君と戦って、ワザと負けるそうですね。」
チャチャ「だって、ピッケル君はやっこちゃんと仲良し子よしになれるし、私だって、もう挑戦受けるの、疲れたもん。」
セラヴィー先生は、わざとチャチャに敗北し、魔法使い世界一の座を譲る事で、改めてチャチャがマジカルプリンセスであることを自覚させ、魔法の勉強にも勤しんでもらおうと思ったのです。
が、それは自分のこじつけである事に気づいたセラヴィーは、チャチャから魔法使い世界一の座を奪還します。
なんと、チャチャを…
氷づけにしてしまいます。
そして当日、ピッケル君の前に、チャチャではなく、セラヴィーが現れ、魔法使い世界一決定戦を行います。
セラヴィーは、ピッケルを圧倒。何しろ実力で世界一になった訳ですから、
しかし途中で、チャチャが来ないと思って迎えに行ったリーヤとしいねちゃんにより、チャチャが遅れて登場。
2対1となって、セラヴィー先生と戦う事になり、新戦力、「おたすけブーメラン」を生かして戦いますが、
それでもセラヴィー先生には太刀打ちできない。
とうとう竜巻により、チャチャが敗北。
しかしその気絶間際に呟いた「世界一になって、やっこちゃんと仲良し子よしに…」という言葉を聞いたやっこちゃんが、何かを思ったのか、リングに近寄ります。
リーヤやしいねちゃんは、もう棄権した方がいいと、ピッケル君に言いますが…。
やっこちゃん「ここでやめたら、あんたのために頑張ったチャチャはどうなるの?まあ、それはどうでもいいけど…。」
やっこちゃん「あんた、私と仲良し子よしになりたいんじゃないの!?男だったら、最後の最後まであきらめんじゃないわよ!ピッケル君!」
と、激励の言葉。
いや、嬉しいですよね、ピッケル君。好きな女の子にこんなこと言われちゃあねぇ…。
しかもその後は…
ピッケル君「やっこさん好きだぁー!!」
と、場内で愛の告白。ここはまさかでしたね。ストーリー的にではなく、今まで恋愛云々の話は結構あったんですが、実際に告白したりする事は、なかったんですよ。
やっこちゃんは、顔を赤くしただけで、何か言った訳ではありませんでしたが・・・。
セラヴィー「それではいきますよ!!出でよ、雷!」
ピッケル君「出でよ、雷!!」
って…お前変わりすぎだろ!!!
雷と雷がぶつかり合いますが、当然、セラヴィー先生にかなうはずもなく、ピッケル君は敗退…。
セラヴィー先生の勝利となりました。
結局敗北してしまいますが、ピッケル君は、お鈴ちゃんを通し、傷薬をやっこちゃんからもらいます。
ピッケル君は、「やっこさん…」とだけ言い、
一方、やっこちゃんは、
お鈴ちゃん「薬渡しておきました。」
やっこちゃん「一々そんな報告しなくていいのに、バカね。」
と、照れながら言います。そこでお鈴ちゃん(↑の右の人)は、
お鈴ちゃん「やっこさんって、意外と照れ屋さんなんですね。かわいいです~。」
やっこちゃん「なっ…あんたには言われたくないわよ。ほら、一緒に帰りましょう?」
と言って、家路に着き、この話はおしまいとなります。
いい話でした。単に俺がやっこちゃん好きだからそう言うだけかもしれませんが…。
現実を題材として作る物語、ドラマや映画では、こんなきれいな話はできません。だってリアリティに欠けるからです。
そういう所は、こういうとことん人間離れしたアニメの世界ならではの利点ではないでしょうか?
<おまけコメント>
ところどころグリッドマンみたいな効果音がするんだが…。