KINFOLK. -3ページ目

KINFOLK.

ちいさなしあわせを、積み重ねていくために。

前回の続きです。
(前回の記事はこちらです。)

自分と家族は、中国での漢方薬の処方についてひと通り話を聞きました。
そこで得られた情報は以下のようなものでした。

・病院の名前は上海にある「復旦大学付属華山医院
・診察は大げさなことはなく、患者の皮膚の状態を確認し、塗り薬と飲み薬(後述)を処方してくれる。
・飲み薬のひとつは、漢方薬。小さなドリンク剤の形状で渡され、それを朝、昼、夜に飲んだ。
・あわせて一般的な抗アレルギーの薬も処方されるため、それも服用した。
・これらを数ヶ月服用した後、皮膚炎が劇的に改善した。

話を聞き終えた後、私と家族は考えました。

(今のまま病院に通っていても改善する見込みがないのであれば、
その上海の病院に賭けてみてもいいのではないか?)


私と家族の考えは一致していました。
かくしてその1ヶ月後、
上海へと旅立つことを決めたのです。

当時は海外旅行の価格破壊が進んでおり、
約3万円以下で上海に渡航できるようになっていたこともあり、
決心するまでは簡単でした。

しかし、そこにも小さな壁がありました。

当時大学生であった私は、
第二外国語として中国語を選択しており、
厳しめの先生の講義を受けていたこともあって、
日常会話が行える程度には中国語を学習していました。

しかし、病院での会話となると話は別です。

会話の中で専門用語も出てくる可能性がありましたし、
自分の症状について正しく説明ができなければ、
医師の方も判断を正しく行っていただけない、
と考えていました。

困っていた矢先、
なんと件の酒屋のご家族から連絡をいただき、
上海に出掛けた際に付き添っていただいた
通訳の方を紹介していただけるという、
非常にありがたい話をいただきました。

これで準備は整いました。
わずか二泊ではありましたが、上海へ渡航する日がやってきました。


腸をダメにする習慣、鍛える習慣 ~腸内細菌を育てて免疫力を上げる30の方法~ (ワニブックスPLUS新書)

腸をダメにする習慣、鍛える習慣 ~腸内細菌を育てて免疫力を上げる30の方法~ (ワニブックスPLUS新書)

  • 作者: 藤田 紘一郎
  • 出版社/メーカー: ワニブックス
  • 発売日: 2013/04/08
  • メディア: 新書


アトピー性皮膚炎を抱える人は腸内に問題がある可能性があります。
この新書では腸内に存在している細菌について解説されており、おすすめです。

前回の続きです。

大学入学後の数年間は皮膚炎も沈静化し、私は日々の生活において
なんら不自由することなく過ごしていました。

ですが、4年に進級後、体調に変化が起こります。

皮膚炎が再発したのです。

再発した箇所は、二の腕から関節にかけて。

関節上はわりと炎症が発生しやすい部位のひとつですが、
大きく発症したわけではなく、虫さされのように
ぽつりぽつりと炎症ができているだけでした。

しかし、痒みは徐々に強まり、炎症の範囲も拡大していきました。
右腕にできていただけの炎症はいつからか左手にも発症しており、
この段階で、両腕に炎症が起きました。

炎症はその後も一気にひろがり、右足、
そして左足の膝裏にもできるようになりました。

この頃から、炎症のひろがりの速度が加速度をつけていきます。

炎症がひとつの箇所から次々に転移していくことを
「飛び火」と呼んだりしますが、
この時の炎症の移り方は飛び火というよりは、

「沈静化していた箇所が再燃した」

という言い方が適切だと思います。

炎症は次第に悪化し、生活に大きく支障をきたすようになりました。
家族はそれを見て困惑しながらも、何か有効な治療法がないか、
インターネットや知人などから懸命に情報収集をしてくれていました。


4年の夏も終わりに近づきかけた頃、ひとつの有益な情報を得られました。

「地元の酒屋で働いている女の子が、ひどい皮膚炎に悩まされていたが
中国のとある病院に出向き、漢方薬を処方してもらったところ
たちどころに回復した」というものです。

自分と家族は、わらにもすがる思いですぐにそのお店に出掛け、
色々と話を聞いてきました。
3月初めから、アトピー性皮膚炎が悪化しました。
このブログでは当面、何回かにわけて、
これまでの経過も交えつつ今回の私の経験談を
投稿したいと思います。

もともと、私は中学3年生の頃(およそ15年前です)
アトピー性皮膚炎が発症しはじめました。
高校受験を控え、精神的ストレスを中学生ながらに
感じていたのだと思います。

当時の発症部位は「両足」。
ふくらはぎの裏、ひざ裏が熱を持ち、
居ても立ってもいられないほどの
かゆみに襲われたことをいまでもよく覚えています。


私は勉強に集中できず、地元の皮膚科に通いました。

当時はステロイド外用薬での治療方法が
それほど広まっていなかったのか、
何らかの軟膏(失念しました)とボチシートを処方され、
軟膏を塗った上にボチシートを貼り付けて過ごしていました。
当時は制服での通学していたため、
シートの軟膏が制服に付着しないように気をつけていました。

高校受験が終了すると、ストレスが消えたためか皮膚炎は沈静化し、
私は再び落ち着いた生活を送ることができるようになりました。


ところが、そんな日々に無情にもピリオドが打たれました。
それは、大学受験期が訪れた頃でした。

※続きます、現在発症されている方、ぜひコメントください。
何かお力になれるかもしれませんので。