KINFOLK.

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ちいさなしあわせを、積み重ねていくために。

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治療のため、岡山に移ってから早いもので二週間が経過した。
一年前と変わらないその景色を眺めながら、のんびりと過ごす日々。

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数日前、街をあげてのトライアスロン大会が開催された。
もちろん自分は参加しなかったけれど、遠巻きに様子を眺めていた。
若い人からお年寄りまで、
沢山の人がひたむきに走ったり自転車を漕ぐ姿を見ているうちに、

「自分だって、何かやろうと思えばいくらだって色々なことができるんじゃないか?」

という気持ちが芽生えた。

弱気になっている時期が続くと、
だんだんとそれに順応しはじめるようになって、
ほんの少しのチャレンジも避けてしまうようになる。
言わば「守りに入った」状態だ。

守りに入って自分自身に合う生活の仕方を見つける人もいるかもしれないけれど、
心のどこかで『こんなところで収まりたくない』と思っているうちはやっぱり、
目の前にある壁をちょっとずつ登って乗り越えていかなければならない。

でもきっと、乗り越えられた時は絶対にその前の自分よりは変わっているはずだ。
成長はなくとも、変わった、という実感が得られるはずだと自分は思っている。

治っていくと、自分の目の前のことから、先々のことに再び目を向け始められる。
見つめたことを、ほんの少しでもいいから叶えていけますように。


アトピー性皮膚炎に悩まれている方とお会いしていると、
時折、こんなお話をうかがう機会があります。

「食べ物の制限などはされていますか?」
『甘いものや白米を控えるようにしてはいるんですが…(沈黙)』
「…ですが…?」
『やっぱり、良くなってくると食べたくなって食べちゃうんですよね。(笑)』

あなたの身の回りにも居ませんか、こんな方。

僕はこういう方とお話をしていると、
顔には出しませんが心底ガッカリします。

こういう方は、自宅が火事になっている時に
水の代わりに灯油を撒いているようなものです。

例えば、桃アレルギーの人がいます。

桃アレルギーの方は、桃そのものはもとより、
桃の果汁入りの飲み物や、お菓子も避けないといけません。
万が一口にしてしまった場合、じんましん、かゆみ、呼吸の乱れなど
様々なアレルギー症状に悩まされることになります。

そばアレルギーの方は、そばを避けることはもとより
「調理の際にそばを茹でたお湯が使われていないか」
まで気にしなければならない方もいます。

昨年の12月には、東京都調布市の小学校で、
給食のチーズ入りチヂミを食べた生徒が死亡するという、
嘆かわしい事故も発生しています。

給食でちぢみを食べた女児、死亡 アレルギーか(マイナビニュース)

アトピー性皮膚炎に悩んでいる方が
なぜ甘いものを控えるように薦められるというと、
甘いものを摂取すると脳からかゆみを生じさせる
物質が分泌されるからです。

かゆみといえば、皮膚炎を抱えている上で
一番の天敵ではないでしょうか。

甘いものを食べることは、その天敵を
自ら呼び寄せていることになるのです。

アトピー性皮膚炎は、他のアレルギーと同様に、
何かを控え続けてこそ得られる結果があります。

控えなければいけないものを、ネットや第三者が
情報として発信してくれているのにもかかわらず
控えられないということは、
それはもう自分を律することができない、
自身の精神的な弱さの問題になってきます。

「アトピーは甘え」のような言説が唱えられ続ける原因のひとつは、
こうした患者の方が少なからず存在しているからではないでしょうか。

そうは言っても、
「先生があまりに極端な食事制限をするとストレスになる、
と言うから食べることもある」

と仰る方もいます。

けれど、個人的にはそれに甘えてはいけない気がするのです。

食物アレルギーの人は、その抗原を避けて生活をしていく人もいます。
アトピー性皮膚炎の患者は、そばや桃のように
死に至ることがないけれど、かゆみや傷の痛みで
耐え難い辛さや死に至るような絶望感を味わう瞬間もあるはずです。

ちょっと良くなったらその辛さを忘れて、
食べ控えることを止めてしまって
かゆみが出て逆戻り、なんて、笑うに笑えません。

甘いもの断ちを嫌がる人もいますが、
止めただけで絶望から逃れられるのなら
これほど容易いことはないとも思うのですが。

目指すは『自律』
律した先に、未来がちょっとずつ積み重なっていくのではないでしょうか。
以前、湯原温泉病院への入院の記事を書きましたが
自分は入院する前、会社の健康保険組合へ
「限度額適用認定証」の申請を行うと同時に
退院してから保険会社へ入院保険の保険金請求を行いました。

もともと、入院保険は家族が前もって加入してくれていたため
事無きを得たのですが、
実際、今回のようにアトピー性皮膚炎の入院の際にも
適用できることを知っているのと知らないのとでは
大きな差があるのではないでしょうか。

私が加入していたのは「都民共済」の「入院保障2型」です。
毎月2千円の掛け金で、入院時には1日1万円の保険金が下ります。

入院保険に加入してさえいれば、
最低、家賃と光熱費さえ納めておけるし、
病院での療養に集中できるようになります。

最近、アトピー関連のコミュニティを
チェックして回っているのですが、
案外、自宅で静養してはいるものの、
偏った食事をしていなかったり、
一人きりで過ごしているために
孤独感に苛まれてしまう様子を見受けます。

病院へ入院することが必ずしも良いとは言えないのですが、
治療の一環として試せるものは試してみるべき!

家族と同居されている方は、
自分が何らかの入院保険に加入していないか
家族の方に聞いてみると
思わぬ解決策が用意されているかもしれません。

数ヶ月前に記事を書いた湯原温泉病院に、実際に入院してきました。
現在、少しぶり返しつつありますが
入院前と比べて明らかに傷が回復しました。

以下、湯原温泉病院の温泉療法について簡単に整理してみました。

1.入院期間について
『1ヶ月』が目安。
入院前と比較して、概ね7割から8割程度回復します。
また、一ヶ月以上滞在していても、
前述以上の回復は見込まれないことが多いとのこと(医師より)。
担当医師と相談のうえ、入院期間を決定します。

2.温泉療法について
アトピー性皮膚炎の患者用に専用の入浴室が設けられています。
浴室に加え、広めの脱衣所、洗面台も用意されているため、
プライバシーは保たれています。

自分が入院した時は、男性は自分だけだったので
好きなタイミングに入浴ができました。
他の患者がいる場合、話し合ってタイミングを決めるそうです。

ちなみに、医師から入浴方法や回数を指示されることはありませんでした。
私は午前中に1度、夕食後に1度、20分ずつ入るようにしていました。

温泉の効能は私のような乾燥肌タイプには絶大で、
入浴後も肌がかさかさになることがなく、受ける刺激が減りました。
1週間入浴を続けていると肌の赤みもとれて、
落屑も殆どなくなりました。これにはめちゃくちゃ感動しました。

3.食事について
野菜中心、低カロリーで、個人的には美味しいと思います。
アトピー性皮膚炎の人は基本的に食事の内容が偏っていたり
糖質の摂り過ぎが原因で悪化することがあるため、
小食、野菜中心の食事は非常に効果的であると
言えるのではないでしょうか。
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(ある日の食事)

4.院内での過ごし方について
食事以外は自分の意志で過ごせます。

私は寝たきりになって体力が落ちるのが嫌だったので、
午前中に外に出て歩いたり、午後はコミュニティバスに乗って
出掛けたりして気分転換していました。

たまに『生活習慣の改善で治るわけない』と言われる方がいますが
自分の今回の体験上、生活習慣の改善は効果的でした。
生活リズムが良くなってくると潜在意識的に「充実感」が得られます。
気持ちも快活になり、いろいろなことにチャレンジしようという気持ちが生まれます。

明け方に眠って夕方に起きて…なんていう人いませんか?
矯正したほうがよいですよ。

ちなみに、外出は届け出さえすればどこにでも出掛けられるので、
かなり自由に日常を過ごせると言って良いでしょう。
また、インターネット環境はきびしく、LTEは全キャリア圏外です。

5.費用について
一ヶ月でおよそ30万円程度です。(限度額適用前)
4人部屋は差額ベッド代なし、
2人部屋、個室は3千円程度が自己負担となります。

6.まとめ
ステロイドでダメージを受けた皮膚を
回復させてあげるためのきっかけ作りとして
非常に良い病院だと思います。

岡山から離れた場所にあるため
はじめは不便を感じるかもしれません。

けれど、外界から隔離されて世間の喧噪を忘れることで、
精神的なゆとりを生み出してくれる場所であると思います。


この記事を読まれた方が、少しでも希望を持って
湯原に訪れてもらえたらこれほど嬉しいことはありません。

質問はコメント欄へどうぞ。

最近話題となっている腸内細菌について、
とある方からお話を伺う機会がありました。

ざっくりとではありますが、
伺った内容を簡単に整理します。

1. 腸内細菌の起源
地球が誕生し、生物が海、
そして陸上へと進出する過程では、
海に存在していた微生物や細菌類が
その生命の起源となった。

生物は死滅すると土に帰るが、
それを餌として他の生物が生まれ育ち、生命が栄えた。
細菌類は生物に取り込まれ、
排出されるという循環のもとに存在を続けていた。

生命が細菌から生まれている以上、
わたしたち人体のなかにも最近は存在しており、
必要以上の除菌はそうした必要な細菌を
人体から追い出してしまうことに繋がる。

2. 腸内細菌が果たす役割
腸内細菌の人体内での役割は、
口腔から摂取された食物を分解し、
細菌群(コロニー)のカテゴリ毎に
栄養素として人体に吸収されることのサポート。

3. 腸内細菌が死滅する理由と死滅によりもたらされる健康被害
・野菜…農作物に使用されている農薬、化学肥料など。
・菓子…人工甘味料
・弁当…保存料
・お茶…お茶の葉を栽培する際に農薬が使用されるため、ペットボトルのお茶も見方によっては有害と言える。(ただし検証結果が無い)

これらは人工的に生成されたものであり、
人体に本来蓄積されていないため、
日常的に摂取し続けると、
腸内細菌にとって有害となる
餌を摂り続けることとなり
細菌量が極端に減少(死滅)する。

細菌量が減少すると、
本来果たさなければいけない役割が
十分に果たせなくなり、
免疫力の低下、アレルギー症状を引き起こすこととなる。

4. 腸内細菌の活性化
・ローフード(加工されていない生の食品)を摂取する。
・スナック菓子、糖類、コンビニ弁当などを避ける。
・腸内細菌はバランスが大切。減らさないようにする。

ざっくり言うと『加工食品を控え、野菜を摂取する』ということです。

現代人の食生活は多種多様なレストラン、
ファーストフード店の増加により偏りやすくなっています。

意識的に食事の内容をコントロールして
腸内細菌のバランスの維持を行い、
健康的な生活を目指していくことが肝要であると言えます。

少し堅い記事となってしまいましたが(笑)
何かの参考になれば幸いです。

ちなみに、腸内細菌について
非常に分かりやすくまとめられている本として
以下が挙げられます。



こちら
で簡単なまとめ記事も作成されているようですので
購入の際の参考にしてみて下さい。