ロイヤルファミリーでは「有馬記念を勝つのが夢」というテーマで物語が進んでいきましたが、有馬記念というレースは当然勝ちたいレースではありますが、有馬記念を目標にしている馬というのは殆どいません。秋競馬の大目標は古馬ならば天皇賞、ジャパンカップですし、3歳馬ならば菊花賞や秋華賞、牝馬ならばエリザベス女王杯、最近では凱旋門賞を大目標にしている馬もいます。
大目標レースを使った後に残ったガソリンでなだれ込むのが有馬記念。秋のG1戦線はタフですから完走するのも大変で、昨年のドウデュースが有馬記念の2日前に回避したのは記憶に新しいところです。サボっている馬が好走するのが有馬記念でもあります。トウカイテイオーが1年の休み明けで勝ったのは典型的ですね。
今年タフな競馬をしてしまった馬、天皇賞→JCを使った馬はジャスティンパレス、コスモキュランダ、タスティエーラ。海外遠征→JCを使ったのがシンエンペラー、ダノンデサイル。
サボっていた馬というかガソリンが残っていそうな馬は休み明けで菊花賞を使ったエキサイトバイオ、天皇賞から2ヵ月開けて直行のミュージアムマイル、メイショウタバル、とくにメイショウタバルは休み明けで天皇賞を使っただけ。エリザベス女王杯から直行のレガレイラも実力的には牝馬相手ならばガソリンを使い切ってはいないでしょう。JCで空馬になったアドマイヤテラも同様です。
有馬記念を目標にしている馬は殆どいないと書きましたが、今年はちょっと異例で、メイショウタバルとレガレイラははじめから有馬記念を狙っている気配がありますね。メイショウタバルの場合は松本オーナーの想いというのがありますし、レガレイラの場合は前年に有馬記念を制していて適性が際立っていたのが確認できていて、さらにダービー馬クロワデュノール との使い分けもあり、有馬記念を目標に定めた感はあります。例年よりも有馬記念を狙っている馬がいるのは注意ですよね。
有馬記念のもう一つのポイントは斤量面。3歳馬は来週になったら古馬となりますから2㎏減にはなりませんが、今週までは2㎏もらえます。秋のG1戦線最終戦での2Kg 減は効果絶大。昨年のレガレイラは3歳牝馬ですから4Kgもらっていました。
取捨が難しいのがミュージアムマイル。天皇賞からの直行組で3歳馬。これじゃんって感じなのですが、距離がどうなのか?というのとハッピートレイルズ系はG2までは勝てるんですが、大舞台では善戦癖があって3着止まりの印象が強いんですよね。最近ではチェリヴィニアがそれを打破してくれていますが、頭や軸にするまでの信頼度がいまひとつ欠けるんですよね。
◎はレガレイラで勝負します。
有馬記念を狙っているというのもそうなんですが、この馬は強い。ウインドインハーヘアの牝系にハービンジャーが加わっているのでスタミナに不安がないというアドバンテージは大きいですね。4角を回ったときにもスタミナ充分なので、そこからスワーヴリチャード譲りのキレをフルに発揮できるので鮮やかに捌いてしまいます。
血統は先述した通りでハーツクライとディープインパクトのミックス配合で有馬記念は大得意。まだ4歳ですしね。ハイペースのタフな展開になればさらに良いでしょうね。
〇相手本線にはアドマイヤテラ。
レガレイラと同じウインドインハーヘア系でハーツクライ持ち。父は晩成タイプのレイデオロ。血統面は先述した通り有馬記念に向きます。
ハーツクライと有馬記念 | きねうちドライビング!-Full Throttle-
▲エキサイトバイオ
3歳馬で休み明けの菊花賞を使っているだけという有馬記念好走パターンの馬で、レイデオロ×ゼンノロブロイという藤澤配合の持ち主。シンボリクリスエスとゼンノロブロイを内包するので有馬記念への適正は高いと思います。母がサンデーサイレンス×フレンチデピュティを持っているというのはアドマイヤテラと同じ。問題はポテンシャルがどうかですが、晩成型レイデオロ産駒なので戦績は気にせず勝負。
■エキサイトバイオとアドマイヤテラとの関係

△ミステリーウェイ、ミュージアムマイル、ダノンデサイル
という感じかな。
メイショウタバルも買いたいですし、勝ってもらいたいですけどね。点数を絞るなら買えないかな。
良い年越しをしたいので当たってくれ~~~