KINENです。





私たちが、他者と人間関係を築くきっかけは、相手に対して『好意』を抱くことからはじまります。



人間が『この人と仲よくなりたい』という欲求が高まるのは、相手に対して『好意』を抱けるかどうかがカギになるといわれています。




初対面で不快感を抱いてしまうと、その後よい関係を築くためにはかなりの努力が必要です。




この努力ができる状態にない時は、相手にネガティブな感情を抱いたまま『会ったことがある人』という程度の認識で、それ以上その人に対して良い印象を得ることは難しくなってしまいます。




私たちは、相手に好意を抱けば抱くほど『相手を知りたい』『一緒にいたい』と思い、距離が近くなります。




『好意』は、友達関係、恋愛関係など、深い人間関係に発展する時にも、重要であり、すべての関係形成のベースになる感覚です。




私たち人間は、他者と関わることにより『自尊心』と『対人的な信頼感』の2つを獲得できます。




○『自尊心』とは、自分自身を全体的にとらえた時に感じられる好しさや、自分のことを価値のある存在だと思う感覚です。



人間は他者からの評価により、自分の価値を見い出す習慣を持っているので、他者から高評価を得ると、自尊心を高めることができます。




○『対人的な信頼感』とは、他者が自分を見捨てることなく、他者のことを心から信頼できる感覚のことです。



『他者から大切にされる』『見捨てられない』感覚は、人間の存在価値を最大限に高めてくれます。




この2つの感覚は、人間の自己高揚動機を高め、集団の中で自分の居場所を見い出すのに非常に役立ちます。


※自己高揚動機

優れた存在でありたいと思うこと



この感覚は、人間の自己高揚動機を高め、集団の中で自分の居場所を見い出すのに非常に役立ちます。



そのため、人間は集団内の関係に執着し、対人関係からこの2つの感覚が得られないと、危機感を感じてしまうのです。



ただ、私たちは他者関係の作り方には個人差があります。




『安全型』

他者を心から信頼することができ、誰も自分を傷つけるようなことはしないと考えるタイプ



『不安型』

他者と親密な関係になりたいことを望む一方で、他者から好かれていないのではないか、不安に感じるタイプ



『回避型』

基本的に他者は信用できないと考え、他者との交流に警戒心を抱き、距離をとろうとするタイプ




ポイント

『不安型』『回避型』の人は、豊かな人間関係を築きにくい傾向があります。



人間関係がうまく築けないと、自尊心を高めることができません。



そのため、自分が生きている価値を見い出せなくなるなど、精神的に不安定になりやすい場合もありますので、注意しましょう。





次回のテーマは

『距離が近いと好意を抱きやすい理由』です。



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