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アルツハイマー型認知症の発症を抑える食品について注目されているものに、不飽和脂肪酸(特にDHA、EPAなどが含まれるn-3系不飽和脂肪酸)を含む食品や、抗酸化作用を持つビタミン類、ポリフェノールを含む食品があります。


※抗酸化作用とは、
人間の身体に作用して、生活習慣病や老化の原因となる、活性酸素の働きを抑える作用。


n-3系不飽和脂肪酸を含む食品
サバ、イワシ、サンマなどの青魚に含まれる不飽和脂肪酸(特にDHA、EPAなどが含まれるn-3系不飽和脂肪酸)が、アルツハイマー型認知症の発症リスクを下げることがわかっています。


青魚は、脳の血流を良くし、悪玉コレステロールを抑え、脳内にアミロイドβタンパク質が生成されるのを抑える働きをします。


同じ脂質でも、肉類や乳製品に多い飽和脂肪酸や、マーガリンやショートニングに含まれるトランス脂肪酸の過剰にな摂取は生活習慣病予防のためには控えた方が良いとされています。


※悪玉コレステロール
LDLコレステロールとも呼ばれ、動脈硬化の原因となります。


※アミロイドβタンパク質
アルツハイマー型認知症の脳内に多くみられる老化斑の主要構成成分。この物資の蓄積が発症の原因とされています。



抗酸化作用を持つ食品
緑黄色野菜や果物に含まれるビタミンCやビタミンE、βカロテンなども、血管や細胞を傷つける酸化を抑える抗酸化作用の働きによって脳の老化を防ぎます。


アルツハイマー型認知症の原因となる脳内のアミロイドβタンパク質の生成を抑える働きもあり、認知症のリスクを抑えます。


ポリフェノールが多い赤ワインは、抗酸化作用が強く、脳内のアミロイドβタンパク質の生成を抑制する効果が期待されています。



認知症予防に効果が期待できる
成分と主な食品

不飽和脂肪酸
○イワシ 
○サバ 
○サンマ 
○マクロ 
○ハマチ など


ビタミンC
○グレープフルーツ 
○レモン  
○アセロラ     
○じゃがいも   
○キャベツ     
○さつまいも   
○れんこん  
○小松菜       
○チンゲンサイ
○ピーマン  
○春菊  
○カリフラワー
○レバー など


ビタミンE
○アボカド
○カボチャ
○さつまいも
○ニラ
○たけのこ
○ほうれん草
○ピーナッツ
○うなぎ
○サバ
○サンマ
○玄米 など


βカロテン
○青ネギ
○アスパラガス
○オクラ
○カボチャ
○小松菜
○春菊
○ピーマン
○大根葉
○パセリ
○ほうれん草
○にんじん
○トマト など


ポリフェノール
○赤ワイン など

出典:東京都健康寿命医療センター研究所
『認知症を防ぐために今日からできること認知症に強い脳を作ろう!』より



野菜や果物、魚を多く食べている人は、そうでない人に比べて、アルツハイマー型認知症の発症率が低いことが疫学調査より知られています。


ワインを週一回以上飲んでいる人は、週一回未満の人と比べて、アルツハイマー型認知症の発症率が半減するというデータもあります。


野菜、果物、魚、豆類、穀物にオリーブオイルをたっぷり使用した食事を多く取り、肉類、乳製品は少なめにする食事スタイルが認知症の発症を抑制するという調査結果があります。


認知症予防に効果が期待できる食品は、毎日の食事に取り入れましょう。




認知症予防 気軽に運動

片足ポーズで歯磨きをしてみましょう。

手すりなどにつかまりながら、片足を少し上げたポーズのまま、歯磨きをします。途中で左右の足を入れ替えてみましょう。

片足ポーズは、キッチンに立っているときや、テレビを見ているときにも行うことができます。

※転倒に十分注意しましょう。


2つのことを同時に行う場面は、日常生活の中にたくさんあります。

両方の動きに対して、注意をバランスよく配分できているから成り立つ状況で、年齢を重ねて脳の前頭葉と呼ばれる部分の働きが低下すると、難しくなっていくと考えられています。

日常生活の動きを生かしながら、2つ以上のことを同時に行う能力を鍛えていきましょう。








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