ネットで「スコセッシ」がトレンド入りしていた。

えっ、訃報?スコセッシ監督?70歳はとうに過ぎてるし。
・・・と思ったらアカデミー賞の話題だった。
(スコセッシ監督が受賞したわけではない。)
 
 ↓
【第92回アカデミー賞】
『パラサイト-半地下の家族』ポン・ジュノが監督賞!
韓国映画として初受賞。最多4冠達成。
 

ポン・ジュノ監督。
学校ではマーティン・スコセッシ監督の映画を研究していたらしく、
『もっともパーソナルなものが、もっともクリエイティブなものだ』
という言葉を若い頃に聞き、心に深く刻まれていると。
スコセッシ監督の言葉を紹介してスピーチした。
会場ではスタンディングオベーションが沸き起こったということだ。
 
スコセッシ監督はご存命でよかった。
 
 
『パラサイト-半地下の家族』を早速調べた。
貧乏家族が金持ち家族にどんどん寄生していく。
ブラックコメディ映画なのかな?
おもしろそう。観たい。←雑

ポン・ジュノ監督は知らないと思ったが、観た作品が一つあった。
『グエムル-漢江の怪物-』
でかい怪物が暴れ回るB級ホラー的なイメージしか残ってない。
レンタルして家で観たんじゃないかな。
 

一方、スコセッシ監督作品の一番新しい記憶は
『沈黙 -サイレンス-』2017年。これは映画館へ観に行った。

原作が遠藤周作で、日本人俳優がたくさん出演されている映画をスコセッシ監督が撮ったのが興味深くて観に行ったんだ。
いい映画でした。 ←大雑把。
 
江戸時代のキリシタン迫害の話しで。拷問や処刑のシーンが残虐過ぎてツラいけど。
イッセー尾形さんが素晴らしく「超~感じ悪い長崎奉行」を演じられていたのが印象的だった。(褒めてます)
 
(ちなみに「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界遺産に登録されたのは2018年。)
 
 
映画は映画館で観るのが一番楽しいけどなかなか・・・。
一番最近の劇場鑑賞を思い出したら昨年7月だ。
『新聞記者』(主演:松坂桃李)だった。
『スターウォーズ最後のジェダイ』を4Dで揺さぶられながら観たのは随分前。年イチくらいしか行ってないんだな。
 
『パラサイト-半地下の家族』
劇場で観られたらいいなぁ
 
 
さて、もう一つ話題になってたのは
【松たか子、授賞式で世界9カ国のエルサと主題歌熱唱】
 
だが、申し訳ない。
『アナと雪の女王』は全く観てない。
 

なお、受賞結果は以下の通り。
 
作品賞:「パラサイト 半地下の家族」
監督賞:ポン・ジュノ「パラサイト 半地下の家族」
主演女優賞:レニー・ゼルウィガー「ジュディ 虹の彼方に」
主演男優賞:ホアキン・フェニックス「ジョーカー」
助演女優賞:ローラ・ダーン「マリッジ・ストーリー」
助演男優賞:ブラッド・ピット「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
脚本賞:ポン・ジュノ/ハン・ジヌォン「パラサイト 半地下の家族」
脚色賞:タイカ・ワイティティ「ジョジョ・ラビット」
視覚効果賞:「1917 命をかけた伝令」
美術賞:「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
撮影賞:ロジャー・ディーキンス「1917 命をかけた伝令」
衣装デザイン賞:ジャクリーン・デュラン「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」
長編ドキュメンタリー賞:「アメリカン・ファクトリー」
短編ドキュメンタリー賞:「Learning to Skateboard in a Warzone (If You’re a Girl)」
編集賞:「フォードvsフェラーリ」
国際長編映画賞:「パラサイト 半地下の家族」
音響編集賞:「フォードvsフェラーリ」
録音賞:「1917 命をかけた伝令」
メイクアップ&ヘアスタイリング賞:「スキャンダル」
作曲賞:ヒドゥル・グドナドッテイル「ジョーカー」
主題歌賞:“(アイム・ゴナ)ラヴ・ミー・アゲイン”「ロケットマン」
長編アニメーション賞:「トイ・ストーリー4」
短編アニメーション賞:「Hair Love」
短編実写映画賞:「向かいの窓」