禁煙国家ブータン

　ブータンのジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王とジェツン・ペマ王妃が日本に訪問されました。
　
　ちょっとしたブータンブームが起きていましたね。福島県まで来て頂き感謝に耐えません。

　ところで、意外と知られていませんが、ブータンは禁煙国家で有名です。

・自分の家・部屋以外での喫煙を禁止（外国人も）

・国内全地域でたばこの販売禁止

・販売すれば営業許可取り消し＋罰金1万ヌルタム（約2万3千円）

・外国からの持ち込みには100％の関税を課す

　とうことだそうです。

　これは、環境と健康を重視するGNP（国民総生産）ならぬ、GNH（国民総幸福；Gross National Happiness）を基本にするというユニークな国家スローガンに基づいています。
　タバコ値上げを健康問題ではなく、税金の問題に矮小化してしまう国とは大違いですね。

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ブータンでのタバコ規制の歴史について調べてみました。

1729年：世界で最初のタバコ規制のための規則発布。
　すべての宗教的聖域おいてタバコの使用を禁止するもので、現在でも順守されています。

2004年：上記全面禁止実施。

2005年：すべての建物を禁煙とする。