私の叔母と叔父について書こうかなと思います。
聡明で美しい叔母と、頑固で物静かでとっても厳しい叔父でした。

そして彼らは80歳を過ぎて、かなり衰えが見えてきたのでした。

まず叔母が脳梗塞で倒れて半身不随になり、老人ホームへ。
しっかりした大きな所です。介護職員の方々もみな親切で
頭が下がります。
最初はしっかりとしていたようなのですが、環境の変化に
追いつけずにだんだんと認知症の症状が出てきてしまいました。

私がお見舞いに行ったときは認知症になってからだったので、
実のところ叔母さんにわかったかどうかは、不明です。

私は変わり果てたおばさんに言葉が出ませんでした。
叔母さんは本当に頭が良く、次から次へと言葉がポンポン飛び出て
きてみんなを笑わせていたのに、今は目の前で何も言わずに
こちらを見ているだけです。

私がそう思っているだけで本人は何とも思ってないかもしれない。
自分の事を可哀そうだなんて思ってないでしょうね。

そして一年後に亡くなるのですが、ある意味大往生だと思いました。

認知症は神様のプレゼントだという人もいます。
死を怖がらせないための。

叔母は怖くなかっただろうなと思うのです。
それが唯一の救いかもしれません。

うちの母は、まだまだ頭がしっかりしているので、そういう意味では
可哀そうだと思います。怖いと思います。
ただ、母の場合、ぎりぎりまで家族に愛され、家族のために尽くしている実感を
得ることが出来るのは、良いのかもしれませんね。

結局のところ、どっちがいいのかわかりませんし、
どっちもどっちなのかもね。


叔父の事は後に書きます。