「靖国」を、みた。
そう、数年前に、上映中止運動モロモロ、、色々世間をお騒がせした、、アレである。
見た感想を言うと正直、「騒ぐほどのものか?」と思った。
はっきりいって、映画を構成するそれぞれの要素が弱い。
撮影、録音、などなど、、、。
一番ひどいと思ったのはカメラワーク、撮影だった。
ニュースの現場って色々な局のカメラマンだとかリポーターだとかがいるだろうけど、
結構キレイに移ってるし、構図も良かったりするんだなぁと
この映画と比較して感心しきりだった。
この映画は、、確かにショッキングかもしれない。
ただ大騒ぎするほどのものではない。
本来ならば、そのレベルにまで上がれない程度のものだと思う。
(監督は、何年にも渡り、靖国を取材し続けたという努力には敬意を表するが。。)
ただ、たいしたものではないが、好きである。
なぜか。。。??
私にはよくわかるから。
「靖国」の登場人物、登場団体が味わう靖国での高揚感を。
戦争を知らない私たちが靖国に行って味わうのは高揚感が殆どではないかと思う。
命を賭して戦った英霊を思っているという事実は、私たちの存在意義を高めるから。