久しぶりに映画のこと・・!!
ご存知、宮川一夫カメラマンである。
この人は、すばらしい。
宮川一夫は、絵を習っていたときに、そこの
先生が色を一切使わせなかったということだ。
黒と白と灰色だけで、画を作りだすという技術は
こういうことからも養われたのだろうなと思う。
ある人が、この人ほど色を感じさせるモノクロ映画を
撮った人はいないといっていた。
モチロン物理的には無理だ。
ところが用心棒でも羅生門でも色を感じてしまうんだよね。
私は羅生門は、新文芸座で初めて見たんだが、
すばらしかった。
これほど面白くって、人間くさくって、なおかつ新しいことを試みる
という野心に満ちていて、こんなにも画面が美しい映画があっただろうか。
本当にすばらしいと思った。
カメラマンの特集上映があるのは世界でもめずらしいという。
もしそんな特集上映があったものなら、また忙しくなるなぁ。。。
でも行くだろうなぁ。。アタシ。