ラブソングができるまで：2006：米

もう見るの、五回目くらいかなぁ。

ヒューグラントってこういう役をやらせたら天下一品だよね。
今は落ちぶれてるっていうか、そういう役。

たとえばアメリカの俳優がやったとしたら、どこか
「今はクールにふるまってるんだけど、実は一生懸命やっていて、どこかで
起死回生を狙っている雰囲気」って感じで演じるのではないかな？

ヒューグラントの場合は、落ちぶれっぱなしなところがイイ

まぁ、最後はそれに気づくんだけど、途中段階で「どこかでこのままじゃまずいかも

」
とさえ思ってないところが良いよね。

嫌味じゃないんだよねぇ。
でも彼は、この作品の時にパニック症候群をおこしていたらしい。
そんなのは微塵も見せず、観客を楽しませるあなたの根性はスバラシイわ。

キネマピ、こういう挙動不審な人、好きなんだよね、誰も聞いてない？？