こんばんは。シモキタガワです。

 

以前、所ジョージさんの「世田谷ベース」で見たんですが、

昔、所さんが出した歌の中で、

『生活の基礎』という曲があったそうな。

 

その曲で所さんは、

「お風呂の栓を抜くとき、

または栓を挿すとき、

普段みんな意識していないでやってるでしょ?

それを無意識にするんじゃなくて、

ちゃんと意識してみるんだよ。

ということを実は歌っているんだ」

と言っていました。

 

栓を挿すからお湯が溜まるんだなあ、

栓を抜くからお湯が流れんだなあ、

 

「そういう具合になんでもいいから、

生活の中で普段無意識にしていることに意識を向けてみる。感じてみる。

時々でいいから、そうすることで生活が豊かになっていくんだ。

実はそういうことを歌った曲なんだ」

というふうなことを言っていました。

 

ほんとにそうだなあと思いました。

まさに、「暮らしのクオリア」で書いているテーマです。

自分の何気ない行動に意識を向けてみる。

 

なんでもかんでもシステマティックになって、どんどん便利になっていく昨今、

自動的に流されてばかりでは、人間として貧しい気がします。

 

いつもどおりの時間をただ過ごすのではなく、日常の隙間を意識してみることで、

何か今まで見えなかったものが見えてくるかもせれません。

 

それが、視点を増やすためのキッカケになるかもしれないし、

そうして生活を通して自分が豊かになれば、

仕事でも遊びでも、これまたきっと良い変化があるはずです。

 

無意識の部分を意識することができれば、

そこに良い・または悪い変化をつけることができます。

どうせなら良い変化をつけていく癖をつけ、

ほかの色々な瞬間でもそうしていくことで、

それが自分を作る基礎となれば、

何かに向かうときの自分のマインドが自然と高くなっているのではないでしょうか。

 

それは物事をうまく進めための大きなヒントかもしれませんね。

 

おやすみー