今年も終わりますね。。
今年は忙しくしており、このままバタバタしているうちに年を越してしまう気がします。
総括するにはこのタイミングしかない。
思いつくままキーワードを並べて考えます。
・ネットの世界と現実世界
・既成概念の崩壊
・知識と情報、こころと精神
・コミュニケーションとコミュニティ
・基礎と技術、本質と方法
・邦画豊作の年
・大衆とマイルドヤンキー
その他
そう言えば、水素水について面白いニュースが先日ありました。
⇒国民生活センターが、健康にいいなどとして販売されている「水素水」と水素水生成器の事業者に対し、水素水を飲むことで期待できる効果をアンケートしたところ、最も多い回答は「水分補給」だった。
http://www.j-cast.com/2016/12/16286330.html?p=all
たとえば上記のニュースを見て、あなたなら何を考えますか?
なにかを知ったつもりで「ふうん」で終わってしまうと、何も知ったことにならないし、自分を知ることへの道を一歩も進めなかったことになります。それではもったいない。
昨今は「ネット社会」と言われていますが、無自覚に見ている世界というものが、どういう世界なのか、もう一度ここで再認識して置く必要があると思います。企業の垂れ流す広告のように、誰かの意図したコトバばかりが氾濫している世界の中で、自分のコアな部分に響く言葉を見つける感覚を今のうちに研ぎ澄ましていきましょう。
そのためには、自分がどういう人間なのか。なにを求めていて、なにを求めていないのか。そういうことをいちいち考えることが大事です。なにを恐れているのか、なぜ不安なのか、ひとつずつ丁寧に考え、自分を知り続けなくてはなりません。
しかし、ではなぜ自分を知る必要があるのか?
自分を知る。ただ知っても意味がありません。そこには、「目的」が必要です。
自分を知る、その目的は何か。
次の一歩を前に進めるためには、こうした問いを設定しなくてならないのです。
そして、自分を知ることの目的とは、
ズバリ、自分を変えるためです。
さらに、より善く生きるためです。
ですので、ここで一緒に “自分を知る時間” をもって、来年を迎えましょう。
まずは自分を知る。そこからしか、どこにもイケなのですから。
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シモキタガワです。
インターネットがここ数年でここまで普及した今日、いままで出てこなかった情報が普通に知れるようになりました。知ろうとすれば世界の動向も簡単に知ることができます。
しかし、知るためには自分がどういうふうに世界を見ているのか、
どんなことに興味があって、そのため関心が何処へ向かうのか、
そうした“前提”を自覚していないと、一歩ずつ階段を登ることができません。
少しずつでもそれを意識し、自覚していれば、
点と点が繋がって全体像が見てくる。
ぼくもそのためにブログを書いているわけです。ブログを書くことは仕事とは直接関係ないですが、いずれめちゃくちゃ関係してくると思っています。
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アイデンティティの崩壊。
さて、人工知能の進歩の仕方が半端ないです。テレビを見ない僕でも、普通に耳に届いてきます。VRのすごい進歩もただの映像の進化というだけでなく、仮想現実への一歩ということになるでしょう。
いまの時代、こうした人工知能やIT技術の発達は、その分野だけ進歩するというのではなく、あらゆるものの進化が加速していくことを表しています。
文化や芸術、仕事や遊び方、コミュニケーション、そうしたもののあり方が問われ直し、その結果、私たちの目の前の景色の見方、関わり方までが変わってくる。遠い世界の話ではなく、私たちの生活にもろに影響してくる話なのです。
さらに本題に入ります。
パソコンが主体だったひと昔みたいに、スイッチを押してインターネットの世界に入る、こうした感覚は今はもう時代遅れとなりました。
スマホがここまで普及した時代、若い世代は携帯したスマホでいつもネット世界に入っているのです。勘のいい人はお気づきのように、この時点でもうネット世界と現実世界の境目という、はっきりした壁がまったくないことがわかります。
目に見える建物、人、そうした“実在するもの”が全てではなく、スマホ画面の写真や文字を見て、それを脳内シュミレーションして世界をみる。バーチャルと現実の区切りがない、「現実」の意味が明らかに変わってきている。
今後さらにVRがお手軽にすぐに見れるような技術が普及し、目の前の地球のすべての情報が入ったバーチャルの世界をその場ですぐに体感でき、それが生きるということと「情報」の意味では同じものになっていく。こんな時代がやってくるのでしょう。
もう人間が「生きる」ということの意味が、今の感覚では通用しなくなる。生命や身体、魂。そうした根底のものから覆されることが予想できます。それらは全て、人工知能の発達による今の現実世界の崩壊です。
すでに、これまでの古い既成概念がたちどころで通用しなくなり、イギリスのEU離脱やアメリカ大統領選挙ほか、世界各所でさまざまな予測不能な事態が頻発する世の中にまでなっています。
そんな今だからこそ、人間そのもののあり方が問われていると思います。われわれ一般人ができることはなんでしょうか。僕自身は、人間としてのあり方をもう一度考えることが大事と思い、これまでこうしたブログを書いてきました。
人間的価値の問いなおし。
作家の辺見庸さんの言葉だったと思います。
「何者」かになれとか、そういうことが言いたいわけではありません。これからの時代、名刺に載せるような「肩書き」を持ってもあまり意味がないからです。これからは、能動的に動く人と、受身で他者から動かされる人、大きく二つに分けるなら、前者でいなければ人間らしく、自分らしく生きていけなくなるのはほぼ間違いないでしょう。。
ぼくらは新しい時代へ突入していくまさに真っ只中にいるわけです。現実世界の見方、物事を見る目を今のうちに養い、能動的に動く人間として生きていけるように、今まさに人間的価値の問い直しを迫られている、そのような気がしてなりません。
最後に一つ、誰が言ったのか、
どんなに文明や科学が発達、進歩しても、
人間そのものは四世紀から進歩していないのだ。
この言葉を紹介しておきます。
どんなにIT技術や人工知能が発達し、文明が進歩しても人間そのものや、精神というものは進歩していない。以上。
ささ、今年も書き逃げやで~!
良いお年を!!
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