先日、浦島太郎レベルに合っていない知人に、
たまたま会う機会がありました。
しばらく思い出話で盛り上がっていましたが、
知人からのコメントがグサッと刺さる場面が何度かあり、
次の日もストレスを引きずっていました。
大したことではありませんでしたが、
私は、それらを自分に対する「批判」と捉えました。
「それをあなたができるのか。」
とてもできないと思うけど、という言葉が続いているようでした。
「それで大丈夫なの。」
ダメでしょ、という言葉が続いているように思えました。
その言葉達が、次の日も、頭の中でループしていました。
そして、ふと、気付きました。
セルフ・コンパッションを学ぶ前の私は、
こうした批判的な視線で、自分のことを眺め、
他人も、自分のことを批判的に評価している、と思っていたのかも、と。
私たち人間は、群れで生きる生き物です。
他者に自分のことを理解してもらいたいと思っています。
この時、私たちは、単に「自分」を理解してほしいではなく、
「自分が理解している自分」で、自分を理解してほしいと、無意識に思っています。
自己批判を繰り返している人は、批判的な自己概念を持っています。
非常に悲しいですが、、、、
ネガティブな自己概念を肯定する為に、
自分を批判的に見ている人に、近づきます。
気付けば、自分のことを嫌っている人と付き合いがちです。
そして、人間関係がうまく行かないと悩み、
自己批判が加速し、ネガティブな自己概念が強化されていきます。
負のループです。
自分はダメ人間だから、嫌われるのに値すると恐れ、嫌われるのを待っているのです。
私もそうでした。
大人になってから、
特に、セルフ・コンパッションを学んでから、
人間関係が大きく変わりました。
自己批判が、ストレスに対する生理反応だと理解し、
自己批判に主導権を握られなくなりました。
そうすると、不思議と、人間関係も変わっていきました。
自己批判に支配されない人間関係、
ポジティブになれるような、元気がもらえる関係が増えました。
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