セルフ・コンパッションは、単なる甘えなのでは?
良く持たれる疑念です。
研究もあるうえ、自分自身も体験してきたので、「甘え」ではないと断言できます。
実際、セルフ・コンパッションは、かなり勇気を必要とします。
なぜなら、コンパッションとは、苦しみと向き合い、苦しみを取り除きたいという願いと、行動だからです。
「甘え」であったのなら、そもそも苦しみと向き合いません。
困難に遭遇しないようにし、万が一遭遇しそうならば全力で回避し、
それでも遭遇してしまったら、責任転換することが、甘えであると思います。
それでも、セルフ・コンパッションを実践し始めているときは、
何が甘えなのか、何がセルフ・コンパッションなのか、疑問を持ちます。
自分自身に優しさを向けることが、自分をダメにするのではないかと、思いがちです。
実際、このお正月休みに、私は自分自身に優しくし、自分を「甘えさせて」あげていました。
実家でご飯を何回も食べさせてもらい、子供たちも遊びに行かせてもらい、
子供たちが寝た後も、睡眠時間を削って、思いっきり読書することを自分自身に許しました。
今は、主に仕事関連の本しか読みませんが、もともと読書は趣味でした。
「何年振りに読書に没頭できて幸せ~」なんて、最初は思っていたのですが、
本以外頭にないくらい没頭してしまい、家事も子育ても仕事もしたくない、と思い始めてしまいました。
「甘えさせてあげること」と、「甘やかす」ことは違うと、体験しているのですが、
それでも、自分を甘やかしているのではないか、
このまま廃人生活を続け、ママとして社会人として生きていけないのでは、という恐れが出始めていました。
でも、それでも読書を続けたい!何もかも手放してしまいたい!
と、心の中で叫び、夫に呟いていました。(汗)
そんな私を、夫は「休みだし、好きなことやったらいいじゃん。休みが終われば元に戻るよ」と、
初めは、神的な優しさで受け入れてくれていましたが、徐々に苦笑にかわっていきました。
そして、冬休みが終わり、、、
きちんと日常生活に戻りました(笑)
あの時は、「腐ってしまう~!」と、焦っていたけど、
実際、家事も子育ても完全には放棄していなかったし、(普段より周りの手を借りた)
睡眠時間を削ったのは一回だけだったし(後は、明日も子育てがあるからとちゃんと寝た)
なんなら1月1日から、瞑想もヨガも一人で行い、
2日には実践グループを稼働させていました。
セルフ・ネグレクトにつながる「甘やかし」と、
自分が必要としている事を与える「甘えさせること」は、まったく別物です。
セルフ・コンパッションは、後者です。
困難なこともある人生と向き合い、勇気をもって、本当に必要なことを自分自身に与えてあげること。
時には、周りの助けを借りて。
私は、冬休みに、日々の忙しさを癒すために、また休み明けから稼働できる力を得るために、
普段は時間が取れない、趣味に没頭する時間を自分自身にあげました。
それは、とても勇気のいることでした。
ちゃんとしなきゃ!
次男が保育園に入れていない今、使える時間は全部有益なことに使わないと!
趣味に没頭しちゃダメだよ!
そもそも、仕事自体も、趣味が仕事になっているし、これ以上趣味に時間を使っちゃダメだよ!
という、「ねば」「べき」思考、ある種自己批判の声によって、
自分自身の為に時間を使うこと、周りに助けを求めることに対して、
罪悪感を感じていました。
でも、人間であれば、誰しもニーズがあります。
自分自身を満たす必要があります。
それは、決して甘えでもなければ、自己中心的なことでもありません。
趣味に没頭したおかげで、リフレッシュでき、仕事に対する意欲も高まっていますし、
アドラー心理学を使って家族運営するコミットメントも高まっています。
読書に集中することが集中力を鍛えることにつながり、仕事も捗っています。
優しくすることでダメ人間になるのではという、セルフ・コンパッションに対する疑念を味わい、
そうではないな、と実感した冬休みでした。
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